2016年4月18日月曜日

#カクヨム で読み始める前にアクセス数を気にしてみた!

Web小説をアップした時、読者にとってこっちは「素人」なわけです。
すると、最初はあまり期待値を持ってみてもらえません。
期待値が高ければ、「この人の作品はこれから面白くなるはず」と読み続けてもらえますが、それがない限りは最初の方のPV変化は、これからを占う重要な指針となります。

通常、最初の数話は試しで読まれます。
1話目→2話目の落下率が高い場合は……

・1話目がこけている。
・引っ張ってきた読者層が違う。

……ということが考えられます。

そして、次の段階として3話~4話あたりから次の断層ができます。
試しよみをしばらくしてみたけど、やっぱり合わなかった層が離れていくわけです。

さらに今度は長期になっていくと、ふるいにかけられるようにどんどん落ちていきます。

実は、そういう意味では「1話を長くした方が有利」です。
1話が短いと、「次に行く」という動作のところで一区切りされやすくなり、次を読んでもらえなくなることがあります。

では、10万文字を10話提供するのと、100話提供するのではどちらがいいかという話ですが、それは一概に言えないところです。
Webでは宣伝の問題もあります。
更新頻度が多いほど、目につきやすくなるのも事実です。

ただし、スタートダッシュがうまく言っていれば、ランキングやレビュー等で人目に触れやすくなり、そのあたりをカバーできます。
その場合は、少ない話数で提供した方が高い平均PVを得られるでしょう。


さて。
前置きが長くなりましたが、ちょっと拙作のPVを見てみたいと思います。





なるべく正しいデータにするため、変則的だった閑話休題と、第1話Reは抜きました(よく見るとグラフが1段ずれているけど、まあ推移ということで)。

1話平均211PVです。

20話ぐらいまで、だいたい平均を10%上回っています(緑部分)。
25話(三章終了)を過ぎると、平均を下回ります(赤部分)。
ちなみに、25話までだと261PVありました。
41話(四章終了)を過ぎると、今度は真っ赤です。

典型的な落ち方ですが、実は私の予想より落ち方はなだらかでした。
シリアス系の話が入ってきたところで落ちてきているのか、中ダレが起きているのか、微妙なところですが、スタートを考えるとこんなものだったかもしれません。
幸いだったのは、フォロワー離れを起こしていなさそうということでしょう。

改善できるとしたら、イベントを起こすのを三章にするべきだった感じでしょうか。
個人的にはベストタイミングだと思っていたんですけど。
また、地の文を少しずつ盛っていることに気がつかれてしまったのかもしれません(笑)。

ちなみに、平均は211ですが、最低率が50%であり、現在のブックマークが98ということからも、実際の読者は211の50%ぐらい、つまり100名程度だと思われます。
だいたい、今までの経験からも、PVの半分ぐらいが実読者数だと思われますし、こんなもんでしょう。

この程度で、読者選考に残るということを考えると、選考する読者がどれだけ少なかったのかわかります。
もちろん、もっと読まれている作品もあるので、つまりは「偏っている」ということなのかもしれません。




ここで、別の方の作品はどうなっているんだろうと思い、試しに他の読者選考突破のSF作品をいろいろと見てみました。
すると、けっこうおもしろいことが分かります。

なお、話数が下の方になると公開されてから間が経っていないものもあります。
すると、PVがまだ波に乗っていないものもあるとは思いますが、ここでは全体の流れを見てみたいと思います。
また、あくまで研究のためなので、作品名は隠しておきます。


●250★/105人評価/197人フォロワー
実に拙作の3倍規模の人気作です。
比べるのも恥ずかしいのですが、念のため見てみました。



すると……あれ?
思ったよりも、読まれていない??
PVをそのまま実読者数だとしても、105人評価して197人フォロワーがいるはずなのに、後半はそこまでたどり着いていませんね。
下から8話ぐらいは、おまけなので考慮しないにしても、典型的なスタートダッシュ成功型ですね。
1~2話目でこけてしまっているパターンです。
ただ、平均的には拙作と同じぐらいのPVと言えるかもしれません。


