まだ、アルミシートが届いていないので、板丸出しですが形はほぼ問題ありません。
●収納モード
後部座席は最後までリクライニングさせています。
上下2段の荷台として利用できます。
下の間口は25cmほど。
奥にばらしたフレームが入っています。
椅子とベース台の下にできるデッドスペースに入っている感じです。
上に重ねた板の間には、すべり止めが付いたスペーサーが入っています。
これがないと、板についた留め具がぶつかってしまうためです。
床にはフロアマットを敷いて、荷物の出し入れ時にすべりを良くしています。
上のスペースはけっこうあるので、グリルを載せたりすることもできます。
このまま普段使いでも、よほど大きいものを入れない限りは問題を感じません。
むしろ、買い物をたくさんしたときなどは、2段でおけるのでスペースが多く取れてべんりです。
手前のベース台(車内テーブルモード本体)以外のパーツは上記の物です。
板は、ベース台が70cm。
それから追加板で、20cm、30cm、40cm。
幅は、すべて最大125cmです。
●車内テーブルモード
モードというより、収納モードのパーツをすべてどかした状態です。
車中泊予定がないなら、パーツをすべて置いて出かければ、このようにすっきり状態にできます。
高さも程よいので、車内でかるく食事ができます。
フロアマットが少し長めに出ているので、子供が食べ物をこぼした時も拭きやすいようになっています。
場所によっては少し斜めになりますので、その場合は足にスペーサーをいれて調整します。
●車外テーブルモード
40cm幅の板をこのように利用します。
車側ははめ込み式で、反対側は足が刺さっている状態です。
つまり、下から上の力には弱いです。
これで簡単な食事をとったり、キャンプ時の調理時の補助テーブルにすることもできます。
便利に使えそうということで、家族に大好評のモードでした。
S字ひっかけようの棒は、まだ改良の余地があります。
アイデアはあるのですが、しばらく考えてみたいと思います。足にはアジャスターがついているので、ある程度の地面の凸凹は吸収できます。
収納兼踏み台兼椅子(写真の赤い蓋のケース)を使って座ると、まあまあいい感じにテーブルとなります。
ちなみに足が開かないようにしている短い棒以外は、ベッドモード時に使っているパーツの兼用です。
なるべくパーツ数を減らせるように、兼用が多くなっています。
例えば、テーブルで使っている足は、ベッドモード時の一番前席側の足となります。
●ベッドモード
組み立ての流れを見ながら紹介します。
車内テーブルモードのベース台に短い棒を5本さしこみ、それに長方形のフレームを合体させます。
それに長い棒を3本つなげます。
さらに横棒を2本つなげたアジャスター付きの脚を接続します。
アジャスター付き脚は、後部座席のヘッドレストを避けるため、少し横幅が広がっています。
また、後部座席の床に直接ついていますので、高さをアジャスターで調整します。
床に直接、足をつけたのは、少しでも長さを稼ぎたかったのと、ヘッドレスト付近の強度や凸凹加減が気になったからです。
また、床がゆがんでいる為、真ん中の四角いフレームが浮いてしまう部分は、スペーサーをかませてバランスを取ります。
ちなみに、写真奥の助手席背面と座面に対して斜めにゴムがかけてあるのが見えると思います。
これは座面がアジャスター付き脚を奥に押して斜めにしてしまうための対処となります。
ここまでの工程を見ていただくとわかる通り、実はベッドの前後方向に対してはつなげているだけで、引っ張るととれてしまう構造です。
実際は重量がかかると、歪みによるテンションがかかるので簡単には抜けないのですが、怖いので写真のようにゴムで前後方向に対してテンションをかけて抜けにくくするようにしています。
もちろん、これらのゴムはフレーム棒をまとめるためのゴムと兼用です。
その後、板を3枚載せたら完成です。
板は一番前側の物だけ、はめ込みパーツではめ込むようになっていますが、他の2枚にはついていません。
本来は左右の動きもあるのでつけたほうがいいのかもしれませんが、すべり止めを使うことで結構動かなくなるので、それで良しとしています。
ちなみに板のサイズがバラバラなのは、理由があります。
まずは、なるべく取り回しを考えると小さくしたかったというのがあります。
また、なるべく床面の傾斜によるがたつきを歪みを間接で吸収させるためにも、細かいものの方がよかったのです。
しかし、1枚はテーブルモードで利用するため、ある程度の幅が必要でした。
それらを逆算したら、このような結果となりました。
これでベッドモードの完成です。
台があると、テール側からのりやすくなります。
強度を考えると中央に縦棒を入れておきたいところでしたが、収納を考えて下はこのような形になりました。
けっこう広大な空間が出来上がります。
子供たちは、ここに潜って遊んでいました。
4才の子供が乗ると、高さはこんな感じです。
2cm厚ぐらいのマットを敷いた状態で試しましたが、大人が体を横にしても眠れるぐらいの高さがあります。
これならなんとか実用範囲でしょう。
ちなみにベッドは、車前方が高めで、後方は低めと、かるく傾斜しています。
これは床の形と天井の形を考慮したからです。
床は中央あたりが一番高くなっています。
そこに合わせて水平にすると、テール側を持ち上げる必要があるのですが、逆にテール側は天井が少し低くなっています。
そのため、あえて斜めにしてテール側の間口を広めに確保しました。
また、斜めにすることで長さをわずかながらも稼ぐことができます。
板の合計は160cmですが、板と板の間隔と、前後の空間を考えると、165cm以上の空間が取れているのではないかと思います。
きちんと計測していませんが、172cmの私が足を延ばしてギリギリ眠れるぐらいではありました。
問題は、乗り降り時のドアですね。
大人の出入りは、やはりやりにくいものがあります。
やっぱり、電動テールゲートが欲しかった(笑)。
一つの手段としては、テールを開けっ放しにする方法です。
テールを開けっ放しにして、テールの上からテントシートをかけて覆ってしまいます。
さらにテール開口部分に銀シートで蓋を作って保温性を高めます。
また、その際は下の写真のような横棒を付けて、子供が寝ぼけて落ちないような対策をする……というのも考えてはいます。
まあ、まだいくつか加工が入ると思いますが(アルミシートをかぶせると、ちょっとサイズがギリギリすぎるので、コーナーガードを外してコーナーをサンダーで削って丸くするとか)、あとは実際に使ってみてどうかというところでしょう。
ただ、しばらく週末は予定があるので、これを使うのは2~3週間後になる予定です(笑)。
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