2010年3月31日水曜日

ホームサーバー本格入れ替え~その6

ホームサーバー本格入れ替え~その5 - Almost in Dreamlike

 

続きです。



 

まずは、うちのマシンでデータのコンバート時間がどのぐらいかかるのかを調べることにしました。

圧縮形式は、H.264/AVCでMP4コンテナにすることは確定していました。

夜凪エンコ魔王にも勧められていましたし、私もこれが一番今は汎用性があるような気がしていましたし。

主な再生機は、PS3とPSP。もちろん画面サイズが違うわけですが、いろいろと調べていると、PSPのファームの途中から、720×480のサイズにも対応したらしいことがわかりました。

とりあえず、アスペクト比を16:9にした720×480の動画を作ってみることにしました。

プロファイルは、mainです。BaselineだとPS3で再生できず、HighだとPSPで再生できないようなので仕方なし。

圧縮品質は、可変70。50だと汚すぎたし、90だと大きすぎたので。

また、テストとして1280×720の解像度から16:9の動画も作ってみることにしました。

 

ちなみに使用したソフトは、MediaCoder。

フリーウェアで日本では他に有名なソフトがいくつかありますが、隠れた名(迷)品であります。

ちょっと2ちゃんの紹介文を引用。

 

陰が薄いがフリーでは、おそらく最強のマルチエンコーダーMediacoderについて語るスレです。

 
■MediaCoder (MEncoderとFFMPEGのフロントエンド)
手軽に使える上、画質は綺麗な方で速度も速く、携帯電話からPSP、iPodまでなんでもOKだが、
設定ミスによるエラーやバグ発生時に原因を判断しにくいため初心者向きではない。
また、バグや未実装の機能があり不安定な部分もあるが、更新は頻繁なので改善は速い。
3passが使えるのも魅力で、ほぼ全てのコーデックに対応。ただしDivX出力がライセンス上不可。
※対応形式
MP3, Vorbis, AAC, AAC+/HE-AAC, AAC+v2/HE-AAC v2, MusePack, Speex, AMR, WMA, RealAudio, mp3PRO*
FLAC, WavPack, Monkey's Audio, OptimFrog, AAC Lossless, TTA, WAV/PCM, Waveform
H.264, XviD, DivX, MPEG 1/2/4, Theora, Flash Video, Dirac, 3ivx*, RealVideo*, Windows Media Video
AVI, MPEG/VOB, Matroska, MP4, PMP, RealMedia*, ASF, Quicktime*, OGM*
CD, DVD, VCD, SVCD, CUESheet*, HTTP*, FTP*, RTSP*, UDP*
* は入力のみサポート

 

■前スレ MediaCoder Part7
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/avi/1250247685/

 

■関連サイト
本家 ttp://www.mediacoderhq.com/
Nero AAC Codec (インストール時にチェックすれば自動でインストールされる、デフォルトではインストールされない)
ttp://www.nero.com/jpn/downloads-nerodigital-nero-aac-codec.php
Fraunhofer IIS MP3 Surround Encoder (本体に同梱されないため別途必要、)
ttp://www.iis.fraunhofer.de/EN/bf/amm/mp3sur/downld/index.jsp
日本語化工房-KUP(3840以降日本語対応になりましたが、更に日本語化したい人用)
ttp://www.nihongoka.com/jpatch_main/mediacoder
それさえもおそらくは平穏な日々(日本語未対応版の日本語化パッチ配布)
ttp://hibiheion.seesaa.net/article/12938910.html
MediaCoder@Wiki
ttp://www13.atwiki.jp/mediacoder/

 

長所としては、とにかく多種データを手軽に変換できるということ。

ただし、短所としてVersionによって不安定というのがあります。

最近は使っていませんでしたが、少し前にエンコブームの時にはお世話になりましたし、悩まされもしました(笑)。

今回も累に漏れず悩まされ、最新版だとなぜか私の環境で2-Passで作れないという現象が起きました。

最後の結合の部分でなぜか止まってしまうのです。エラーも出ず、終了のダイアログも出ずに、ずっと放置してもそのまま。

高性能できれいな画像を作ってくれるのですが、なかなか難しいソフトでもあります。

ただ、コマンドラインからたたけるという利点は、今回のプロジェクトで大きな意味を持ちます。

 

そんなMediaCoderを利用して、まずは数十秒の映像をH.264/AVCに変換してみました。

できた映像をPS3で再生。

 

…………。

 

…………。

 

……PS3のアップコン、性能よすぎるだろうwww

 

ぶっちゃけ、1280×720と720×480の映像差があまりわかりません(笑)。

これなら、720×480で十分ですね。

そして、そのサイズならPSPと互換性が出るから、わざわざPSP用を用意しなくてもよくなります。

すばらしい!!

 

というわけで、今度はそれをPS3で再生してみました……が、なぜか再生できません!

MediaCoderには、PSP用データを専門的に作るモードもあるのですが、それで作ってもダメ。

もちろん、解像度をいじってもなにをしても作れません。

 

……またはまったか、MediaCoderの罠に……。

 

とりあえず、ネットを検索して情報収集してみると、ちょっと違うけど関係ありそうな書き込みを発見しました。

 

236 :名無しさん@編集中:2010/01/19(火) 23:00:42 ID:EM796K9m

>>232
CUDAのプリセットって変えても全然コマンド変わってないから368x208までしか再生できないっぽい
プロファイルとかPSP用に合わせてSlice countをautoから1にしたら480x272が再生できるようになったから
もしかしたら720x480もこれでいけるかも

 
237 :名無しさん@編集中:2010/01/20(水) 08:29:39 ID:eWgroG4Z

Slice countを1にしたら720x480で再生できました。ありがとうございました。
ちなみに設定は>>232の画像のエフェクトをsource_filterに変更したものです。

 

なんか関係しそうな、Slice_countというオプションが……ってどこだ、それ?w

 

ってか、なんかこんなので悩むのがばからしくなってきたぞ……。

 

よく考えたら、PSPにこだわる必要ないんじゃないか?

