2015年4月30日木曜日

「VIXEN HALLEY MULTI-70S」を発掘した!



部屋の掃除をしていたら出てきました。
学生の頃に使っていた望遠鏡です。
記憶の中では「おもちゃの望遠鏡」という感じでしたが、改めて見てみると、かなりしっかりとした望遠鏡でした。

口径70mmで、焦点距離400mm/F5.7のアクロマートレンズの屈折望遠鏡。
ピニオンギアもなんかすごくしっかりしていて、ED80Sfよりも接眼部分はしっかりしている気がします。
接眼レンズは、6/9/20mmがありました。そのほか、×2のバローレンズも持っていました。
全然、記憶にありませんでしたよ……。
まあ、径が違うので今のには使えませんし、レンズがちょっとよろしくない&カビてる気がするので使えても使いませんが……。

とにかく本体が短いので、気楽に使えるのがよいところなのですが、脚がデスクトップ型なので外で使うのに向いていない。
一応、本体底やオレンジの脚底に、三脚がつけられる穴がついているので、家にあったビデオ用の三脚につなげてみましたが……ちょっと不安定。
もう少ししっかりした三脚じゃないと辛いところですね。

ところで、これを使って昔は写真を撮っていたわけで、そのころのアダプタも出てきました。
OM-10を使っていたので、Tマウント用アダプタ。それに、接続用の延長筒など。
そこで延長筒とEマウント用アダプタを使って、α6000に接続してみました。
接眼レンズは使いたくないので、直焦点です。
ググってみると、モノによってはケラレるようですが、APS-Cならいけそうです。

というわけで、月の写真を撮ってみることにしました。






おお。普通に撮れていますね。
ただ、話には聞いておりましたが、さすがにアクロマートは色収差がひどい。
フルサイズのJPEGから切り出して拡大してみると、青い輪郭が出てしまっています。




ここは、LightRoomの色収差修正を使ってみましょう。


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なかなかきれいに色消しされています。
加工前提なら、なんか十分ですねぇ。
でかい望遠レンズ感覚で使えるサイズですし、接眼部分もしっかりしているので、ちょっとした撮影なら一脚でもいけるかもしれません。
あと接眼部がしっかりしているからか、ピントが合わせやすい。
せっかくなので、これからも気軽な撮影に、使っていきたいと思います。

しかし、30年近く放置でよくカビなかったなぁ……。



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