2010年5月27日木曜日

Realforce 91UDK-Gを購入~キーボードマニアじゃないよ

思えば、日本語を本格的にPCで打ち始めたのは、FM-77AV40EXでした。


その後、FM-TOWNSに移るわけですが、その頃にはすっかり富士通配置になれていました。


特にスペースキーの下に変換と無変換キーがある配置が、マイスタンダード。


その後、書き物環境は、PC-9801系のVzに移動。しかし、どうしても98のキーボードになじめず、伝説の名作キーボードである「アスキーボード」に走りました。


これがまた高いキーボードでしたが、使い勝手はすばらしい。


シフターではありませんでしたが、かな入力派にとってもアスキーボードは名機でした。


たぶん、このぐらいから、私のキーボードへのこだわりが始まったと言えるでしょう。



 


というわけで、富士通のキーボード、アスキーボードときて、MSのナチュラルキーボード、その他のキーボードもいろいろと使ってきましたが、途中からWirelessに走ります。


Wirelessもオリジナル規格のものから、Bluetoothのものなどいろいろ買いました。


割合長く使ったのは、EEEでしょうか。キーの配置もよく、キータッチも悪くはなく、パームレストも使いやすく、機能も豊富でバランスのいいキーボードでした。


同じぐらいこだわるマウスも、セットの物が非常に使いやすく愛用していました。


その後、FELICOの黒軸に出逢って気に入り、ついでに茶軸も買って会社と自宅でFELICOを使っていました。


ただ、FELICOのキーボードにも、どうしても気に入らないところがありました。


まず、変換と無変換キーの位置。スペースが長すぎて、変換キーと無変換キーの位置が親指のホームポジションから遠いのです。


また、無変換キーが小さい。


一般の方、特にローマ字入力の方は、変換と無変換キーをあまり使わない方が多いようですが、富士通のOASYS系キーボードから入った私は、両方のキーを頻繁に使用します。スペースキーと変換キーの動作も完全に分けています。


その為、この使い勝手が今ひとつなのです。


それから、バックスペースキーとInsertやDeleteキーの間が狭いことも気になります。


たまに、バックスペースキーやエンターキーを押したときに、InsertやDeleteキーに当たってしまうのです。


省スペースキーボードとして考えるとよいのですが、どうしても気になりました。


 


今回、執筆活動環境を再整備するにあたり、ついでなのでキーボードも変更することにしました。


今まで手を出さなかった、高級キーボードの代表格であるRealForceです。


RealForceに手を出さなかったのは、いろいろと理由があります。


一番の理由は、欲しかった時に購入条件として「Wireless」というのがあったためでした。


RealForceにはWirelessモデルがないんですよね......。


今でも本当はWirelessの方がスッキリしてよいのですが、今回はその条件を無視してRealForceにしてみました。


 


東プレ株式会社 - キーボード(Realforce)


 


改めて見ると、RealForceシリーズってけっこう種類が出ていますね。


好みとしては、テンキー付きがよかったのですが、いろいろ悩んだあげく91UBKシリーズというのにすることにしました。


理由は、キー入れ替えの特殊機能がついているためです。


テンキーは別売で買っても良いわけですしね。


 


ところで。


その91UBKシリーズって実は一番種類があるモデルです。


東プレが作っているのですが、3つの販売店でそれぞれ仕様違いのモデルが存在するのです。


 


●RTCKB91UBK(DHARMA TACTICAL KEYBOARD 【DRTCKB91UBK】 | DHARMA POINT)


サンワサプライの販売モデル。見た目だと、キー刻印がブラウン(オレンジ?)っぽいのが特徴。


完全にゲームを意識したモデルで、キータッチが30g均一と軽い設定。


CTRL/CapsLockとESC/半角全角キーの入れ替えがディップスイッチで可能。


物理的なWINキーのロック部品が付属。


 


●Realforce91UDK-G(ダイヤテック・製品情報)


