2015年8月7日金曜日

アウトランダーPHEV用に、車載PCをポチリたい!~2~

前回の続き。


車内に精密機器を設置。
それはいいのですが、夏の車内温度はかなり危険です。
窓にサンシェードをつけても、車内温度は50度近くまであがるでしょう。

http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/usertest/temperature/detail2.htm

というわけで、普通のPCを置き去りにするのはまずい。
つまり、簡単に取り外したり、取り付けたりできることを考えないといけません。
理想はやはり、電源とモニターのケーブルを取り付け、固定したら完了……ぐらいでしょう。
いざとなったら、ゲームをやるわけでもないので、モニターもワイヤレスでいいのかもしれません。

ところで、先日購入したモニターのメーカーさんであるセンチュリー様からご指摘をいただきました。
要するに、「車用液晶は高温に耐えられるようになっているけど、センチュリー製品は普通のだから夏の車内に放置しないでね」ということです。
私はなんとなく50度ぐらいまでは大丈夫だろうと考えていたのですが、説明書を改めてみると35度となっていました。
ただ、これは多分、動作温度だと思いますが……。

サンシェード等で対策はするつもりですが、どちらにしてもモニターを簡単に取り付けられる仕組みにしておいた方がいいことは間違いありませんね。

まあ、こういうことを悩みたくないなら、素直に車載用モニターをつけなさい……ということですね(笑)。


さて。
上記を踏まえて、配線について。

最初に考えていた配線は、下図のような感じでした。




順番に解説してみたいと思います。




①PC

まず、PCですが、いくつかの条件があります。

・小型
・低消費電力
・ある程度の動画再生ができるマシンパワー
・USBが3ポート以上
・HDMI出力あり
・メモリーとストレイジの拡張性有り

NUC系のPCをいろいろと探していたのですが、私がいいなと思ったのはこちら。





特徴としては……

・日本で発売が決まっているのはベアボーンのみ

・N3000系のセルロン

・リモコン付き

・USB3.0 type-Cポート有り

・11ac無線LAN対応

・無線LANアクセスポイント機能有り

・メモリースロット×2

・mSATA×1

・2.5インチストレージスロット有り

・4K動画再生対応

・ファンレス

面白いところでは、無線LANのAPになるところでしょうか。
旅行の時に、1TBのHDDでも内蔵して持っていけば、これだけでホテルでの無線LANアクセスポイント&NAS&PCの役割を果たしてくれてしまうわけです。
(ただ、このAP機能がどこまであるのか、まだわかりません)

悩んでいるのは、CPUですね。
デュアルコアにするか、クアッドコアにするか。
NASとして考えるならば、デュアルコアで十分です。消費電力的にもこちらでしょう。
しかし、将来的な応用を考えると、クアッドコアにしておくべきかも知れません。
価格差は、4,500円。
メモリー4GB分ぐらいの価格差となります。
まあ、たぶんN3000にするでしょう。

あと、システム用ストレージですが、mSATAのSSDでいいでしょう。


②HDD

問題は、データ保存目的のストレージです。
PCに普通の内蔵HDDを入れると少し振動が怖い気がします。
理想的なのは、やはりSSDですが、お値段が高い。

そうなると、耐震ケースに入ったUSBハードディスクがいいかもしれません。
ただ、それですと配線が増えることになります。

あとはWiFi内蔵接続できるNAS型HDDを使う手もあります。
そのタイプならば、配置の自由度が上がるので、振動を考慮しやすいかもしれません。


③モニター

モニターは、HDMI接続でいいかと思います。
下図のようなアイテムも持っているので、場合によっては、ワイヤレス接続も考えていました。
しかし、そこまでやることもないかもしれません。
というか、ミラキャスだと最初に有線モニターが必要だったかな……。




④アダプター

これが何のことかわからない人は多いかもしれません。
ナビは、USB接続でUSBメモリーの中にあるメディアファイルを再生できます。
本来ならば、そこにUSB接続のHDDを接続すればいいわけですが、今回は……

1) PCでデータをダウンロード
2) ダウロードしたデータをUSB-HDDに保存
3) 保存されたデータをナビで再生

……という手順を考えております。
しかし、このままですと、USB-HDDを取ったりつけたりしなくてはいけません。
もちろん、そうすればいいだけのことなのですが、これを付け替え無でやる方法のひとつが下記のアイテムを使う方法です。



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これは、簡単に言うと、ストレージエミュレーター。
PCに接続されているCD-ROMドライブや、ISOファイル、HDDのフォルダなどを、あたかも単なるメディアのように見せかけることができるアイテムです。
これで、USB-HDDの中身をナビからは単なるストレージのように見せかけることができる……はずです。
まだ試していないので、今のところ推測ですが……。

あとは、WiFi内蔵HDDを使用する手もあります。
ナビとはUSB接続し、PCとはWiFiで接続するわけです。
しかし、多くの商品でUSB接続中、WiFiアクセスができなくなるようです。
そうすると、結局は取り外しが必要になってしまいます。


⑤WiMAXクレードル

これは説明いりませんね……。
ただ、少しだけ説明しておくと、この状態ですと無線APは、PC本体が賄うことになります。
有線で接続せずに、WiMAXルーターと無線で接続する方法ももちろんありです。




とりあえず、こんな感じで考えていたわけですが、これだと本体への配線が非常に多くなります。
そうなると、マメな取り付け、取り外しは困難です。
無線化できるところは無線化することが重要になります。
できるとすれば、下記の部分でしょう。

・WiMAXとの接続:WiMAXルーターからWiFiで接続。

・HDDとの接続:WiFi内蔵NAS型HDDをWiFiで接続。

・モニターとの接続:ミラキャス?

これだけやれば、接続は電源だけで済みます。
モニターとの接続ぐらいは、HDMIでやってもそれほど苦ではないかもしれません。

とにもかくにも、まだまだ机上の空論に近い話。
実験確認しなくてはいけないことがいろいろとあります。
PCのベアボーンは明日発売だけど……ちょっと我慢かな。

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