2017年3月6日月曜日

Just Right!6 Proを試した!

校正ソフトお試し第3弾は、本格的な校正ソフトです。

■Just Right!6 Pro

http://www.justsystems.com/jp/products/justright/


本当に構成のためだけのソフトです。
その分、機能は豊富。


詳細はホームページを見てください。
ただ、ざっと見ただけでも一通りそろっていることがわかります。
設定は「すべて」というのを選んで、とにかくすべてチェックさせてみました。


このような設定画面で細かく指定できます。
さっそく校正させてみます。


このようなレポートが表示されて……


修正画面が表示されます。
指摘箇所は以下の通り。


詳しく見ていきましょう。




●指摘される要素


最初の行は助詞「の」が連続しているため、「明日の」が「天気の」にかかるのか、「予報は」にかかるのか判定しにくいという指摘です。
ただし、助詞「が」等が連続しても判定してくれていません。
前に紹介したNovel Supporterの機能とは違うということがわかります。



このあたりから、JustRightの本領発揮です。
「雨が降らない」が正しいと、同音語の誤りを指摘してくれています。
修正したい場合は、【降らない】のところをクリックするだけで直してくれます。



これは公用文として「彼」を使うべきだという指摘です。
小説の場合は公用文チェックは不要だと思いますが、あくまで参考として。



ここでは3つも指摘があります。
まず、「雨が」というのが別のところで使われているので、「飴が」がまちがいではないかという指摘です。
そらに「飴」が常用漢字にないなどの指摘もしてくれます。この辺は、お好みですね。



少し飛ばして「バットを降らないのか」の部分です。
問題は、5行目は認識していませんが、6行目で認識しているというところでしょう。
これは気になりますね。



これは「ら抜き言葉」の指摘ですね。
台詞などではあり得ますが、地の文では気をつけなければならない部分です。



「だ・である」調ではない指摘です。
台詞の中まで指摘してくるのは避けられません。



意味が重複している言葉の指摘です。正しい表現で【頭が痛いと】と教えてくれているので、そこをクリックするだけで直せます。



「写真」の場合は「写した」だと教えてくれています。
一方で……



「別のディスクに映画を移した」というようにデータの移動だった場合は「移した」で正しくなるのですが、この辺はもちろん仕方ないところですね。



こちらは表記ゆれの指摘です。
校正結果とは別になっています。
「言った」「いった」、「彼」「かれ」を指摘してくれています。
修正も簡単で、たとえば「言った」に統一したい場合は、1行目の「振らないと言った。本」のところを選んで[表記統一]をクリックするだけです。



こちらは括弧のチェックです。
とじ忘れが指定されています。


●指摘されない要素
個人的にチェックしてくれなくて残念な要素は以下の通りです。

・「……」「――」などの2文字つながりチェック
・台詞内のチェック無視
・段落の1文字落とし
・こそあどチェック→校正辞書に登録することで可能
・連続した助詞チェック→修飾関係があいまいになる場合のみチェックあり


●総評
全体的に専用ソフトだけあって、誤字脱字や同音語のチェックなどさすがでしょう。
Novel Supporterでしてくれる機能は基本的にないので、その辺は合わせ技で使いたいところです。
ただし、このソフトは非常に高額です。
個人で買うと、定価47,000円もします。
プロの校正屋として使うならまだしも、小説の校正サポート用として考えると何とも高額になってしまいます。
これはなかなかお薦めしにくい商品です。


ジャストシステム Just Right!6 Pro 通常版
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しかし、ご安心ください。
朗報があります。
完全ではありませんが、同レベルの校正機能をもっと安く利用する方法です。
方法は2つあります。
そのうち1つは、上記の「指摘されない要素」のいくつかを解決までしてくれます。
それに関しては、また次回に説明させていただきます。

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