2010年8月31日火曜日

N4100plusが熱中症になったらしい……

ある暑い日。

家に帰ると、シーカスのNAS「N4100+」さんが、ピーピーと鳴いていらっしゃいました。

見ると、ハードディスクエラーではなく、システムエラー。

たぶん、熱でやられたのだろうと思い、とりあえずシャットダウン。

少し冷ましてから動かしてやったら、普通に動いてデータも無事でした。

この中に入っているのは、プライベートの動画や写真、ソフトウェア、ISOデータ、それに各種データのバックアップ、業務データなどでした。

その後、しばらく経ってから、バックアップを開始。

すると……



 

ピーピーピー!!

 

バックアップの途中でシステムエラー。

またか……と思ってまた電源OFF。

しばらく経ってから中身を見ると……

 

中身がなくなっていました!!www

 

正確には、RAID構成情報の消失です。

RAID5ですから、HDDが1つ逝ったならまだしも、これはもう無理みたいな壊れ方。

現在、我が家では録画サーバーと、動画用ファイルサーバーと、NASが動いていました。

本来は、各サーバーの内容もバックアップを取らないといけないわけですが、さすがにもうバックアップサーバーとか立てたくない。

それにそこまでしなくてもいいかなと思っていました。

 

しかし、消えてみると意外と痛い!!

 

まあ、幸いにしてほとんどのデータはバックアップしてあったので、ダメージは最小限に済みました。

一番痛かったのは、帳簿データでしょうか。バックアップを取り忘れて前回の決算前のデータしかなく……これは辛い。

子供の動画なども消えてしまったかと心配したのですが、これも別のHDDから発掘できました。

消えたデータも結構あったのですが、ぎりぎりセーフと言うところでしょう。

 

さて、今後をどうするかというところが悩みどころです。

とりあえず、もうN4100+の信頼度はかなり低くなっていますので、リビルドして完全にバックアップ用途として使用しようかと思います。

そもそもこいつは、100BASE&低スペックCPUでアクセスも遅いですし、小型筐体が災いして熱にも弱い。バックアップ専用にして、普段は電源OFFがベストでしょう。

 

しかし、そうするには、NASに収まっていたデータを入れる場所が必要になります。

考えているのは、動画用ファイルサーバーをすべてのファイルサーバーにしてしまうこと。

それには、現在、2TB×3のRAID5で動いているこいつを2TB×4にしてRAID5(RAID0+1のがいいのかな?)に変更した方が良さそうです。

しかし、RAID構成をし直すには、どこかにデータを移動しておかなければなりません。

現在、2.7TBぐらいあるデータをどう処理したらいいものか、ちょっと悩みどころです。

私のデスクトップが500GB×2のRAID0で動いているので700GBぐらいの余裕があります。

また、録画サーバーの方も同じ構成なので少し余裕があるはずです。

ただ、それでも退避場所としては足らないし、RAID0にバックアップというのも意外に不安ですね……。

N4100+が500GB×4のRAID5なので、これも使えば足りそうなのですが、こいつはあまり信用できませんし……。

DVD-Rに焼きまくるとかもちょっと大変すぎて考えにくい。

うーん、悩むよりハードディスクを買ってきてしまった方がもしかして早いかもしれないなぁ(笑)。


2010年8月25日水曜日

IS01にBOBLBE-Eのケースを買ってみた

Twitterで「BOBLBE-E ANIARAが、DS Liteも使えるからIS01にもいいんじゃない」という意見があった。

前から興味があったメーカーだったので、「よし試してみよう」と買ってみた。

迷ったのは、ANIERAにするか、Aeron Pocketにするかだった。

後者の方が大きく、PSPもはいるサイズ。

口の止め方も前者はマジックテープに対して、後者はチャックになっている。前者はそのままでも小雨などで本体が濡れにくい構造になっているが、後者はチャックから水が入る可能性があるためかレインカバーが付属している。

