学園ロボットものということで、「革命機ヴァルブレイブ」に続いてこちらを見ました。
ところで、この話ですが、設定的に「革命機ヴァルブレイブ」に似ているところがいくつかあります。
・主人公達が通う学園全体が軍事組織の一部。
・主人公達は、戦闘用としていじられた人間。
・複数のタイプのロボットに乗る仲間たち。
・宇宙人登場。
・ロボットに乗っていると廃人になる。
・ロボットに意志がある。
・ロボットに未知(というか秘密)の技術が使われている。
しかしながら、話の明暗はかなり違っていて、作品としてのイメージは大きく異なります。
そして主人公の結末も。
本作品は、まずストーリー自体はシリアスですが、キャラクターがコメディチック。
それ自体は別に問題ないのですが、なぜかギャグ部分が独特のリズムになっています。
妙に遠慮気味のギャグというのでしょうか。ギャグが面白くないのです。
よく見ていると、この作品はギャグだけでなく、会話等にも独特の「間」が存在します。
特に会話には、無音となる妙な間がかなり存在します。
これは多分、わざと何かを狙ってやっているのでしょう。
それが、実際にある会話の間を表現したリアリティなのか、独自の雰囲気のためなのか今ひとつわかりませんが、個人的には成功しているようには思えませんでした。
私は独特のテンポに乗れず、途中で挫折して見るのをやめそうになりました。
ただ、なんとなく面白くなりそうな要素はあったので見続けました。
結果、主人公が覚醒一段階目の話ぐらいになると面白く感じてきました。
心に何か残るとか、そう言ったのはないのですが、後半は純粋に「面白かった」という話になっていました。
ただ、その後のエピローグがないのが残念です。
戦いが終わって、ハイ終わり……では、ちょっと尻切れですよね。
その後、どうなったのか知りたいところです。
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