外で見たいなら、安いPMP(Portable Media Player)でも手に入れれば良いんじゃないか?

今、安いのだと4,000円ぐらいからあるぞ。

だったら、この労力よりよっぽといいじゃ……。

 

うおおおぉぉぉ!! 物欲発動!!(笑)

 

次回、ちょっと番外編予定。


2010年3月30日火曜日

ホームサーバー本格入れ替え~その5

今回は、録画したデータのコンバートをする話です。

仕組み的には、以下のように最初は考えていました。

 

01) Server2(録画サーバー)内HDDに録画データが記録される。

02) その際、フラグファイルを作成させる(TvRockの終了プロセスを利用)。

03) Server1から定期的にフラグファイルを検索させる(ここからVBScriptを作って処理)。

04) フラグファイルを発見したら、録画データ名を取得する。

05) Server1にてTSsplitterを実行し、HD抜き&前後のCM抜きをし、それをServer1のHDDの作業用フォルダに書き出す。

06) HD抜きしたデータで一番サイズが大きい(番組本体)ファイル名を取得する。

07) 取得したファイル名の処理を指定オプションによって振り分ける。

07-1) HD抜きのみの場合(高画質保存)は、08に。

07-2) 解像度を落として保存する場合は、MediaCorderにファイル名とオプションを渡してキックする。※

07-3) PSP用データを作る場合は、さらにMediaCorderにファイル名とオプションを渡してキックする。※

08) 出力先リストを検索し、リストに名前がある場合は対応するフォルダに、リストにない場合は専用フォルダに、ファイル名の末尾から「_HD*」をとってファイルを移動する。

09) 作業用フォルダの中身をクリアする。

10) 素TSの処理をオプションに従って行う。

10-1) 削除。

10-2) 定義した処理済みフォルダに移動。

11) HD抜きTSの処理をオプションに従って行う。

11-1) 削除。

11-2) 定義した処理済みフォルダに移動。

12) フラグファイルを削除する。

13) コピー用バッチファイルを生成する。

14) 次のファイルの処理に入る(01にもどる)。

 

※MediaCorderの動きがうさんくさいらしいので、日本語ファイル名を一度英語ファイル名に変えてMediaCorderに私、出力されたものを元に戻すことをやっておく方が安全かもしれない。今のところ問題ないですが……。



 

もちろん、CM抜きまで自動化はできないので、そこまでやりたい場合はTSのまま保存しておいて手作業になると思いますが、適当に保存しておきたいだけならこの仕組みでいけるのではないかと思います。

しばらく放置していても、勝手に整理もしてくれます。

また、コンバートすると処理時間が長くなるので処理開始と終了時にTwitterにつぶやかせるのも良いかもしれません。

 

ちなみに、13のバッチファイルは、変換したデータごとに生成されます。

該当のバッチを叩けば、変換したデータをPSPにコピーしてくれるものです。

コピー後には、コピー元ファイルを消すか、バッチファイル自身を消すか、というのを選べるようにしておきます。

見た(転送した)データのバッチファイルを消していけば、そのファイル一覧自体が確認用のリストになるわけです。

 

ただ、ここで問題があります。

まず、TSデータのまま保存した物はPSPに変換できないので、13のバッチファイルに現れないということ。

そう考えると、別にリストを生成する必要性がありますが、なんかそれも無駄に感じます。

もちろん、Twitterを参考にすればいいと言う話ですが、一覧性には欠けます。

さらに、MediaCorderでPSPデータと保存用データの両方を生成するというのは、どこか無駄が多いような気がします。

作業時間もかなりの物になってしまうでしょう。

下手すると、Server1は働きづめになってしまいそうです。

 

そこでいろいろと悩んだ結果、ある結論にたどり着きました。

それは……長くなったので次回に(笑)。


2010年3月27日土曜日

ホームサーバー本格入れ替え~その4

現状までに起こった問題などを少し書いてみます。


 


●2台目のUSBチューナーが認識されない


MonsterTV HDUSFとLDT-FS100Uの2台を使っていますが、LDT-FS100UはHDUSFのOEMなのでほぼ中身は同じです。


ただ、ドライバー的には別でインストールしているのですが、なぜか後から入れたLDT-FS100Uが、シャットダウン→起動で認識されません。


デバイスマネージャに現れず、「新しいハードウェアの検索」をしても現れません。


ただし、起動後にUSBから抜き差しすると普通に認識します。


また、認識後に再起動ならば、問題なく認識されたままになります。


ググってみると、以下のような書き込みがありました。




 



・HDU/HDUS/HDUSFを複数台で運用する場合に、2台目以降を見失う
(デバイスマネージャーでもリストされない)場合の対策に確定的なものはありません
見失ったHDU/HDUS/HDUSFのUSBケーブルを再度挿せば認識します
・HDU2/HDP2をWチューナーとして利用する場合、BonDriver_HDP2を使用してください
・HDPシリーズはPCI版ですが、実態は内部USB接続のHDU相当品で、BonDriverで使えます
・ロジテック LDT-FS100Uは、HDUSFのチューナー違いだそうで、BonDriver_nnbで使えます