要するに大きさの違いである。

MH3Pなどを買えば、PSPを持ち運ぶことも出てくるだろうから、Pocketの方が便利そうなのだが、IS01には少し深すぎる気がする。

また、Pocketの方は口の開きが大きくはないので深いと取りにくいかもしれない。

というわけで、いろいろと悩んだ結果、ANIERAを選んでみた。

 

しかし、これが失敗だった。



 

IS01だと横幅がキツキツなのだ。

通常のケースだと、多少の伸縮があるのでマージンが発生する。だから、DS Lite用でもぴったり入るのだが、このハードケースはマージンがほとんどない。

そのため、DS Liteでぴったりだと、それよりも幅があるIS01ではかなり辛いのだ。

蓋を内側に向けて押し込めば入らないことはない。しかし、抜くのにも力がいる。

さらに厚み的に余裕があると思っていたが、その余裕も微妙に半端すぎて何も入らない。

また、レビューにもあったのだが、口をとめるマジックテープがすぐにボサボサになる。これは構造的なテープの引っぱり方に原因があると思うのだが、一日使っていただけでもうボサボサである。

あと5ミリ余裕があれば入りそうなので、Pocketの方ならぴったりと入ったのかもしれない。

来月にでも買って試したいところだが、なんか本来の目的とずれてきた気がするのでやめた方が無難かもしれない(笑)。

 

ところで、これと同時にTOOL BELT‘10というのも買ってみた。

上記のケースと合体できるベルトである。

これが予想外によい。

斜めになっているため、座った時に邪魔になりにくいし、かなり丈夫に出来ている。

 

そして何より、真ん中の縦ポケットにぴったりにIS01が収まる!!

 

……これだけでよかったんじゃないかという台詞は、よい子は言わないでおこうな!(笑)

口はマジックテープでとめてありそれほど強くはないが、飛び跳ねたりしないかぎりは落ちてこないだろう。

それでも心配な場合は、上部分についているチャックのポケットにもすっぽり収まる。

ちなみに、ANIARAだとこのベルトの合体はかなり無理矢理になる。詳しくは横の楽天ショップのリンクを参照のこと。

 

どうでもいいが、最初はもっとシンプルに身につけたいと思っていたのに、なんかまたごつい腰回りになってしまった。

本体と外部バッテリーとPocket Wi-Fiとケーブルが入ればよかったんだが。

もしくは、本体とPocke Wi-Fi。

ああ、もうそれぞれ専用ポーチを買った方が早いのか?w

そっちを買ってみるか……。

 

ってか、私がこんなにバッグが好きだとは思わなかったよ。


2010年8月9日月曜日

これはいい! 温熱治療機能あり低周波治療器

慢性肩こりで悩まされている私ですが、治療具もいろいろと試してきました。

その中でも手軽なのが、低周波治療器です。

私も安いものを買ってあったのですが、引越の時にどこかにしまって未だに発見できていません。

で、面倒だから、新しく少しいい物を買ってみようかなと思い立ちました。

 

とりあえず、現状はどんな感じなのかなと思い見てみると、私が知っている時よりもかなり相場が下がっていました。

どんどん値段が落ちているんですね。

右の写真の物も、1万円ぐらいの定価だった気がするのですが、半額ぐらいで売っています。

今、持っている物よりロングタイプのパッドで範囲も広く、調整も細かくできます。

ぴりぴりした感じがしなくなるソフトモードや、1,200Hzの痛みが酷い時用のモードもあり、機能的には十分でした。

これでいいかな……と思っていたのですが、そこで気になる物を見つけました。



 

OMRON オムロンホットエレパルスプロ 低周波治療器 HV-F310

 

というモデルです。

これの特徴は、なんといっても温熱治療機能でしょう。

整形外科の治療具などにはありますが、患部を温めて血流をよくする機能があるのです。

同じく肩こりが酷い栞御前も、これには興味が惹かれた様子。

ということで、Amazonギフトもあったのでそれを使って、急遽これを購入してみることにしました。

定価は、16,800円ですが、Amazonで7,780円。そこからギフト券を使って5,000円程度で購入できました。

 

商品は、日曜日に届いたのでさっそく試したのですが、これかなりいいです!

