毎週末、建築中の家を見に行っているのですが、なんとなく気になる部分があります。
手抜き工事を疑うわけではありませんが、素人なのでそれが普通のことなのかどうなのか判断がつきません。
例えば、割れ一つとっても、それが乾燥による仕方ないもの(大手で高い木材はきちんと乾燥させてから使うので割れることはないらしいが、安い木材は適当らしいので割れるらしい)なのか、また割れても耐久性に問題がない位置(ボルトどめや釘が打ってあるところなどは割れたらダメらしい)なのか、または背割り(湿気の変化に対応するために最初から計画的に入れる割れ)なのかなど、判断がつかないわけです。
上記の写真だと、金具がひん曲がっている......のはまだしも、なんか上の柱が土台から手前にはみ出しています。
これってこんなもんなんでしょうかね?
こうやってみるとよくわかりますね。
なんか適当にかましたみたいな木片も。しかも浮いているように見えます......こんなもんなんですかね?
耐力壁の筋交いに割れが入っています。
写真の少し下の方から、見えない反対側にもかなら大きな割れが走っているのですが、これは問題がある気がするんですよね。
上記の動画は、玄関横(というか、中に入れなかったので外だけですが)。
欠けた柱をつなぎ合わせたのは、柱の添え木か何かだからそれでいいのでしょうか?
柱の下に空間があるのも問題はないのでしょうか?
小さいときの記憶ですが、懇意にしていた大工さんが作った家の骨組みががすごくきれいだった記憶があります。
釘を打って割れを作ったり、あちらもこちらもささくれ立っていたり、そんなのはなく、きっちりと組み上がったその家に感動して、幼心に大工さんになりたいなどと思っていました。
しかし、今の安い工務店の仕事なんてこんなもんなのでしょうかね。
それとも、私の幼い頃の記憶が美化されすぎているのでしょうか?
ともかく、なんか非常に気になる出来映えです。
いくら安くとも、いい加減に作られているとするとそれは困ります。
仕方ないので、栞御前と相談して建築検査を依頼しようかと考えています。
だいたい、調査1回で6万円程度が相場のようです。
「安心したい」という意味では、それほど高くないと思っています。
でも、予定外の出費でまたお財布が厳しい状態です......とほほ。
役所の相談か……どの程度、役に立つのか試してみるのも手ですね。
返信削除とりあえず、私の目的としては、建築会社や現場に対して「釘を刺しておく」ということを考えています。
実は、相手には「建設完了時にも検査を入れる予定です」と話してあります。
また、実際に現場で検査の時にも、「あと何回か検査を入れようかと考えています」と現場監督等に揺さぶりを入れる予定です。
まあ、「検査を入れる」という口ばかりでは効果がないので、実際に1回はやる必要性がありますしね。
これだけでもずいぶんと効果は違うんじゃないかと睨んでいます。
なお、今後もまた気になることがあれば、今度はまた別の会社に依頼してみようかと考えています。
「うるさい客だ」と思わすのも手でしょうしね。
現場の人たちって、まあモラルの低い人たちもいる可能性があり、ヘンな話あんまりうるさい客だと思われて嫌われると、表面上はちゃんとやっても結果手抜きになる可能性も。そんで、その後でどんだけ建築会社にクレームを付けても、結果的にクレーム対応するだけの資金余力がないので、グダグダに・・・というのが一番のリスクケースと思います。
返信削除そういうことを考えると、市の職員でも、検査会社の人でも、出来るだけ自分では言わず、他の人に言ってもらうのが良いのかなぁ。
ちなみに、検査会社のフルパッケージサービスだと、多分そうしたチェックポイントから簡単な指示出しも含め、最後までメンドウを見てくれそうです(サイトみた)ああいうのは、なんだかんだいっても良いのかもね~ 現場の人たちとも上手に対応できるスキルがあると思うし。一番安心かも、です。
のびちゃんの推測というか妄想は、なんというかかなり極端(笑)。
返信削除そのパターンが0とは言わないけど……。
最終的に検査されるとすれば、検査したときにしわ寄せが来るのは現場監督(工務店)だと思うんですよ。
やり直しや修復等が発生すれば、不動産屋、工務店からの評価もさがるでしょうし、余分な仕事も増えます。
下手すれば損害賠償の問題にもなります。実際の建築責任者ですので。
ちなみに勘違いしていると思うけど、「職人に直接言う」ことはほぼありません。
交渉する相手は、「現場監督」です。
本来は「施工主」→「施工会社」→「工務店」→「現場監督」→「職人」という流れで意見が伝えられると思います。
また、建売の現場監督さんは、普通何件もの建物を同時に受け持ってまわっているので、実際に作業をずっとしている人ではありません。
調べてみると「職人レベル」での手抜きが多い物件って、現場監督がほとんど足を運ばないパターンが多いようですよ。
ともかく、現場監督にとっては、最終的に不具合が見つかって困るのは自分なので、職人にきっちりやらそうとするでしょう。
どちらにしても完成してからの修正は互いに大変ですから、「この客はチェックする客だ」ということを完成前からきっちりとやっておくのは一つの手だと思います。
もちろん、今の内なら修正もしやすいというのもありますが、それ以上に「あとでもめる可能性がある」と思えば、施工会社や現場監督も今から対応するでしょう。
私は心理的には効果的だと思っています。
ちなみに、今回の依頼した調査も、施工主、施工会社、現場監督、検査会社の4者が一緒に現場で実際にチェックしながら、その場で検査会社から現場監督に修正を指示してくれるものです。
ただ、レポートを出して終わりのサービスではありません。
また、あとで追加で検査を拡張することもでき、その場合は割引が発生するようになっています。