 


おお、まさしくこの現象です。


ドライバーをいろいろ入れ直したり、USBのつなぎを変えてみたりしましたが、やはりLDT-FS100Uが消えてしまいます。


ソフトの問題なのか、ハードの問題なのか。


後やれることと言えば、片方のドライバをWinUSBに変えてみることぐらいでしょうかね。


まあ、幸いにもサーバーなのでほとんど起動しっぱなしですし、再起動なら認識していますので、最悪このまま使用する感じでしょうか。念のため、見失われる可能性のあるチューナーの優先度を下げておいて......。


 


●リモートデスクトップでつなぐとPT2の映像が映らない


USBチューナーは、リモートデスクトップでつないでも映像を見ることができるのですが、PT2は見ることができません。


これもググったところ、セキュリティの問題でリモートデスクトップで接続すると、スマートカードリーダーへの接続が切られてしまうようですね。


USBチューナーはカードを内蔵しているので問題ないということのようです。


UltraVNCで接続するようにしましたが、ちょっと操作感が落ちてしまって困っています。


 


●録画に失敗した


なぜか録画に失敗したことがあり、調べたところ途中で設定を変更したためでした。


例えば、サーバー名を変更したり、チューナーの順番などを入れ替えたりしたのですが、既に予約されていたリストにはそれが反映されなかったわけです。


これは単なる私のミスですが、いくつか撮り逃してがっかりでした。


 


●携帯電話からの利用


携帯電話からTvRockが利用できないか実験したところ、基本的にOKなのですが特定の条件で失敗することがわかりました。


確認したのは、auのPCサイトビューア(Ezwebはダメ)、i-mode、iPhoneなど。


特にauとDoCoMoでTvRockを表示するには、いくつか条件があるようです。


 


1)認証は、BASIC認証を利用する。


 


2)横長表示にしない。


 


BASIC認証にしないと、そもそも認証エラーで中に入れません。


しかし、中に入っても、あまりに横長(表形式で地上波+CS/BSなどで多チャンネル表示)だとブラウザがエラーを起こすようです。


せいぜい地上波だけにするか、またはリスト形式にするとよいでしょう。


ただ、PCで利用すると横長で見てしまうことが多く、しかもTvRockはその状態を記憶してしまいます。


その後、携帯電話でアクセスするとエラーになってしまうので、例えば以下のようにクエリーを使って表示形式を決めうち指定したリンクを登録しておくと、この問題を回避できます(localhostのところは、もちろんサーバーアドレス)。


 



例:http://localhost:8969/nobody/now?t=0&j=-1&v=0&b=4&h=3
リスト形式/内容・詳細表示なし/地上波+BS+CS/現在から3時間の範囲内。


i-modeはこれがよいかも。 
h=の値で変更可能。hの指定なしで6時間。




例:http://localhost:8969/nobody/now?t=0&j=-1&v=0&b=4&x=1&w=0&y=1
リスト形式/内容あり/詳細表示なし/地上波のみ。
x=0にすれば、通常の番組表と同じ番組表形式。




例:http://localhost:8969/nobody/list


番外編。予約リストをさっと確認したいとき。


 


ちなみにPCやPS3で最初から固定でほぼ全表示をやりたいときは、下記をお気に入りに登録しておくとよいかも。


 



例:http://localhost:8969/nobody/now?t=0&j=-1&k=-1&v=0&y=2&w=2&b=4
表形式/内容・詳細表示自動/地上波+BS+CS。


 


一応、ざっと調べたTvRockのクエリーもメモとして残しておきます。


 



b:BS/CS番組表表示。0=地上波/1=BS/2=CS/3=ラジオ/4=地上波+BS+CS
h:時間範囲指定。単位は時間。無指定でh=6。
j:ジャンルコード。-1=全ジャンル
t:時刻指定。0~3=04/10/16/22時
v:縮小表示。0=OFF/1=ON
w:詳細表示指定。0=OFF/1=ON/2=Auto
x:表形式指定。0=OFF/1=ON
y:内容表示指定。0=OFF/1=ON/2=Auto
os:ワンセグ指定。0=OFF/1=ON


 


解決していない問題もありますが、少しずつ本格稼働させています。


ただ、どんどん録画すると見るのが間に合わなくなりますね(笑)。


次は、容量削減とたまった動画を見やすくするためにPSP用に自動コンバートする話です。


2010年3月24日水曜日

ホームサーバー本格入れ替え~その3

ホームサーバー本格入れ替え~その1 - Almost in Dreamlike

ホームサーバー本格入れ替え~その2 - Almost in Dreamlike

 

その1にその2を上書きしてしまい、その1を消してしまったshock!!

