まだまださわりはじめたばかりですが、現在までで気がついたことをいくつか書いてみます。
ちなみに購入した本体は、Z540+SSD64GB+Bluetoothです。
それから、専用の革ケースとLバッテリーのセットも買いました。
オプションに関しては、まずカメラをつけませんでした。
カメラのついたパソコンは、今までも持っていましたが、そのカメラをまともに使ったことがありません。
カメラをつけないとマイクもなくなるのが気になりますが、マイクもほぼ使ったことないので問題ないでしょう。
それからワンセグもつけませんでした。
auのケータイでワンセグ放送を見たのは1~2回ほどしかありません。
WILLCOM 03のワンセグ機能なんてまともに使ったこともありません。
それほどテレビ好きではないので必要ないし、しかも内蔵チューナの値段がちょっと高すぎるのです。
失敗したなと思うのは、ノイズキャンセルヘッドフォン。これは買っておけばよかったかなと。
まあ、ほとんどBluetoothで聞くことになるとは思うのでいいのですが、専用のヘッドフォンを使わないとNC機能が働かない。
あとから購入すればいいのですが、ちょっと試してみたい気もしますしね。
SSDは、コストパフォーマンスを考えて128GBはやめました。
そもそも今、使っているtype Tも60GBしかありませんが足りなくなったことはありません。
VISTAはXPよりも容量を使いますが、それでもあくまでサブPCとして使うことを考えれば十分でしょう。
足らなければ、SDなりMSなりを入れてもいいですし、足りなくなった頃にはSSDの値段も大きく変わっているでしょう。
●Windows VISTAの使い勝手
いろいろと視覚効果などをけしたりすれば、別にそれほど気になる動作速度ではないと思います。
ただ、やはりアプリの起動などが遅いのが気になります。
それからなんと言っても、OSの起動と終了の時間が遅いことでしょう。
その代わり、すべての機能が問題なく使用できるので、無理に他のOSにすることはないと思います。
起動に関しては、余分なサービスや常駐アプリを減らすことでけっこう改善はできそうです。
●Windows XP化
LOOX Uなどのドライバーを使ってけっこう適当でもどうにかなりました。
あと、わからなかったのは、2chスレを参照しました。
起動と終了などが早くなるのがなんと言っても素敵です。
起動後もVISTAより早いことは早いのですが、それよりもやはりオン/オフやサスペンド等の動作の素早さが嬉しくなります。
モバイルノートはどうしてもその手の作業が多くなりますから、そこのところはありがたいです。
それに必要メモリーが減るので、仮想メモリーを切ることでもしかしたらさらに高速化もできるかもしれません。
ただ、インスタントモードが使えなかったり、いくつかのVAIOボタンが使用できなくなったり、NC機能が働かなかったりとまだ問題もあります。
その為、普通にWebを見たり文章を書いたりするためだけのために、XP化を頑張ることもないのかもしれません。
●Windows 7化
私はVISTAにアップグレードで行いましたが、何のトラブルもなくサクッと終了。
デバイスマネージャに!マークもなしで、しばらく使ってみましたがトラブルらしいトラブルには遭いませんでした。
「体感」で言うと、画期的に早くなるわけではありませんが、確実に早いことはわかります。
特に起動が早い気がします。
起動後の操作に大きな差は感じられません。
もちろん、タイムを取ったりベンチを測ったりすればその差は明らかになるのでしょう。
しかし、実際に使う上での体感は、「ああ、一回り早くなったかも」という感じでした。
もちろん、β版ということで表示まわりで一部、日本語と英語が混ざっているなど、β版っぽさは残っています。
その為、「8月まで使い倒して、その後はなるようになれだ!」と覚悟がある人以外は使う必要性はない気もします。
●革ケース
遠目で見たり、写真で見ると、どことなく安っぽい感じがしますが、手に取ってみると質感が非常に良いです。