低周波治療器の基本機能は、たぶん上記のモデルと変わりません。

しかし、なんといっても温熱治療。これがかなり気持ちいい。

ぱっちり温まりますし、熱すぎたりもせず本当に気持ちいい。

じわ~っと温かくなったところに、マッサージの刺激が来るとたまらない心地よさです。

 

今までの気持ちよさとは、一線を画します。

 

もちろん、温めたタオルと低周波治療器で同じようなこともできますが、値段も大きく差がないのに手軽にできるのはかなりの強みでしょう。もちろん、温められる場所はピンポイントなので、夏場でも使うことにそれほど抵抗がありません。

まだ数回しか使っていませんが、この気持ちよさははまります(笑)。

終わった後のほぐれ具合も、今までの単なる低周波治療器とは違いを感じます。

 

欠点としては、まずボディがでかいこと。

また、基本は電池稼働可能なのですが、温熱治療時はACが必要です。

機能を充分に使うにはACケーブルが必要なのに、ボディが大きくケースとかもないので、持ち運びとかには向いていません。持ち運びなら、上のHV-F128のがよいでしょう。

それから、パッドは小さめです。そのため効果範囲は狭くなります。

さらにパッドの張りつきがすぐに弱くなります。10回ぐらいですでに粘着力が落ちています。たぶん、水洗いには対応していないので濡れ布で拭くとかするしかないのでしょうが、交換時期はすぐに来そうです。結果、ランニングコストはかかるでしょう。

うちも予備パッドを買っておくつもりですから、+2,000円は必要ですね。

 

マイナス面もそれなりにあるのですが、自宅で使用し、「とにかくこりをほぐしたい」ということを重視するなら、一度使ってみることをお薦めします。

私もこれ、毎日使ってしまうでしょう。今も、このマッサージ器を使いながら、この記事を書いています(笑)。

しかし、大きめのロングライフタイプのパッドが出てくれませんかね、これ……。


2010年8月3日火曜日

最近のスマートフォンについて思うこと

※垂れ流しの駄文です。スマートフォンに興味がある人が暇な時にお読みください。

 

私にとってのスマートフォン......というよりPDAは、やはりWindowsCEのイメージが強いようです。

ザウルスも持っていたし、他にも好きでいろいろと使っていましたが、総合的にWindowsCEのPDAが一番長くつきあっていたことになります。

でも、そのWindowsCEとも先日、とうとうお別れをしてAndroidに乗り換えました。

CEにも、そのアプリにも大変お世話になりましたが、もうなんか先が見えなくなってしまいました。

そして、これからもっとも先があるのは、Androidではないかと感じたのです。

つきあってみると、Androidはなかなか楽しいマシンです。

WindowsCEの頃のリセットが当たり前の毎日とは違った楽しみがあります。比べると、なんと安定していて、なんと快適なのでしょうか。

私の場合は、コストパフォーマンスのすぐれたIS01で、その値段以上に確実に楽しみ、そして実用的に使用できています。

 

ところで、IS01の情報を調べ始めてから気がついたことが多々あります。

それは、ユーザー層の変化です。たぶん、日本ではXperiaあたりから大きく変わっていたのでしょう。

WindowsCEは、ある程度の知識がないとほぼいじれないマシンでした。女性受け良いようにと作られたWillcom03も、何も知らない女性が持てば大変なことになるでしょう。

だから、情報源のサイト等にいる人たちの多くは、それなりの知識がある人たちでした。

もちろん、そうじゃない人もいましたが、それは少数派です。

それに対して、今のAndroid系のユーザー層には、本当にあまり詳しくない人が多いようです。

私とてAndroid初心者なのてすが、今までPDAをいじってきたノウハウはそれなりにありますし、自分である程度は調べることが出来ます。

しかし、サイトやTwitterを見ていると、スマートフォンやPDA初心者がかなり多いことがわかります。

そして、普通の携帯電話の感覚で操作しているため、いろいろと困惑しているようでした。それは質問掲示板などの内容を見ていると明らかです。

これはスマートフォンが一般的になりつつあり、ユーザーの裾野が広がったということで喜ばしい事なのでしょう。



 

