2009年1月28日水曜日

実用的になるまでtype PのWindows XP化してみた手順

Vistaをカスタマイズすることで、結構普通に使えるようになりました。

前のブログにも書いたとおり、起動時間に関してはXPと大差ないぐらいになりましたし、動作も大して問題なくできるようになりました。

しかし、いくつかそれでも不満がありました。

そこで、XPを本格的に試してみることにしました。

どうせノートPCを1台処分して、ライセンスがあまったことですし……。

 

下記は、私の覚書兼用の内容です。



 

■Vistaでの不満

いろいろと試しましたが、以下の問題だけは、どうしても解決ができそうにありませんでした。

 

●終了時間が長い

スリープで回避できますが、やはりちょっと気になります。

 

●いくつかのソフトがVistaで利用できなかった

これは私の業務用のソフトの問題でしたので一般的にはあまり関係ないかもしれません。

 

●描画関係がやっぱりもっさり

実用上、大きく困ることはないのですが、気になるといえば気になります。

 

 

■XP化に対する幻想

多くのサイトで、XP化すると早いと書いてあります。

その言葉にあこがれて、XP化をする人も多いでしょう。

しかし、ちょっと待ってください。

 

●XPにしたら起動が早い!

「XPにした起動が30秒で」などの話もありますが、それはあくまで素の状態の話です。

SP3まで当てたり、いろいろなドライバーを設定したり、実用ソフトを常駐させればVistaと大きな差はなくなります。

差ができても、10秒前後でしょう。

 

●XPにしたらプログラムがキビキビ動く!

確かにVistaよりも早くなります。

フリーエリアが増えるので、シェルをメモリーに常に置いておいたり、スワップを少なくすることができて、さらに早くすることもできます。

ただ、余分なサービスを切ったVistaと比べて、実用上で「雲泥の差」というほどの差は出ません。

確かに早いのですが、目に見えて早くなるのは描画関係だけではないでしょうか。

この描画の差が非常に早く動いているように見えるのですが、実はそれほどプログラムの起動時間等は大きく変わらないと思います。

 

●つまりXP化しても早くならないの?

いえ。

確かに早くなります。

ただし、スピードだけに関して言えば、無理してXP化するほどの速度差はないと考えます。

たとえば、特定のソフトでどうしてもXPでの動作速度がほしいとか、私のように仕事で使用しているソフトがXPでしか動かないなどの理由がない限り、むしろ現状ではVistaの方がメリットがあると思います。

XP化しなくてはならない人以外は、Vistaの軽量化カスタムに力を注いだ方が最終的にやれることは多くなりますし、サポートも受けられて安心でしょう。

そのため、私は安易にXP化をお勧めいたしません。

 

 

■現状でのXP化によるデメリット

これは本格的に始める前にもう一度、チェックしておくべきでしょう。

 

●省電力管理プログラムが使えない

同じチップセットの他メーカー製(Fujitsu、DELL)を入れてみたりしましたが、やはりだめです。

あとは、インストーラーを使わずに手作業で入れてみる手段だけですが、VistaとXPって電源管理部分が違っている気がするのでうまく動くか疑わしいですね。

実は、これがかなりの問題。

電池の持続時間が変わります。

まあ、液晶を暗くしてやるだけでけっこう何とかなるんですけどね。

ほかにも動かないVAIOソフトはあるのですが、ワンセグもWWANも関係ない私には、こいつが一番のネックです。

 

●Fnキーユーティリティが動かない

音量関係は動きますが、その他は動かず。 救世主現る! → vaiop_on_xp

ただ、画面輝度調整と画面拡大はフリーウェアで自分的には解決。

 

●ハードウェアエンコーディングが行えない

ドライバー次第なんですけどね。出来が悪いようでなんとも中途半端なご様子。

ただ、私はこのマシンでHD動画を見る予定はないので、せいぜいVGAクラスの画像やWeb動画が見られれば満足です。

 

●自己責任である

もちろん、いろいろとね。

 

 

■参考情報サイト

下記のサイトには本当にお世話になりました。

ありがとうございました。

 

店長のつぶやき日記。。。

VAIO type P まとめ

PureWhite

 

 

■手順

この手順は、type Pの他にネット接続できるPCを持っていることを前提に進めています。

たぶん、type Pが1台目のメインPCというチャレンジャーはいないはず……と信じています(笑)。

 

1) nLite等を使ってSP2とSP3が少なくともあたっているXPインストールディスクを作る

ノーマルのXPだと、ディスク認識(フォーマット)のところでドライバがないために認識できずにエラーになります。

ドライバーを個別に入れるならいいのですが、それよりもSP3までいれたディスクを作ったほうが手間がありません。

 

2)リカバリーディスクを作成する

これを忘れると大変。作り方はマニュアル参照。

かならず、リカバリーディスクがちゃんと動作するかも確認しましょう。

 

3)XPをインストールする

パーティションはお好みで。

 

※注意

私が使用した外付けDVDドライブは、IO DATAのDVR-UM16Rという古いものでしたが、なぜか正面向かって右のUSBドライブにさすとインストール途中でエラーとなってしまいました。

左のUSBにさすと成功します。

別のPCでもポートによって動きが違うことがあったので、これもそのタイプなのかもしれません。

 

4).NET Framework 2.0 + SP1をインストールする

ランゲージパックは入れなくてもいいのかもしれないです。

 

Microsoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)

Microsoft .NET Framework 2.0 日本語 Language Pack (x86)

Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 1 (x86)

 