その1に書いてあったのは、「今の1台のホームサーバーじゃパワー不足だから2台にわけてどうにかしようと思っていたら、マニア神のn/a様が激安サーバーを紹介してくれたので買ってしまいました」という話です。

要約すると、本当にたいしたことは書いてありませんね……。

 

気を取り直して。

その2で地デジ×4+BS/CS×2の録画サーバーを構築したわけですが、次は再生サーバーの構築です。

再生サーバーと言っても、役割は1つじゃありません。



 

・TVersity(トランスコード有りのDLNAサーバー)

・FTPサーバー

・TSsplitter+MediaCoder

・リモートデスクトップ

・Media NAS(動画・音楽・写真専用)

・LiveSync

 

標準のCPUは、LE-1640B (2.7GHz/512kB/65nm/45W)というモデル。

消費電力が低めなのは魅力なのですが、これだけのことをやらせますので、やはりマルチコアのチップが欲しいところです。

また、トランスコードにはかなりのCPUパワーが必要です。

そこでwikiで動作確認が取れていたPhenomⅡx4 945(3.0GHz/L2-2MB/L3-6MB/95W)に載せ替えることにしました。CPUクーラーは、パッケージのが使えないので、そのまま本体標準のものを利用します。

これにnonECC 2GB×2を積み、CPUが対応しているのでデュアルチャンネルにしました。

CPUだけでも12,000円強なので、CPU+RAMで本体の価格(9,800円)の2倍ぐらいになってしまうわけですが、性能的にも2倍以上になります。

実際、WindowsXPをインストールして操作してみてると、かなり操作感が変わりました。

これで余っているグラボでもいれれば、十分メインとして使用できてしまうでしょう。

まあ、私はサーバーとして使うため表示はどうでもいいので、こちらのサーバーにもグラボはするっとスルーです。

 

あ。ちなみにサウンドボードもありませんので、音が欲しい人はそれも必要です。

つまりなんだかんだと買うと、決して安くは収まらないわけです。

メインマシン、サブマシンとして買うなら、ショップブランドの安いマシンを買った方がよいでしょう。

 

じゃあ、ML115 G5の魅力は、なにかというと、それはやはりサーバーとして使うことです。

音もいらない。グラフィック性能もいらない。

ただ安定して動けばいいという人にはお勧めです。

特にNASにするのには最高でしょう。

何しろ、この価格でハードウェアRAID機能が手に入ります。

NASならば、CPUもそのままで十分です。

下手なNASキットを買うよりも安く速く拡張性もあるわけです。

置く場所があれば、絶対にお得です。

 

かく言う私も、ぜひNASとしても使いたいというわけで、HDDをどーんと2TB×3を追加してRAID5にしてみました。

今まで、N4100+というNASを使っていたのですが、LANが100BASEでCPUも弱いため、動画転送中に他のアクセスが入るとすぐにCPU使用率が100%になってしまい、動画がやたらにとぎれることがありました。

また、N4100+には500GB×4のRAID5で積んですべてのデータを入れているため、動画をガンガン撮り始めるとあっというまに容量が減っていきます。

そこで、ML115 G5で容量確保と速度アップをはかろうというわけです。

DLNAサーバー兼用ですから、再生時のトランスコードや速度の安定度もぐーんとあがるでしょう。

まさに理想的!

 

と、いい気になってRAID5を設定してみたわけですが、なんとRAIDドライブが出てきません。

 

……あれ?

 

……あれれれ?

 

などと一人でしばらく悩んでいて、はっと気がつきました。

 

Windows XP

32bit

2TB×3のRAID5=3.75TBぐらい

 

ここまでキーワードを言えば、ほとんどの人は気がつきますよね……。

 

2TBの壁の存在に!

 

すっかり失念していましたよ。

MBRじゃだめじゃん!

まあ、パーティションを分けるとかいろいろ逃げ道はあるけど。

ともかく、基本ダメ。

64bitのOSが必要です。

 

幸いにも安売りの時に買ったWindows 7のUpgrade版を封も開けずに持っていた私。

とうとうこれを使うときが来たかと、64bit版を1からインストール。

すると何事もなかったように、RAIDドライブを認識しました。

ちなみにグラフィックドライバは標準のVGAカードでインストールされましたが、それで特に問題はなさそうです。

ただ、気に入らなかったので、G200e対応の2008Server 64bit版ドライバを捜してインストールしてみました。

1280×1024(24bit)で今のところ問題なく動いています。

 

その後に、FTPとTVersityをインストール。

実はまだ、TVersitryのきちんとした動作確認は行っていません。

それから、録画サーバーのデータをピックアップしてきて、TSsplitter+MediaCoderにかけるスクリプトも組まないといけません。

現在は、N4100+から再生サーバーに大量のファイルを移動中です。

また、LiveSyncとかの設定も行っていません。

完成には、もう少し時間がかかりそうです。

 

次は、落ち着いたら最後のまとめでも書きたいと思います。


2010年3月23日火曜日

ホームサーバー本格入れ替え~その2

前回の話:ホームサーバー本格入れ替え~その1 - Almost in Dreamlike


 


全部で10万円弱しちゃったけど、2TB×3とか500GB×2とかの容量を考え、サーバーが2台も手に入ったなら安いよね?......などと自分を偽りながらも、サーバー構築を行いました。


 


届いた箱は、さすがにでかい。2つ重ねると腰の高さに近くなります。


ただ、本体のML115 G5はMini-Towerで、どちらかといえば小さい方です。


少なくとも、うちのデスクトップの中では一番タッパが低いのに驚きました。


細かい仕様は、サイトを見ていただくとしてポイントをいくつか。


 


付属のキーボードとマウスは、PS/2コネクタ。しかも、マウスはボール式。ただ、ビニールシートを敷いたテーブルの上でも使えるので逆に私は助かりました(笑)。


さらに余っていた2系統のPC切換器が使えるので、そのままレガシー端子を採用しました(笑)。


やっぱりサーバーには、レガシーがよく似合う!