一方で、はなはだ勘違いをしているユーザーも増えているのは困りものです。

Androidマーケットなどでコメントを見ていると、フリーウェアに対して「糞ソフト」「早く直せ」「ゴミ」「前の方が好きだから元に戻せ」とか罵詈雑言や命令調の酷い書き込みが目立ちます。

こういう書き込みをする人たちは、たぶん大いなる勘違いをしている無知な人々なのでしょうね。

そして、今後はこういう「考えない人」「感謝しない人」たちが増えてくるのでしょうか。そうなると、フリーウェアのクリエーターさんたちの意欲が削がれそうで気になるところです。

 

実はこの話を別のところでもしていたのですが、その時に「それはすでにiPhoneあたりから酷くなっているんだ」という話を聞きました。

私は、生真面目で不器用なので浮気が出来ない人間。そのため、同時に複数種類の端末を使えないので、「これ」と決めた種類の端末のみ使い続けます。

結果、iPhone系に関してはあまり詳しくありません。

ただ、Android以上にiPhoneは一般の人が使いやすいマシンだとは知っています。そして、爆発的に売れたことも知っています。

当然、そういう弊害もたくさん出ているのでしょう。

 

ちなみに、iPhoneは現在あるスマートフォンの中では最高峰と言って良いマシンでしょう。

きれいさ、動作、インターフェイスなど、あるゆる点でフラグシップであり、業界全体がiPhoneに追従したと言っても良いぐらいです。

しかし、私はiPhoneを買いませんでした。

何度かちょっと心が揺れたこともあったのですが、選んだのはAndroidでした。

理由はちゃんとあります。

 

「iPhoneに未来を感じなかったから」

 

この一言に尽きます。

浮気性なら、iPhoneも買ってしまったと思うのですけどね。1つに決めるとなれば、iPhoneを外すしかありません。

 

今まで「iPhoneには興味はあるけど......」と少し様子を見ていたユーザーも、iPadあたりから購入している人が増えています。

売り上げ数はがんがんとあがり、もちろんトップクラスです。

......が、それ故にiPhoneの売り上げ数はもうそろそろ頭打ちだと思っています。

すでにほとんどの興味があるユーザーは、iOSのマシンを買っているでしょう。

Appleがこれ以上のシェアを伸ばすには、iPhoneに興味がない人も引きよせる、決定的な要因が必要になります。

そして現在、その要因を各企業は必死に取り合っているわけです。

それが――

 

デファクトスタンダード

 

現在のPCで言えば、OSのWindowsや、アプリのOfficeやPDF、ハードならAT系などにあたるものです。

未だモバイル業界にはそれが存在しません。

今後は、これを如何にして手に入れることが出来るかが勝負になります。

そんな中、iPhoneがこれを手に入れるのは非常に難しいでしょう。

何しろ、OSもハードもAppleがガッチリと握っています。

他社が介入できるのは、アプリだけ。しかも、Appleの審査つき。

この状態で素直に他社が黙っているわけがありません。

Appleとしては新製品と新サービスで力押しでデファクトスタンダードを取ろうとしているのかもしれません。

しかし、こればかりは勢力が違いすぎます。

 

Android、米スマートフォン市場でiPhoneを抜いて2位に――米Nielsen調べ

 

この流れを見るとわかるとおり、Androidはスマートフォンのデファクトスタンダードへの道を取り始めています。

これは当然のことでしょう。また、iPhoneが横ばいなのも、私が上で書いた予測とマッチしています。

私はAndroidが発表された当時から、このことを言ってきたのですが、何人からか「そんなことにはならない」「Androidはどうなるかわからない」「iPhoneのが確実にいい」とか反論されました。