あまりおしゃれな感じはしないのですが、渋いケースですし、傷もつきにくそうです。
そのまま持ち歩きというより、インナーケース的に使う物ですね。それにしては大きすぎるかもしれませんが。
単体で購入すると高すぎる気もするのですが、Lバッテリーとのセットなら「まあいいか」という気になりました。
●Lバッテリー
でっぱってかっこ悪いと評判のLバッテリーですが、つけてみるとさほどでもない気がします。
もちろん、セットだったわけですから、専用革のケースにもLバッテリーのままで入れることができます(広がってしまいそうで怖いのですが)。
しかし、それよりもLバッテリーには大きな問題があります。
それは、有線LAN&外部ディスプレイ接続用アダプタを接続したときに、空中に浮いてしまうという問題です。
RGBケーブルのコネクタなどは重みが結構ありますから、その負荷がすべてアダプタの接続端子にかかってしまいます。
アダプタのケーブルを固定せずに斜めに出して、アダプタを斜めに使えば負荷を減らせますが、RGBケーブルがテーブルにぶつかりそうで、その兼ね合いが難しいかもしれません。
どちらにしても、アダプタと本体のコネクタに上下への負荷がかかってしまいそうな気がします。
これはどう考えても、アダプタの制作者がLバッテリーのことを忘れていたのではないかとしか思えませんね。
一応、ソニーにこの件を問い合わせてみましたが、調べるのでちょっと待ってくださいと言われました。
なんと言ってくるのか気になります。
●液晶パネル周り
液晶パネルは普通に見る分にはきれいですが、上下の視野角が妙に狭いようです。
文字は小さいので調整が必要でしょう。
それから蓋を閉めたときに、中央部分が密着しません。
これは、ポインティングデバイスのクリックボタン等があるためなので仕方ないのですが、その部分を持ったときに蓋(液晶パネル)がグニュッとたわんだ感触がするのが嫌な感じです。
まあ、先日会社で購入したDELLのD4300なんて、最初からパネルがたわんでいてきちんと蓋が閉じなかったので、それに比べたらどうということはないのですけどね(笑)。
●インスタントモード
無線LANのAP設定が一カ所しかできないようで困っています。
自宅とモバイル環境の設定をしたいのですが、これはどうにかならないものでしょうか?
●動画再生
これに関しては、別途テストしてからまた書きたいと思います。
やはり、Everun Noteのようには行かないかもしれませんし、逆にハードウェアを上手く使えばEverun Noteを超えることも夢ではないのかもしれません。
●とりあえず
今のところ、VISTAの勉強もかねてしばらくはVISTAで行こうかと思います。
いろいろとカスタマイズをしてみることにします。
まあ、最終的にXP化ができるようになったら、やはりXPにしたいところですね。
Windows 2000からXPに乗り換えたときは、PnPなどの周辺機器の対応が安定することもあり乗り換える必要性を感じました。
しかし、VISTAに関しては今のところ乗り換える必要性というものがありません。
それどころか、デメリットしか感じない状態です。
Windows 7は、ぜひ「これがあるから7にした」みたいなメリットが欲しいところです。
そうしないと、ユーザーのXP離れはなかなか進まないでしょうからね。
ソニーから、空中浮遊する有線LAN&モニターアダプタについて返事がありました。
返信削除・ソニー側でも浮いてしまうこと、コネクタに負荷がかかってしまうことは確認した(要するに気がついていなかった)。
・対応策はない。できたら、アダプタの下になにかいれて支えて使って欲しい(って言ってもなぁ……)。
・これは、現在のところ仕様である=空中に浮いたまま使っても正しい使用法である。
・この使い方でコネクタが接触不良など起こした場合、善処したいと思うがはっきりと無料修理になるとは今のところ言えない。
要するに、気がつかないで作ってしまったけど、今のところは対応策がないからうまく使ってくれ。これが原因で壊れた時は、随時相談で……みたいな感じのようです。