ダイヤテックの販売モデル。見た目だと、キー刻印が黒になっているため、ぼんやりとしか見えない。シリーズ中、もっとも渋い。


ゲームを意識していてW/A/S/Dのキーを青いキーに入れ替えることができる。メーカーサイトで購入すると、限定で赤いESCキーがもらえるサービスもある(もうほぼ終わっています)。同じデザインのテンキーも売っていて、こちらも限定で赤いESCキーがもらえる。


重さはRealForceとしてては平均的な45gを採用。


CTRL/CapsLockとESC/半角全角キーの入れ替えがディップスイッチで可能。さらに、WINキーとアプリケーションキーもディップスイッチで無効にできる。


キーがすべて黄色の派手なモデルも存在する。


 


●Realforce91U ATOK(Just MyShop - ジャストシステム直営ECサイト -)


ジャストシステムの販売モデル。見た目だと、ESCキーとPrintScreen等の3つのキーが赤い。また、赤い「JUST System」の文字も目立つ。刻印は、サンワモデルと一緒。


他のモデルと違ってゲームではなく、ATOKに特化した特殊機能がある。PrintScreen/ScrollLock/Pouseキーが、単語登録/お気に入り文書/ATOKメニューに割り当てできる。


また、CTRL/CapsLockのみ入れ替えがディップスイッチで可能。


重さはRealForceとしてては平均的な45gを採用。


黒ボディだけではなく、白ボディも存在する。


 


私の希望としては、45gか50gだったので、選択肢としてサンワはなくなります。


ATOKを使っているのですが、ぶっちゃけ単語登録/お気に入り文書/ATOKメニューのキーができても、それほど頻繁に使うとは思えません。


それよりは、昔のようにESC/半角全角キーの入れ替えがあった方が有効かもしれません。


 


ということで、私はダイヤテックモデルを購入することにしました。


キーの配置は、なかなかよい感じです。


スペースキーが小さく、変換と無変換キーが押しやすくなっています。


ちょっと私にはキーが少し軽すぎるかもしれません。


一応、店頭でいろいろ打ち比べてみたのですが、55gのモデルを買っても良かったかも。


そのせいかキータッチは、重い黒軸のが好きです。


しかし、しばらく打ってみた感じだと、確かにこちらの方が疲れないかもしれません。


キーの入れ替えを行い、これで昔の感覚で打てる!......と思ったのですが、すでに新しい感覚が身についていて、逆に入れ替えたキーが打ちにくいハメに(笑)。


でも、入れ替えた方が効率が良いんですよね......。


でも、入れ替えると汎用性がなくなって会社で困るんですよね......。


でもでも......まあ、しばらく悩むことにしてみます。


 


どちらにしても、しばらくはこのキーボードが私の相棒となりそうです。


さて。テンキーはどうしたものかなぁ......。


2010年5月20日木曜日

「アクセル・ワールド」2巻~4巻レビュー

最近、記事を書かなかったために、レビューがたまり気味の概夢です。


とりあえず、少しずつ消化したいと思います。



 

まず、通してですが、安定しておもしろいと言えると思います。

なんというか飛び抜けておもしろいという感じはないのですが、ノリも文も安心して読める感じです。

3巻の最後で気になる展開が舞っているので、3巻と4巻は続けて読むべきでしょう。

 

ただ、なんだか少しだけ違和感が出てきました。

なんだか、物語を進めるために世界が用意されている......というのが、少し目に尽きやすくなってきた気がします。

それは用意されている世界に読んでいるこっちのイメージがついて行けなくなっているのかもしれません。

だから、私個人の感覚がもたらす違和感のような気もします。

でも、同じようなことを感じる人がいたら、もしかしたら読者側にこの話の世界がまだ伝わりきっていないのかもしれません。

別にレビューを書くつもりですが、同作者の作品である「ソードアート・オンライン」にはそれがないというのが対照的でした。

 

ともかく、1巻を楽しく読めた人は、4巻まで楽しく通して読むことができるでしょう。

真なる敵みたいなのも出てきましたし、これからの展開も楽しみです。

 


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