2011年1月27日木曜日

「涼宮ハルヒの憂鬱」レビュー

前々から話題になっていながら読んでいなかった作品ですが、友人から「おもしろい」と薦められて借りることができたので読んでみることにしました。

アニメの1話は見たのですが、それ以外の前知識もなく「学園ギャグかな」という程度でスタート。

 

1巻目の総評を言えば、「おもしろかった」の一言ですね。

 

特に私は単に「学園ギャグ」だと思っていたので、「SFチック」な雰囲気が入っていたというところがちょっと意外でおもしろかった。

でも、感動があるわけでもなく、ゲラゲラ笑う要素があるわけでもありません。

なんとなく、その雰囲気を楽しむ話ですね。

ただ、「電撃大賞をとった作品」と言われると「うーん」という感じですね。

正直、独白と台詞が混ざった地の文は、独特の雰囲気はあるけど読みやすいとは言えません。

一発勝負の作品というイメージです。



 

ということで、1巻はそれなりに楽しめたので2巻目も読みました。

 

ところが、これがかなり読むのが辛い。

 

回りくどくて演出なのだろうけど切れ目なく続きすぎ、さらに読みにくくなった地の文。

さらに問題なのが内容です。

だらだらと話が進み、山場らしい山場もなく、落ちらしい落ちもなく終わります。

ギャグがおもしろいわけでも、(この時点で)キャラがすごく魅力的に見えるでもなく、眠くなる話の展開。

私個人の感想は、完全に駄作です。よく最後まで読めたと思ったぐらいです。

もう少し巻が進むとおもしろくなるという話だったのですが、この巻のせいで3巻に手を付けることができません。

この作品の人気の理由などを知りたいのでもっと読んでみようと思ったのですが、読み気になるまでしばらく休憩することに致します。

波に乗るとおもしろくなるのかもしれませんねぇ......。


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