 


個人的に困ったことは、モニター出力がD-Sub15ピンしかないこと。サーバー用に使っていたモニターが、DVIだったので変換しないといけなかったけど、アダプタがないので別のモニターを用意しました。


それから、IDEがないこと。G1には1つあったけどG5からなくなっていました。古いPCのDVD-RWドライブをつけようとしたら、IDEがなくて残念......ということに。


あと、PCIスロットも1つしかないんですよね。PT2を複数枚......というのができません。


まあ、大したもんだじゃなかったんですけどね、そんなことは。


実際、それよりももっと大変なことがあるわけですし......。



 


とりあえず開けてみて起動してみます。


BIOSなどのチェックです。


ところが......


 


めちゃくちゃうるさい!!www


 


起動時の音は、wikiにもありましたが確かに爆音。


静かな掃除機並みのうるささです。


ファンコンが働いた後は、普通のデスクトップと変わらない音になりますが、最近はやりの静音性能が高いPCと比べると静かな方とは言えません。


そもそもサーバーなので滅多に再起動などやりませんから、爆音はまだしも普段の音はもう少し静かだとありがたいかもしれません。ファンとか交換してみると良いのかもしれませんが、これ以上お金をかけると意味がなくなってしまいそうですしね......。


 


2台とも問題なく動きそうなのを確認し、RAMを片方に2枚載せて2GBにしてXP Proをインストール。


wikiには「NVIDIA ストレージ ドライバ」をインストールしない方がよいと合ったけど、試してみたらベンチはあまり変わらない結果になりました。RAIDの時に便利そうなので私はインストールしてみました。


一通りデバイスマネージャの!をつぶして動かしてみての感想は......


 


ものすごくもっさり!!www


 


とにかく1280×1024(24bit)で表示させていたのですが、描画が遅いです。VGAなら我慢もできるでしょうけども、これでは今時のネットブックよりもはるかに使い勝手が悪いでしょう。


ちょっと前のビデオカードでも良いから、メインで使う人は入れるとよいでしょう。


それだけでもかなり変わると思います。


私は表示速度より電力なので、そこはするっとスルーしましたけど。


 


次にHDDを2つ追加。


これも問題なく終了。ケーブルが邪魔でしたが、筐体自体は扱いやすく組みもさすがにしっかりしていますね。


RAID0も簡単にすることができました。


 


そこに今度はPT2をつっこみます。


TvTestで再生テストしてみると......やはり重い。


再生表示するとCPUは100%占有。閉じるのもままならないぐらい重い感じです。


しかし、RecTestなら問題なし。


これで再生する訳じゃありませんからね。


唯一、CPUを使うのは、TvRockの番組表とか番組検索。


それでもそんなことをやるのは十分な感じでした。


 


その後に、USBチューナーも2つ追加して、いろいろとセッティングして録画サーバーが完成。


試しに3番組同時録画をしてみましたが、問題はなさそうです。


本当はもう少しテストしてみた方が良いのかもしれませんし、細かい設定が残っていますがとりあえずはここまで。


 


次は、再生サーバーの構築の話です。


ホームサーバー本格入れ替え~その1

一生懸命書いたんですけど、その2を上書きして消えてしまいました。

 

 

_| ̄|○ il||li

 

 

 



 

 

いろいろあって、これを2台購入しました。

 

 

……以上。

 

 

 

(つд⊂)エーン


2010年3月22日月曜日

高すぎた水道代の謎?

あなたの水道代、おいくらですか? - Almost in Dreamlike

 

異常に高かった我が家の水道代。

どう考えてもそんなに使っていないと思うのに、原因がわからずに毎月数万円払っていたわけです。

しかし、そんな我が家は去年末に引っ越しました。

新しい家に引っ越してもうすぐ半年になろうとしています。

生活はもちろん多少なりとも変わりました。

風呂の残り水を洗濯に使うことが増えました。

食器洗浄機が導入され、洗い物に使う水道料も減りました。

母親が弟の家で寝泊まりして、昼間のみ我が家で生活するようになりました。

だから、日常生活で多少は水の使用量が減ったことは確かです。

でも、車の掃除をしたり、玄関洗いで水を流しっぱなしにしたり、そして前よりももっと風呂中にシャワーをジャージャーと使ったりしていました。

 

さて。

それでは、請求額がいくら変わったのでしょうか?

実は驚きの数字になったのです……。



 

水道料金

 

なんと最大で6分の1の請求料金になったのです!

 

もちろん、10~11月分も、12月~1月分も5~6,00円代です。

いくらなんでもかわり過ぎじゃないですか?

わけがわかりません。

水をがんがん使って玄関掃除と車掃除を2回ずつやっても、6,000円代なのです。

どうやっても、前の家の料金になりません。

 

こうなると、ずっと損をしていたとしか考えられませんよね……。

今となっては調べようがない話なのですが、すごく悔しい気がします。


2010年3月20日土曜日

「アクセル・ワールド」レビュー


仕事に数ヶ月の執行猶予が就いた概夢です。


いやはや、私の人生、いつもこんな感じ......。


 


それはともかく、今回は友人に紹介されたものではなく、店頭で流し見をしておもしろそうなものを買ってみました。


と言っても、「電撃大賞」受賞作品なので、出来映えは保証されていると言えるのかもしれません。


 


まず、いつも通り総評。


そつなくおもしろい。


文章が読みやすく、とくに引っかかるところもなくするすると読まされてしまいます。


展開もよく、飽きさせません。


このあたりは、さすが大賞作品だと感じられます。


とにかく文章は、最近読んだ中では一番です。


逆にそのため、個人的定義のラノベからベクトルがわずかにずれている気もします。


「台詞に頼らない書き方」は、これはこれで私は好きなんですけどね。


最近のラノベのさらなる軽量化の流れから見てしまうと、重量を感じるでしょう。



 

