というわけで、ちょっと寄り道。
この記事の最後で書いた通り、万能タイプの望遠レンズ、いわゆる便利レンズが欲しくなりました。
便利レンズとは、ワイドから望遠まで一本で済ますことができるレンズを言うそうです。
すでに見限ってしまったSEL55210は出品中で、着々とポチる準備しています。
さて。
肝心の便利レンズですが、Eマウントの場合は下記の4種類に絞られるようです。
●SELP18200
4つの中でもっとも高いレンズです。
カラーは黒のみ。
特徴は、パワーズームと動画撮影時のワイド端手振れを抑えるアクティブモード機能があること。
動画をバリバリ撮る人には、良いレンズと言えそうです。
しかし、パワーズームも入っているため、649gという重さ。
便利だからと言って、この重さと高額さは、よく考えないといけません。
私は動画メインのハンディカムがあるので、このレンズは候補から外れました。
ちなみに、型番の「SEL」は、「Sony E mount Lens」の略でしょうね。だから、Aマウントだと「SAL」になります。
そして「P」は、「Power zoom」じゃないかと思われます。
ちゃんと調べていませんが、調べるまでもなくまずそうでしょう。
「18200」は説明するまでもなく、「18-200mm」。
型番がよくわかっていない人は、これを覚えておくと間違いにくいかと。
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●SEL18200
型番を見るとわかる通り、先ほどのレンズのパワーズームがないバージョンです。
動画撮影時のワイド端手振れを抑えるアクティブモード機能はあります。
重量は少し軽くなって、524g。
それでもα6000と組み合わせを考えると重いことは間違いありません。
なお、カラーがシルバーしかありません。
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●SEL18200LE
型番の「LE」は「Light Edition」だそうです。
確かに機能的にもそっくりながら、細身になって、460gと軽くなっています。
ただ、これはあくまでSEL18200とはまったくの別物ですね。
ネットで検索をかけるとわかる通り、これはタムロンのOEM製品です。
そのため、基本設計から違うことになります。
スペック的な違いとしては……
・最短撮影距離
SEL18200 :0.3m-0.5m
SEL18200LE:0.5m
・最大撮影倍率
SEL18200 :0.35倍
SEL18200LE:0.27倍
・インターナルフォーカシング方式
SEL18200 :搭載
SEL18200LE:非搭載
……というところで、SEL18200の方がよれるということになります。
カラーは黒のみ。
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●TAMRON B011SE
先ほどのSEL18200LEのOEM元が作っている同モデルです。
カラーが黒とシルバーで選べます。
しかも、価格はこちらの方が安いと来ています。
こりゃあ当然、SEL18200LEを選ぶより、こちらの商品を選ぶ……とはなりません。
この商品とSEL18200LEとのもっとも大きな違いは、「ソニーがサポートしていない」ということでしょう。
特に、α6000等のユーザーは、地雷になってしまいそうです。
なぜなら、この商品とSEL18200LEが当初発売した時には、「ファストハイブリッドAF」には対応していなかったのです。
その後、SEL18200LEはレンズのソフトウェアのバージョンアップで「ファストハイブリッドAF」に対応しましたが、タムロンのホームページを見る限り、B011SEが対応した形跡はありませんでした。
つまり、このレンズではα6000の特徴である高速なAFが活かしきれないことになります。
また、今後のバージョンアップも期待できないでしょう。
レンズは寿命が長い商品なので、こういうのは気になります。
このモデルがタムロンからしか出ていないということなら別ですが、そうではないならサポートの差は大きいと思えます。
というわけで、私はこの商品を候補から外しました。
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