たとえば、焚き火でも、カイロでも、厚着でも体を温められます。
アウトランダーPHEVならば、セラミックヒーターも使えます。
体だけではなく、食べ物を温めるのもコンロを使えばいいわけです。
しかし、冷やすというのは難しい。
食べ物ならば、ポータブル冷蔵庫などが必要になります。
外の気温が高い時は、これ一択でしょう。
そして、体を冷やすのもクーラー一択なのです。
服を脱ぐのは限界があります。
扇風機というのもありますが、本当に熱い時はそれだけでも辛いことになります。
そこでキャンピングカーだと、エアコンが取りつけられている物もあります。
しかし、それはある程度、大きいモデルだけ。
小型~中型モデルには、エアコンなど取りつけられていません(minie310のような特殊なものを覗いて)。
まあ、車のエアコンというのもありますが、使うにはずっとエンジンをかけておかなければならないので、あまりよろしくないでしょう。
そこで、そういう打つ手が難しい需要として、ポータブルクーラーというものが存在します。
COIZUMI (2012-08-23)
売り上げランキング: 62,461
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有名なのは、このラ・クールという商品です。
まず、定価が98,000円で、実売で8万円台。
室外機と別で、合わせると23kgという重量で、かなり場所を食います。
そこそこ冷えるようですが、風力はかなり弱く、消費電力が540W~900Wとなっていて、実質的にキャンプならばACサイトで使うことが考えられている商品と言えるでしょう。
まあ、アウトランダーPHEVならば実用的に使えそうですが、普通のキャンピングカーのバッテリーだと数時間というところでしょう。
重さや大きさを考えなければ、スポットエアコンという物もあります。
冷暖房できるので、キャンピングトレーラー等には良いかもしれません。
トヨトミ(TOYOTOMI) (2015-04-01)
売り上げランキング: 142,867
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しかし、このモデルだと26kgもありますし、かなりサイズも大きく、車中泊にはまったく向いていません。
消費電力も、590/690Wとそれなりにかかります。
その他、コロナも低価格で下のような物をだしています。
コロナ(CORONA) 冷風・衣類乾燥除湿機 「どこでもクーラー」 除湿能力10L(木造11畳・鉄筋23畳まで) スカイブルー CDM-1015(AS)
posted with amazlet at 16.02.12
コロナ(CORONA)
売り上げランキング: 92,066
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身長が60cmもあるので車中泊では使いにくいですが、キャンプ場やキャンピングカーならありかも知れません。
まあ、ともかく、なかなか難しいジャンルの商品であることはまちがいないのです。
そんな中、先日のキャンピングカーショーで面白い商品が展示されていました。
それがこちら。
でてくる空気は、風力もなかなかあるし、かなり冷たい空気が出てきていました。
そして特質すべきは、消費電力の低さです。
定格消費電力が350Wで、最大でも800Wに収まっています。
アウトランダーPHEVなら、余裕で一晩動きます。
重さも13kgで、高さも50cmです。
唯一、気になる点は排水タンクの容量でしょう。
小型化の結果として2.6リットルしかありません。
ただし、対策としてホース直結で排水もできるので、自宅で長時間使う時などはホース直結が良さそうです。
ちなみにこの手の商品の中でも、音は静かな方だと思います。
タイマー設定も細かくできて、操作パネルもしっかりしています。
リモコンもあり、本体に内蔵してしまっておけるという便利さもあります。
これはなかなか期待できそうな商品です……が、これが8万円定価のままならば、私も「ふーん」で終わっていたでしょう。
ところが。
今回のキャンピングカーショーでは、この商品がモニター販売されていたのです。
4日間だけの限定販売で、あとは基本的に業者向け販売するようで、一般向けは今後、よくわからないとのこと。
そして、モニター販売価格は、59,800円(税別)となっていました。
この手の商品の値段としては、なかなか安いお値段です。
もちろん悩んだのですが、栞さんと相談したところ、「今年はどうせ子供部屋にどうせクーラーをつける予定なんだから、それと兼用として考えたらありじゃない?」ということになり……
……と、することになりました。
手付けをその場で5,000円支払い、受注生産なので4月末ぐらいに届くのを待つことになります。
ちなみに残金は代引き払いとなります。
けっこうサイズがあるので車載でどのように積んで運ぶかなど考えないといけません。
また、子供部屋への設置(窓へ取りつける際の金具はサービスでつけてくれました)も考えないと行けないでしょう。
届いたら、いろいろと実験してみたいと思います。
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