ストーリーの大筋は、黄金パターンを周到。

かわいい幼なじみがいるダメな主人公が、運命の女神と出会って人生を変えていく話です。

ただ、「加速」という考え方は新しいのですが、それ以外はこれといった目新しさはありません。

尖っていないからこそ安定しているのですが、尖っていない作品は「はまる!」という風にはなりにくい傾向にあると思います。

おもしろくて続きを読ませる力がある作品なのですが、「これが一番好き」にはなりにくい作品に感じます。

 

なお、唯一気になるのは、ヒロインの主人公に対する恋愛感情。

ほぼ一目惚れに近いのではないかと思うのですが、どうにもちょっと付いていけない。

表現的にはそれらしい態度(伏線)を見せて、そして告白でスムーズなのですが、そもそも伏線で納得できない感じがあります。

もう少しヒロインの感情の初期の揺れが表現されていても良かった気がします。

 

それからストーリーではなくイラストですが、もう少し鋭角的なラインのイラストの方が良かったのではないかと思います。

主人公はまだしも、ヒロインのイメージに合いません。作者が最後に書いていたイラストの方があっている気がしますね。

 

細かいことは別にしても、読みやすく万人に薦められる秀作だと思います。

SFチックな設定なのに、どこかノスタルジックな展開が楽しめることでしょう。

時間のある方は、読んでみると良いと思います。


2010年3月16日火曜日

FTPサーバー選び再び? そして結局……

FileZilla Serverがなんかおかしい。

サーバーにファイルをsendしたときに、途中で動きがぴたっと止まってしまう。

保存先がローカルHDDだと問題がないのですが、NASを保存先にするとこの現象が起きます。

IIS等のFTPで同じことをやると問題はないのですが、なんかのプロセスがぶつかっているような気がします。

なんか調べるのが面倒になってきたので、他のFTPdを探してみようかと思い立ちました。



 

1)NekosogiFTPd

FileZillaの前に使っていたのですが、簡単にセットアップができます。

ただ、サイトが消えているので、開発はもうやめてしまったのでしょうか?

(ダウンロードはVectorで行えます)

久々にいじってみましたが、私がやりたい仮想フォルダの指定ができなくなっていました。

残念。

 

2)MoreFTPd

高性能で速度もNekosogiFTPdと同じような感じです。

権限設定がとにかくこっていて、グループ化など管理がしやすくなっています。

ただ、それゆえに仮想フォルダの設定とか面倒で……。

どうもしっくり来ません。

 

というわけで、他のをいじってみたのですが、結果的に「やっぱり自分の用途にはFileZilla Serverがぴったり」という結論に(笑)。

そこでもう一度、FileZillaをインストールして試すことに。

 

よくよく調べるとプロセス自体は止まっておらず、どうもLANカードが返事をしなくなっている様子。

IISでも他のFTPdでもそんなことはなかったんですが、FileZillaからの信号には返事をしなくなる。

そこで、ドライバーを交換視してみました。

Marvellのへぼいオンボードアダプタなのですが、これをMarvellの最新ドライバーではなく更新でMicrosoftの署名入りドライバーに変更。

 

……直りました(笑)。

 

ドライバーは怪しんで変更したのですが、Microsoft署名にしたら直るとは。

というわけで、結局はFileZilla Serverを使い続けることに致しました。

めでたし、めでたし?(笑)


2010年3月13日土曜日

なんてえろい飲み物(18禁)

熟した女性をイメージさせる味の飲み物を発見しました。

大人の男のみ閲覧することをお薦めします。

まちがっても「タデ」を「メテ」と読み違えないように。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

kanjiru


2010年3月12日金曜日

「鋼殻のレギオス」レビュー


最近、頑張ってラノベを読んでいます。


と言っても、読めるレベルのものだけです。


読めるレベルというのは、上手い下手というより、私が堪えられる堪えられないの話でして、なんというかあまりにも今時のライトというりゼロに近い軽さのようなものは読んでいません(ゼロノベルとか、微ノベとでも言うかw)。


 


ただ、ラノベから離れていましたので、ザ・ラノベファイターである夜凪氏にいろいろと勧められたまま読んでおります。


今回、読んだのが「鋼殻のレギオス」というSFというよりファンタジー系の小説でした。


 


まず、大雑把な感想を言えば、「普通におもしろい」です。


飛び抜けておもしろいわけではありませんが、読ませるだけのおもしろさはあります。


前回、読んだ「とある魔術の禁書目録」よりは、素直におもしろい作品だと思います。



 


ちなみに、「とある魔術の禁書目録」の2巻も読みましたが、やはり最初は読みにくい作品でした。


なんとか途中からのりがよくなってきた感じです。


とにかく主人公の心情描写がうざいんですよね、あれ......。


 


それに対して、この作品は程よい文章加減です。


変にこった文章もないし、かといってゼロノベルのような描写がほとんどない作品でもありません。


まさしく、ラノベという感じの適度な濃さと読みやすさをしています。


設定関係でちょっと「ん?」と思うことはいくつかありました。


例えば、主人公がどうやって遠く離れた学園都市の試験を受けたのか......とか。


でも、まあ、なんか流してもいいかなという気にはさせてくれます。


 


それよりも気になるのは、アクションシーンの迫力があまりないこと。


どうもアクションシーンも淡々と進んでしまっている感じで、寂しい感じです。


特にクライマックスの主人公のせっかくの活躍シーンが、どうにも物足りなさを感じます。


夜凪君もこういうシーンが好きなんだろうなと思いますが、私もこういうシーンは大好きです。


しかし、不完全燃焼。


これはちょっと寂しいですね......。


とりあえず、2巻も読んでみようかと思います。


2010年3月10日水曜日

DSC-TX7を買いました

ソニーポイントが数万円あり、さらに一部のクーポンの期限が切れそうだったので、いろいろ悩んだ結果、デジカメを買いました。

購入したのは、DSC-TX7です。

カラーはシルバー。

高速撮影ができて、AVCHD動画が撮れて、パノラマ撮影ができてる!