●203★/77人評価/205人フォロワー
こちらもすごいですが、見てみるとスタートダッシュ型でありながら、ばっちり最後まで読まれている作品です。
話数が少ないのもポイントでしょう。
オフィシャルからもレビューが書かれていて、かなりの有力候補でしょう。
PVの半分が読者としても250人ぐらいはいそうですので、フォロワーも離れずにすべて読んだことになります。
遷移データ的には理想的です。



●97★/39人評価/94人フォロワー
拙作に近いフォロー数ですが、少し評価が上のこちらの作品も見てみます。
後半、読者離れが目立ちますね。
フォロワーも中盤で離れて行ってしまっています。
原因を研究してみると面白いかもしれません。


●107★/44人評価/87人フォロー
同じロボットものです。
ライバルですね! ……え? 明らかに評価で負けているって?(笑)。
まあ、それはともかく、アクセス数を見てみます。
4話目で谷間ができています。
そこから、フォロワーさえも離れて行ってしまいます。
頭だけ読みましたが、かっちょいい話なのですけどね……。



●80★/30人評価/66人フォロワー
こちらもライバルのロボット物です。
かなり拙作と近い評価です。
しかし、残念ながら1話でこけてしまっています。
PVをそのまま実読者数として見ても、3話目からフォロワーも去っています。
熱いレビューを書いた人が30人もいたのに、中盤からその方々も外れて行っているようです。
面白そうな雰囲気だけにもったいないですね。



SFに関しては、他にも何作か最後までペースを保ってPVを稼いでいる作品が数作ありました。
そしてその手の作品は、ちゃんと評価も高いのです。
たぶん、賞はそういう作品がとるのでしょう。
(「横浜駅SF」とか別格もいますがw)

でも、読者選考作品でさえも、けっこうフォロワー離れを起こしている作品も多い状態です。
フォロワーさんさえ離れてしまうのは、作者としては辛いですよね。

というわけで、結論。

この情報からわかるのは、「フォロワー数が多い、評価が多い=面白いではない」という難しさでしょう。
表面的には、★/フォロワー数ばかり出てきます。
「最後まで読んだ」/「読み続けている」という評価が、前に出てきていないのです。
本当に面白い作品は、後者の方が大切なのではないかと思うので、この手のことが評価される仕組みが必要ですよね。

もちろん、単純なPVは適当な数字です。
話数が多ければ、増えてしまいます。
平均PV(できたらユニーク値)を出していったり、読んだチェックの機能をつけたりする仕組みが必要ではないでしょうかね。



番外編。
ちょっと激戦区のファンタジーも2つほど見てみたいと思います。
なにしろ激戦区ですから、事情が違うかもしれません。


●530★/200人評価/725人フォロワー
タイトルになじみがあったので気になっていた作品です。
もうさすが激戦区。
なんか出てくる数字が違います。
その分、スタートダッシュからの落ち方も4ケタレベルです。
6,000→2,000という格差がすさまじい。
総PVの26,000は、こんなると意味を成しませんね……。
そして、最初の章(1,345PV)が終わると、力が抜けたのかいきなりPVが半分になっています。
そこから、フォロワー離れが始まっていますね。
もちろん、それでも拙作など比べ物にならないほどの人気なのですが(笑)。



●914★/335人評価/1,545人フォロワー
こちらも本気で、すごいですね。
というか、もう褒めるしかないので名前をだしちゃいますが、アクセス数データを見るとほれぼれします。
ほぼ谷間がない。
この安定感は、面白さを持続しているということなのでしょう。
実読者数は、2,000人ぐらいいそうです。
このグラフを見ていると読みたくなってきます(笑)。


●136★/58人評価/133人フォロワー
こちらもせっかくだから名前だしです。
ロボット物として非常にがんばっている作品で、平均226PV/話です(最終話は公開されたばかりなので計算に入れていません)。
ロボット物としては、今のところ王者ですね!
実読者数は、半分だと113ですが、フォロワー数と近いので問題ないでしょう。
少し後半に落ち気味ですが、踏ん張ってロボット物としての矜持を見せていただきたいものです!

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