2009年12月9日水曜日

販売員さんはもっと努力をしましょうよ

最近、面倒なので近所のコジマでよく買い物をすましてしまうのですが、けっこうがっかりすることがあります。

家電量販店の店員さんの質って、やっぱり昔のパソコンショップの店員さんとは違いますよね。

もちろん、マニアックだとかなんとかはあります。

しかし、そこまでいかなくても「自分が売っている商品に興味を持つ」という、販売員として必要な姿勢にかけている気がします。

特に年配の方に多いですね、見ていると。勉強させられたことだけを覚えて、自分から勉強しようとしない。

まあ、私も最近、新しいことを覚えるのが億劫ですから、気持ちはわかります。

でも、自分が売る商品に興味を持って、疑問があれば「なぜだろう」と調べることで、より深く商品知識が出て販売にも役立つものです。

疑問が出ても解決しなかったり、はたまた疑問そのものを見つけることさえできない販売員さんは、もうプロとしてはかなり低レベルだと感じます。



 

長年使用していた魔法瓶の具合が悪くなったので魔法瓶を買い替えることにしました。

最近の魔法瓶の動向を知らなかったのでいろいろと見ていたのですが、わからないことがありました。

それは、象印の蒸気レス機能。

水蒸気をださない、もしくはほとんど出さない機能というのがあるのです。

モードを切り替えることにより、「蒸気レスモード」になってその利点が使えるわけです。

しかし、ここまで聞けば、普通は1つの疑問が出るはずです。

 

なんでいつも蒸気レスじゃないのか?

 

モードを切り替えるということは、蒸気レスモードに短所がある、もしくは蒸気が出ることに長所があるということになります。

そうじゃないなら、モードを切り替える必要性はありません。

最初は、乾燥を防ぐために加湿器代わりになるから蒸気を出すモードにもできるようになっているのかと思いましたが、実際に蒸気が出る時間は短いですし、そういうわけではなさそうです。

それを説明を名乗り出た販売員さんに聞いてみたわけです。

すると、すごい答えが来ました。

 

「そういうものなんです。」

「メーカーがそういう風に作っているのです」

「あとから蒸気がでない機能をつけたのでそうなるのです」

「理由? メーカーの都合だから、そんなことは知りませんよ」

 

まったくわかっていません……。

そばにあったパンフレットで調べると、実は蒸気レスモードだと90(95)度以上にならない(機種で異なる?)等の規制があることがすぐにわかりましたが、販売員は調べることさえしようとしませんでした。

それどころか、「なんでそんなことを聞くんだろう。うるさい客だな」という顔をありありと見せてくれます。

ご年配の方で勉強をしたくないのもわかりますが……疑問にも思わないのは困ったものです。

 

「こちらは電池を入れておけば、ケーブルを抜いても給湯ができて省エネです」

「……え? なんで?」

「電池で動くからです」

「いや、ケーブルをさしておけば、その時は電池を使わないんですよね?」

「もちろんですよ。でも、ケーブルを抜いておいても給湯ができるので」

「ああ。つまりケーブルを抜いておいても保温力があるから、その分は省エネと? なら、電池未対応のでもケーブルを抜いておけば一緒ですよね? 給湯したいときにさせばいいと」

「いや。保温といっても限度があるので。ただ、こっちは電池で動くのでその分……」

(だめだこりゃ。意味がわからん……)

 

しかも、困ったのはこの販売員だけではありません。

商品を見比べているときに他の販売員が来て声をかけてきました。

 

「違いはここを見れば変わりますよ」

 

とポップを指さしてきたのです。

そんなの見ればわかりますよ。わざわざ声をかけてきて他に説明することはないのでしょうか……。

さらに3つ並んだパン焼き器を見ている時。

 

店員「右側と真ん中の商品の違いは、お餅に対応しているかどうか何ですよ」

概夢「じゃあ、真ん中と左の違いは?」

店員「え? 真ん中と左? え、えーっとですね……」

概夢「左のにはスチーム機能がついているんですよ……」

 

嫌な客に見えるかもしれませんけど。

この販売員さんは自分から声をかけて、聞いてもいないのに説明してきたわけですよ。

何のに、すぐに答えられない。

もちろん、いろいろな商品を扱っている店ですから、全てに詳しくなんて言いません。

専門分野だってあるでしょう。

だから、勉強していないなら、自分から声なんてかけなければいいんです。

こっちから声をかけて答えられないなら何も言いません。

でも、声をかけるようにするならば、最低限のことは勉強しておくべきでしょう。

その商品、3つしか並んでいないですから、それぞれの差なんてちょっとした暇なときにでも見れば済むことです。

私たちもその場でポップを見ただけで差なんてわかりました。

それさえもしないのに、「説明しましょう」みたいに声をかけてくる……。

自分がなまじ販売員の経験があって、売るためにいろいろと勉強したことを思い出すと、妙に腹が立ってしまいました。

 

サービス業って大変な商売ですよね。

突っ立っていて声をかければ売れるとか思っているなら大間違いなんですよ、コジマの店員さんたち……。

まあ、コジマに限ったことじゃないんですけどね。


2 件のコメント :

  1. yagami.openid.ne.jp2009年12月9日 4:15

    耳が痛い、耳が痛い、耳が痛い!
    あ……、やっぱり痛くない、痛くない、痛くない!ww

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  2. (・∀・)ニヤニヤ

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