Eye-Fiが利用できて、そしてロボが使える!!

さらにフォトフレームのかわりや、メディアプレーヤーとしても使える!!

 

……って思っていたのですが、TX7をメディアプレーヤーにするのは無理でした。

 

だって、よく考えたら、ヘッドフォンをつけられないのですもの……。

 

非常に残念です……とほほ。

 

しかし、手軽なカメラとしては、かなりいい感じ!!



 

液晶は大きくきれいで、タッチパネルの操作もいい感じです。

今まで使っていたデジカメは、カシオのEX-Z40だったので、これに比べると画質もかなりいいですね。

まあ、画素数も違いますが、それよりもいろいろと細かい機能で差が出ている気がします。

あと高速撮影があるのもありがたいですね。ただ、秒間10コマだと、ちょっと弱い気もしますが……。

 

それから、困ったのは、買ってみたらACアダプタが別売だったこと。

バッテリー充電器は付いているのですが、これは買ってきた方が便利そうです。

むしろ、バッテリー充電器が別売の方がいいと思うのですが……。

それから、液晶の保護フィルタとケースが欲しいですね。

ちょっと秋葉原で買ってこようかなと思います。

 

まだいじりはじめたばかりですのでよくわかりませんので、詳しい話はまた後日。

というか、栞さんがメインで使うかなと思って買ったので。

ロボもまだ届いていませんしね。


2010年3月8日月曜日

PT2のテスト

念願のPT2を手に入れたので、さっそくテストをしてみました。


現在のホームサーバーPCでは、どう考えてもパワーが足らないので、仕方なく自分のメインPCにテストとして突っこみました。


結果、無事に映ったのですが、一つだけ問題がありました。


Smart Card ReaderのSCR001なのですが、なぜか起動時にTvTestから認識してくれません。


デバイスマネージャー上では認識しているのですが、再生時にスマートカードがないと言われてしまうのです。


SCRR001を再認識させてやればうまく動くのですが、起動の度にその作業が必要となってしまいます。


調べてみると、Window7の場合で、スリープからの復帰時に似たような症状が報告されていました。



 


ぬるま湯な日々 : パソコン・インターネット


 


仕方ないので、下のソフトを使ってバッチを作り、スタートアップにいれました。


スマートじゃありませんが、仕方ありません。


 


デバイス マネージャとして機能する DevCon コマンド ライン ユーティリティ



devcon.exe remove "USB\VID_058F&PID_9520"
devcon.exe rescan


 


すでに作ってあったチューナー×2のサーバー環境に、このPT2を追加したいところですが、さすがにHDDの書き込みが間に合いそうにありません。


HDDを追加で購入して、チューナーごとに書き込むHDDを変更するか、RAID0にするしかないでしょう。


やはり、自分のメインPCをサーバーにした方が良さそうです。


 


なお、今のところ録画・再生環境で出ている問題・要望をまとめます。


 


●TVersity


・TVersityバージョンアップ後、PS3でTSを再生できなくなった。→原因不明だが、突然治った。


・PS3でTSファイルを再生中にたまに連続して瞬間的に止まることがある。


・PCでもPS3でも、TVersityのFLASH(flasshlib)経由での再生では、音声が出ず再生も重すぎて見るに堪えない。


・FLASH側のトランスコードの指定でエラーになる。


・PCだと、TVersityのHTML経由での再生では、ストリーミングにならない。PS3でHTML経由だと、非常にスムーズにストリーミングできる。


・FLVのトランスコードに失敗することがある。


 


●TvRock/TvTest/RecTest


・下手にサブタイトルが長いと、フォーマットが違うNASに移すときにエラーになる。→TSsplitterでHDだけ抜き出しついでに、-FLENオプションで文字数を制限してNASに出力させる。


・メールによる予約がない。→auからならば、PCブラウザで番組表にアクセスして予約ができたのでそれで問題なし。もっとかるくしたかったり、i-mode用などだと、iTvRock等を利用すると良いかも。


 


●その他


・PSP用データへの自動変換。


・MPEG-2-TS-HDデータから、AVCHDあたりの形式に自動変換。


・3チューナー以上の同時動作時用にHDDの強化。


・トランスコードのためのCPU強化。


・録画サーバーと、再生(トランスコード、自動変換、FTP)サーバーの分離の検討。


・PCからのストリーミング再生。→VLCでリンクを張って開けばストリーミング再生が可能。リンクの上で「ショートカットのコピー」→VLC上で[CTRL]+[V]で[OK]で開ける。ただし、MPEG-2 TSの再生時に横縞のノイズがでる。


2010年3月1日月曜日

自宅サーバーでなんちゃってTorne?

