個人的にはわりとファンで、このメーカーのテントだけでも3種類ぐらい買っていました。
その中でもタケノコテントは、このブログでも何度か紹介した気にいっている商品の1つです。
私の小説でも登場している事からもそれはわかっていただけるでしょう。
しかし、そんなお気に入りのDOD製のテントの中で、とてもではないがお薦めできない商品がありました。
それが「ビッグダディ」です。
見ての通り大型のトンネル形2ルームテントでして、ファミリーやグループキャンプ向けのサイズです。
すでに販売終了のためトップからのリンクは消されているようですが、プレミアムテントというDODの中では高級な部類のテントでした。
私がこのテントを買ったのは、この広さに惚れたのと、「ワンタッチで立てられる」という特徴のためでした。
ワンタッチ型というのは、フレームがいわゆる折りたたみ傘の様になっていて、立ち上げるまでが簡単にできるというのが売りです。
今までワンタッチ型のタープやテント等はもっていて、確かに立ち上げるのは便利なのは知っていました。最初の骨組みは本当に簡単に立ち上げられます。
ただ、ワンタッチ型にも弱点はあります。
立ち上げるのは楽なのですが、しまう時に非常にまとめにくいのです。
またこのサイズになると、ワンタッチといいながらもかなり力が必要ですし、メインフレームを展開したあとにも2本のフレームを組み立てたり、実際にはペグダウンを何ヶ所もやらないと安定しません。
そのため、最初のイメージよりも手間がかかることはまず知っておいてください。
というわけで、その点さえ了承できればワンタッチテントは便利だよ……となるはずなのですが、ここからが本題です。
それでもこのような大型のワンタッチテントは買うべきではありません。