5)Chipsetドライバーをインストールする

ここから以下は、LOOX UのXP化で手順を研究した栞御前のドライバーインストール順序を参考にいたします。

LOOX U B50でXP化したときに、手順によりドライバーが間違ってあたってしまうことがありました。

栞御前がそれで苦労して正しくインストールする手順を見つけていたので、万が一を考えて参考にしました。

ちなみにドライバーリストのリンクのうち、一番最初に書いてあるものを私は使っています。

基本、自宅にLOOX Uがあった関係上、LOOX Uのドライバーを優先して使っています。

二番目以降は、その他のページで紹介していたものを参考として貼ってあります。

 

インテル(R) チップセット デバイス ソフトウェア

SX_Chipset.zip

 

6)Videoドライバーをインストールする

 

インテル GMA500 ディスプレイドライバ

SX_VGA.zip

 

7)Audioドライバーをインストールする

 

Realtek High Definition Audio Driver for Windows XP/2000

High Definition Audio Codecs

 

8)ポインティングデバイスドライバーをインストールする

中ボタンによるスクロールが使えなくなります。

しかし、タップの感触がわりとよかったのでこれを使いました。

中ボタンのスクロールに関しては、Wheel Ballというフリーウェアを使用しました。

この場を持ちまして、Wheel Ballの作者様に感謝いたします。

 

ALPS スティックポイントドライバ (Uシリーズ用)

Wheel Ball

追記(2009/02/07)

[訂正あり]VAIO typeP 完全XP化計画 ノイキャンとFUJITSUロゴと「まとめ」」によると、バージョンアップしたtype P用ドライバがXPでも使用できるとのこと。

こちらのバージョンでは、Wheel Ballを入れなくてもスクロールをちゃんとしてくれるのですが、問題はアプリによってぎこちなくなるスクロールが直っているかどうかですね。

常駐ソフトが減るのは嬉しいので、そのうち入れてみたいと思います。

また、ノイズキャンセリングの機能も入れられたようです。

ただ、私はNC対応ヘッドフォンを持っていませんし、たぶん今後もBluetoothヘッドフォンを使うと思うので必要ないかなぁ(笑)。

 

9)Bluetoothドライバーをインストールする

 

Sony VAIO FTP

 

10)無線LANドライバーをインストールする

富士通の方が少しバージョンが古いのですが、富士通が1/16にアップしたものでとりあえず動きます。

最新版がほしい人は、Atherosのサイトからとってくるとよいでしょう。

ちなみに、11nが動かないという話があるようですが、ルーターを交換してしまったため11nを試すことができずにいます。

また、最後のリンクには、11n化に成功したとの話もありました。

 

Atheros 無線 LAN ドライバ

http://www.radarsync.com/driver/d281198-atheros_ar928x_wireless_network_adapter

http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/009375.html

 

11)有線LANドライバーをインストールする

富士通のはインストーラーが使えないので、デバイスマネージャーから手作業でインストールしました。

 

810X Fast Ethernet Windows(R) XP LAN Driver

Marvell

 

12)その他のドライバー等のインストール

下記のすばらしい情報ページの下の方にある「★VAIO独自のソフト類」のところのソフトを入れましょう。

 

http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/009368.html

 

13)輝度調整ソフト

こちらはフリーウェアのお世話になります。

感謝、感謝。

下記ソフトでも問題なく動きますが、Fnキーが使用できるようになるツールがでました。これを使うことで、S1/S2キーも使用できるようになります。ただし、画面拡大機能は使用できません。 → vaiop_on_xp

 

輝度調整用ツール sourcerianさん作

 

14)画面サイズ変更ソフト

標準機能での拡大機能が使えなくなります。

ただ、もともと拡大機能が使えるのは一部だけで、むしろLOOX Uに入っていた「らくらくズーム」みたいなソフトのほうがよいなと思っていました。

しかし、ためしに「らくらくズーム」を入れてみましたが、基本となる解像度が違うので元の解像度に戻らない羽目に。

そこでフリーウェアで探してみたら、非常に便利そうなソフトを発見しました。

自分で決めた3つの解像度に、[CTRL]+[SHIFT]+[1~3]キーで一発切り替え。

縦横比の問題はありますが、だいたい拡大してみたいものは文字なのでそれほど気になりません。

使ってみると、非常に助かるソフトです。

これまた感謝、感謝であります。

 

http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw5/pw005547.html

 

15)インスタントモードとVAIO Update、VAIO Media PLUS等をインストール(必要なら)

情報提供に感謝しつつ、下記のページを参照のこと。

 

http://www.call-t.co.jp/blog/mt/archives/entry/009375.html

http://higi.cocolog-nifty.com/higi/2009/01/xpvaio-media-pl.html

http://higi.cocolog-nifty.com/higi/2009/01/xpvaio-media-pl.html

 

16)画面整列機能

vaio on xpツールを使うことで、S1キーで画面整列ができるようになるのですが、それよりも便利なソフトがあったのでしょう介しておきます。→ XPのtype Pでウィンドウ整列! - Almost in Dreamlike

 

■最後に

まだ課題は残っていますが、とりあえず普通に使えています。

電池のもちに関しては、CPUに関しては落とせませんが、マニュアルで画面輝度を落とすことでそれなりに長持ちになりますので、そこまでは困りません。

また何かありましたら、加筆・修正したいと思います。


2 件のコメント :

  1. ご紹介ありがとうございます。
    お見事なまとめです。
    大変参考になりました。
    また、非常に有用なアプリもご紹介していて、
    楽しく拝見させてもらいました。
    今後も、VAIO typeP 完全XP化めざして、がんばりましょー^^

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  2.  コメントいただき、ありがとうございました。
     こちらこそ、店長野田様のまとめが大いに役に立ちました。
     今後ともtype P活用のため、努力していきましょう!

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