前回のは前振りで、これが本題です(笑)
きっかけはつまらないことでした。
「アーマードコアⅤで自分のロボットのスクリーンショットを撮りたい!」
まあ、そこから始まり、考えてみれば我がレガシー遺産であるLDなどの媒体のとりこみもしたいということで、HDMIも含めていろいろなソースを取得できるキャプチャー環境が欲しいとなったわけです。
気をつけなければならないのは、HDMIの場合はHDCPですね。
これのせいで、PS3などはHDMI経由では普通にスクリーンショットを撮ることもできません。
そこで対策が必要になるわけです。
良くあるのは、HDMIセレクタでなんとかしてしまうパターンでしょう。有名なのだと、GSとかJackallとか。あとは秋葉原を歩くと、ダウンコンバーターなのに対策できてしまうのとかいろいろとあるようです。
ただ、私はそもそもキャプチャーカードを持っていないわけでして、HDMIセレクターだけあってもどうにもならないわけです。
というわけで、もっとも安くすませられる物として、右のような物があります。いろいろなソースが取れる物として、DC-HA1あたりなのですが、64bit対応があまく4GBの壁があったりで使いにくそうです。それが解決されている、DC-HC1はHDMIしかありません。
それに左右が、6pixelほど黒く塗りつぶされるとか、安いなりの問題もあります。それでも、コストパフォーマンスから言えばまちがいなく、この手の物がいいのです。
ところが、私の環境的にPS3の近くにキャプチャに堪えられるPCI ExpressをさせるPCがありません。そのためにPCを用意するのもばからしいわけです。
そんな中、目をつけたのが、Monster HD 264というハードウェアエンコーダー機能のあるキャプチャーユニット。
HDMIはUSB2.0で接続できる汎用性。HDMIの他にコンポーネント、S端子なども持っている汎用性。そしてハードウェアでh.264にエンコードできる機能など非常に使い勝手が良さそうです。さらに、トランスコード機能までついているときています(微妙ですが……)。
発売してからしばらく経つので、値段はかなりさがったもののそれでもけっこうします。
でも、それだけの性能はありそうです。
ただし、HDCPに対応していますので、HDCPの映像は録画できません。
つまり、PS3のゲーム画面は録画できないのです。
そのままではね……。
この機械ですが、どうやらハードゥエア側ではなにもHDCPはいじっていないようです。
つまり、ソフトウェア側の問題。
本当に世の中には凄い人がたくさんいます。
某所の偉人に感謝しつつ……。
Ver1.12.0210.0に対応
00009F5E 75 0B -> 90 90
000187DB 84 D2 -> 33 C9
上記を見てなんだか分からない人はスルーしましょう。
私もなんだか分かりません!!
ところで、これでスクリーンショットを取れるかなと思ったのですが、さすがにATOMのtypePではかなり辛いことになりますね(笑)
画面が後から後から遅れて流れてきます。
VRMode=0にすると、スクリーンショットが取れなくなってしまいますし……。
これはもう諦めて我慢するしかないですが、さすがにその画面を見ながらゲームの操作はできません。
そこで、HDMIスプリッターの登場です。
1入力を2出力にして、片方をMonsterに、片方をテレビにつなぐわけです。
これで遅延なく画面を見ながら、キャプチャーすることも可能です(まあ、ATOMではスクリーンショットを撮るのも大変なぐらい遅延しますがw)。
一番左のが値段も安くてなかなか良さそうです。コストパフォーマンスはいいでしょう。
日本メーカーがよければ、真ん中のサンワダイレクトのがいい感じです。
私は怪しいメーカーのですが、4入力2出力でリモコン付きの安いスプリッター機能付きのHDMIセレクタにしてみました。
リモコンに入れる電池がなんなのかも書いていないような適当さですが、今のところは問題なく動いています。
あとはケーブルを2本買って完了。
とりあえず、スクリーンショットを撮ってみたので、それは次回の記事で掲載してみます。
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