最近、勉強のためにアニメも見だしたのですが、夜中に放送するアニメが多くって困りますね。

あれを見てから寝ると睡眠時間が危険なので、やはり録画環境が欲しくなりました。

ちょうどTorneを買おうと思っていたのですが、なんかAmazonでもソニースタイルでも競争に負けた私は、どこにも予約できずに困っていました。



 

まあ、近所のジョーシンで普通に予約できたんですが(笑)。

 

それはともかく、前におもしろ半分で買っていた地上デジタル波のチューナーユニットもあったので、自宅サーバーPCでやってみることにしました。

 

まずは自宅ホームサーバーの復帰。

個人デスクトップはまだ席もなくて設置していないのですが、ホームサーバーを置く場所はD.I.Y.で棚を作って用意してありました。

そこに本体は置いてあったんですが、本体入れ替えを考えていたため放置されていたんですね。

本体入れ替えはそのうちやろうと言うことで、まずはサーバーを接続。

そこでちょっとした設定変更と、アプリ等のバージョンアップを行って無事に起動し、以下のサービスが動きだしました。

 

・FTP

TVersity

・LiveSync

・UltraVNC

 

とりあえず、これで元通り。

次に、チューナーユニットを接続。

購入してあったのは、MonsterTV HDUSFLDT-FS100U

なぜ上の2台なのかは、またわかる人はわかるでしょう……ということで(笑)。

もちろん、メーカーのドライバーは使わず、LDT-FS100Uのinfファイルはなかったので手作業でPID等を変更。

無事にインストールできました。

これに関してはここで詳細を説明しませんが、一応、参考のURLを。

 

MonsterTV HDUSF まとめ wiki – トップページ

初心者によるMonsterTV HDUSとLDT-FS100Uのまとめ - 準備(LDT-FS100U)

 

 

次にアプリですが、これはもう定番です。

 

TvRock

・TVtest

・RecTest

 

まあ、これらの神ソフトの作者様方に感謝しつついろいろとセットアップしました。

これも詳細は説明しませんが、上の参考リンクでも読んでください。

今さら、私が説明するようなことはなにもないでしょう。

結果だけ書きます。

 

・自宅のどのパソコンからでも録画予約が可能

TvRockは非常に高性能なソフトです。こんな高性能でいいのですかと申し訳なくなるぐらいです。

複数チューナー対応と言うだけでなく、複数録画サーバーがあれば連携録画もできますし、キーワードによる自動検索予約も可能です。今流行のTwitterにまで対応。そしてなんと行ってもWebサーバーとして動いて、Webページで録画予約が可能なこと。そのため、いろいろなデバイスから予約ができてしまいます。

 

・インターネット接続PCがあれば屋外からも録画・視聴が可能

Webサービスが動くので、自宅サーバーにインターネット経由で接続して録画予約ができます。

さらに録画したデータは、これまたインターネット経由でVersityを使ってストリーミングで見ることができちゃいます。回線速度に問題があるなら、FTPでダウンロードしてから見ることも可能です。

 

・PS3からも録画・視聴が可能

インターネット接続したPS3のブラウザで録画が可能です。さらにDLNAを使えばもちろんTVersityで視聴もできます。まだPSP用に自動変換までやっていませんが、ちょっとしたTorne気分です。気軽さでは敵いませんが、性能ではこちらの方が上でしょう。

さらに、これはインターネット経由でももちろん可能です。例えば、隣の家に住んでいるうちの母親がPS3のコントローラーだけで自宅にいながら、私の家のPCで録画して、それを見ることができるわけです。

またこれは、PSPでも可能になるということです。ちなみにTVersityは、その他にもiPhoneなどのモバイル機器にも対応しています。

 

このようにかなり自由度が高いシステムとなりました。

後はできたら、以下のことがやりたいところです。

 

・メールによる録画予約

Friio遠隔予約

ケータイからも何とかしたいところ……。

上のリンクのものはちゃんと調べてないのでどこまでできるのかな。また他にもあるのか調べてみたいですね。

まあ、TvRockの録画画面にPCサイトビューアではアクセスできたのでどうにかはなるんですけどね……。

 

・PSP用データ、保存用AVCHDに自動変換

MediaCoder @Wiki - TVRockとの連携

まっきーのぺーじ

携帯動画変換君の裏方

MediaCorderを前も使っていたので、やはりこれを使ってみようかなと。

方法としては、TvRockからキックする方法と、フォルダを監視する方法。

問題は、録画中に変換しはじめたらスペック的にまずいこと。

変換量が多いなら、できたら別PCが欲しいところ。

 

・リモートPCでのリアルタイム視聴

いわゆるロケーションフリー。これができると便利そうだったのだけど、残念ながらできません。

まあ、ぶっちゃけUSBチューナーを買って直接つけるか、USBネットワーク共有などを利用する方が速そう。

たまに、ちょっとtypePで番組を確認したいなんことがあったので。

PSPは、Torneがあればできるしな……。

そこまでテレビっ子ではないので、できなくても困らないのだけど。

 

それから、今ある問題は以下の通り。

 

・TVersity→PS3でFLVの変換に失敗するときがある。

・TVersityのflashlibの変換保存がエラーになる。

・TvRockのキーワード検索等でエラーが出てしまいリロードしないと進めない(私のtypePのみの問題の可能性有り)。

・ホームサーバーPCのスペックがP4-2.8GHz/1GB/130GBというものなので、これだけのサービスを動かすのは重いし、HDDの負担もでかい。→現在の私のメインデスクトップ(C2D-3GHz/4GB/500GB*2-RAID0)と交換すべきかもしれない。


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