2009年1月5日月曜日

VAIO New Mobileは、Atomか?

ソニー VAIO Pの仕様流出、Atom Z520 + 2GB RAMで9万円前後? - Engadget Japanese



  01-02-09vaiop

今までのリーク情報からは、旧Centrino AtomのZ520で来ることが濃厚になっているようですね。

LOOK UやD4と同じラインナップに並ぶわけですが、メモリーは2GBになるとかならないとか。

 

個人的には、このリーク情報にはちょっと納得がいきません。

最低価格6~7万円で購入できるLOOX U。

WILLCOM契約で格安に買えるD4。

その2台にシェアは、通常のネットブックであるN系Atomに比べてかなり小さいものです。

それなのに、さらに価格の高い(と情報のある)VAIOを投入するというのは、どう考えても愚作だとしか思えません。

例え、RAMを2GBにしたところで、大きな差別化はできないでしょう。

キーボードを打ちやすくして、広い画面を提供しても、それに対してどうしてもフットプリントサイズは大きくなります。

そのトレードオフを喜ぶ人もそれなりにいると思いますが、そもそも狭いシェアの中の話ですから、本当にわずかな人数になるでしょう。

そこまで少ない隙間PCをSonyが力を入れて作る狙いが今ひとつ見えません。

 

それに「VAIO」(Video Audio Integrated Operation)の名前を冠しているかぎりは、映像と音楽にはこだわらないといけません。

Z520+US15Wのチップセットにある動画再生支援の機能を使ったとしても、今時のPCとして見れば「VAIO」の名前を冠するのは恥ずかしいものに思えます。

もちろん、動画ではなくこれが3D処理になればまったくダメでしょう。

まあ、音楽の方はノイズキャンセラーとか新型type Tに載せてきたような機能をつけてくるとは思うのですが、せっかくの広い画面ですから動画の再生の機能が充実していなければもったいないと感じます。

 

もちろん、それでもすごく素直に考えれば、Z系Atomが予想されるのはわかります。

しかし、もしZ520を載せてくるなら、現状のPCよりも異常なほど薄くて軽くて、恐ろしいほど電池がもつ……などという飛び抜けた性能が必要になります。

もしくは、キーボード面も液晶パネルになっているとか、実は某試作携帯電話のように液晶が本体から外れて、ひっくり返してつけるとタブレット型になるとか。

しかし、薄さに関してはファンの通気口やバッテリーの厚さなどから加減が見えてしまいますし、軽いと言ってもバッテリーが体積の多くを取っていますからこちらも限度があるでしょう。

電池が24時間もつとかなら、それはそれで画期的かもしれませんけどね(笑)。

両面液晶に関しても、バッテリーの消耗が激しくなるので「Mobile」としてはマイナスになりますし、ティーザー広告でそれは否定されています。

 

とにかく、上のような話は今のところどれも難しいことに感じます。

むしろ、C2Dを積んで4時間ぐらい動作するマシンとかの方が、まだ作りやすいのではないでしょうか。

そして、たぶん購入層はそちらの方が広くなるでしょう。

 

私は今、買う買わないよりも、Sonyがどのような戦略でPCを出してくるのか楽しみで仕方ありません。

 

ところで。

右上に張った広告のコピーですが、ちょっと気になることがあります。

本文は中国語だと思うのですが、何気なくひらがなの「の」が混ざっています。

フォントによる文字化けならまだわかるのですが、これはどう見ても文字も画像。

これはなにを意味しているのでしょうかね……(;´∀`)


1 件のコメント :

  1.  なんかコメントで、台湾では「の」を使うという話がありますね。
     そうなのかな?

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