今回、いろいろと中古車屋を回ったのですが、対応が千差万別というか、値段もかなり違うというか......ともかくいろいろと回ることが大事だと感じました。
しかし、まさか中古車屋でもこれだけ対応が違うとは思いもしませんでしたね。
●三菱ディーラー
まあ、メーカーが違うわけですから辛いとは思いましたが、買取は無理でした。
他のメーカーだからではなく「買い取っても赤字になるだけ」という判断からでした。
ただ、車を買っているので処分は無料でやりますよ......と言われました。
処分されるのは......嫌でした。
●販売&買取をやっているちょっと大きめの中古車屋
買いとり額は安めでした。
買い換えなら頑張って値段を上げると言っていましたが、それでもかなり安い感じです。
車種の希少性やマニアな人気、その機械的にどうかということはあまりみてません。
「車」全体としての価値を見ているとでもいうのでしょうか......。
一般的な車としてどうかとして見て、その方向で価値がないと見るとだめなようです。
「この手はアジア圏に流す。向こうは走行距離が関係ないし」と言っていましたので、ちょっと売るのが嫌になりました......。
●ガリバー
まあ、CMとかで有名なので言ってみたのですが、今回、行った中でもっとも酷かったと言わざるをえません。
後から話を聞くと、ガリバーは評判が悪いですね。
まず、調べてもらったら、「トランクルームに水がたまっている。そしてエンジンルームから水しぶきがあがる。これは普通じゃない。水没したんじゃないか?」と言われました。
もちろん、水没したことなどありません。
そしていろいろと話を聞いていると、「私も技術者ではないので」と言ってくる......。
技術者ではないのに「普通はあり得ない」などと言えるのでしょうか?
ここはどうやら本部査定というやり方で、営業のたいした技術的知識もない店員がチェックシートにマークして、それを本部に送るとコンピュータで査定額が送られてくる......みたいな方式のようです。
もちろん、本部には技術者がいるのでしょうが、その技術者が実際に車を見ているわけではないわけです。
そして最終的には「買いとりできない」と言われて終了でした。
●スズキのディーラー
ガリバーでそんなことを言われたので、スズキに行って調べてもらいました。
トランクルームに水が入っていたのは、配線でできたゴムの隙間から先日の台風で入ったものだということでした。
また、エンジンルームの水しぶきは、コンプレッサーが一時的に高圧になると逃がすために吹き出したりするので異常ではないとのこと。
まあ......もうガリバーは行かないですね。
で、ついでに査定してもらうと、このアルト・ワークスRS/Zは非常に希少種だそうです。
軽自動車最速時代のマシンであり、当時の最高グレードでマニュアル。
このクラスのレースでも使われるし、探している人も多いとのこと。
ベース金額20万で減算式でした。
8.3万キロ走っているし、壊れている部分もあるのでかなり引かれましたが、最初の大手中古車屋より1.5倍ぐらい高い額を言われました。
そして、「うちだからこんなもんだけどもう少し高く買い取ってくれるところもありますよ」とも。
「まあ、私ならもう少し乗りますけどね」と言われて、ちょっと心が痛くなるも次の中古車屋へ。
●よく知らない通りがかった中古車屋
飾りっ気もなく、なんとなく質実剛健な肝心の中古車屋です。
何店舗かあるらしいのですが、名前も聞いたことがありませんでした。
なんとなく立ち寄って見たのですが、今までのところと見るところが違います。
ものすごく技術屋さんです。
すごい細かくエンジンルームを見ますし、車の機構的な部分をチェックしています。
で、希望額はディーラー額より数万上乗せした額を提示していたのですが、それなら買い取ると言われました。
......正直、もっと高く行っておけば通ったのかもしれないと思いましたが。(笑)
まあ、それでも大手中古車屋の2倍以上の額になりました。
店員さんも感じがよく、車好きな感じだったので結局、ここでワークスを頼むことにしました。
ここの人もワークス自体の人気度を理解していたので、額を出してくれたのでしょう。
もっと余裕を持って回ったら額は大きくできたかもしれません。
中古車屋を巡るときは、みなさんもいろいろと回った方がいいですね。
ポイントは技術屋さん系で車をよく知っている店員のいる店がいいですね。
逆に大手は結構適当な値段を行ってきます......。
他にも話を聞きましたが、結構そういう傾向にあるようですね。
基準はディーラーがだしてくれた金額を中心に交渉するとやりやすそうでした。
Comments
いやぁマジで車の査定って厳しいですよね。
ウチのカリーナ(寒冷地仕様)も3万でした(ディーラー:新車買い替えによる)。
でも、バイクは結構買取良いなぁ。だって、他の店の査定とかしなくていいやって思っちゃうもん。
最近だと、自宅にバイクが3台と言うのはキツイので、92年のZXR250Cが走行4万キロ、タイヤ寿命、カウル割(3回こけた)、タンク傷多数、フォーク歪み(オイル漏れ)、メーターランプ切れ、左ウィンカーガムテープ止め、フロントパッド寿命、カムチェーン死亡直前(エンジン異音)、錆キズ多数(つか汚い)でこれらを店長に申告の上で査定してもらう・・・結果12万!ネットによる他店の査定は14万(下がる可能性がある)。そのままバロンでドナドナして歩いて帰った。
数週間後、信じられないくらい完全に復活した(カウルとか傷とか直ってピッカピカ)状態で28万になってました。聞くところによると、規制前の希少車(カラー)だから工場で徹底的に修復したんだとか。
ちなみに、今私が乗っているのは1万4千キロ走った2年落ちですが50万だそうです。
バイクの買取はかなりGOOD!です。
軽自動車の中古って結構需要があるもんで、値段つきませんけど・・・といいつつ実際はよそへ転がしてたりするもんですよ。
私のアトレー1号(2トントラックに後ろからドツかれて全損)は、損保会社が車両の処分をディーラー任せにしてくれたもんで、最後数万円になりましたし。
そうなんですねぇ......こんなに良い額になるとは思いませんでした。
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