しかし、そういう問題ではないのです。Androidがどうとかという問題よりも、Appleがダメなのです。

iPhoneは、すぐれた端末です。これは上にも書いたとおりまちがいないと思います。

でも、Appleが戦略を変えないかぎり、デファクトスタンダードは取れないでしょう。

逆にもし、今のうちにiOSのライセンスを配り、他社製iPhoneが作られるようになったらAndroid陣は敗退するかもしれません。

今、Appleはまさに伸るか反るかの勝負をかけるところにいるのではないかと思っています。

 

一方。この戦い、日本のキャリアーにも見ることが出来ます。

ソフトバンクvsDoCoMo&auという戦いです。

もちろん、ソフトバンクもAndroidを出してアンパイを掴んでいるように見えますが、FeliCa等がついたいわゆる「日本向けAndroid」は、DoCoMoとauが握っているように見えます。

そしてその開発では、互いに同じメーカーと手を組んで協力しているのでしょう。

私は、秋冬モデルでもIS01とLYNXのような兄弟機で勝負に挑んでくると考えています。

また、その開発されたモデルは、ソフトバンクには流されないのではないでしょうか。何しろ、それはiPhoneと戦うための大事な武器になるはずです。

 

秋冬モデルが出た時、また日本ではこの流れが大きく変わることでしょうね......。


AndroidでTOMBOの代わりを探す~テキストメモ帳系レビュー?

最近、やりたいことがたくさんありすぎて困る概夢です。

guym.netのドメイン移管(未だに上手くいかない。一度、解約してしまうか......)、guym.netの再構築、FF11とFF14のプレイ、執筆活動、そしてAndroidの環境構築などなどなど......ほかにもやりたいことが山積みです。

まあ、とりあえず一つずつ片づけていくしかないということで、今はAndroidの環境構築に時間を割いています。

その中でIS01を使うようになってから、どうしても困ったことが一つあります。

 

それは、TOMBOの代わりになるツールが見つからないことです。

 

TOMBOとは、PC版とWindows Mobile版で開発されているメモツールです。

階層型のデータ管理ができて、検索よる仮想フォルダ機能、データの暗号化などの機能があるシンプルながら非常に使いやすいツールです。

特に、データが個別テキストファイルになっており管理がしやすく、そのファイルをPCとWinCEで共有することでどちらからも同じデータを見ることができました。

私は大事なデータをTOMBOで管理していたのですが、残念ながらAndroid版は存在しません。

 

http://tombo.sourceforge.jp/

 

そこで、このTOMBOの代わりになるツールをいろいろと探していましたが、これがなかなか見つかりません。

とりあえず、テキストメモ調系アプリを手当たり次第に試してみました。



 

と、その前に自分的な要点をまとめますと、以下の通りになります。

 

・PCとデータを共有できる(PC側でデータを手軽に見る手段がある)。

・即時に見たいことが多いので、データはローカルに保存。

・タグ(フォルダ)による階層構造を使用したい。

・できるかぎり、シンプルなテキスト型で保存。

・できるかぎり、暗号化可能。

・ウィジェットは使用しない。

 

こんなところです。

ただ、いろいろ調べていくと、PCとの連携にGoogle Docを利用しているパターンが多いようです。

そのため、Google Docにとりあえずデータをインポートして、こちらの使用感も試しました。

ちなみに私のデータは、テキストファイルで約200個になります。

また、Androidアプリの都合上、シフトJISではなくUTF-8にデータをコンバートする必要性があります。

コンバートは、下記のソフトなどを使うと便利でしょう。

 

http://www.kashim.com/kanjitranslator/

 

 

 

■ ListMemo

 

Google Docとデータのやりとりができるが、同期ではありません。

リストも私の用途としては見にくく、タグ(フォルダ)分けにも向いていないでしょう。

特にタイトルが見にくいのは致命的ですね......。

 

 

■Easy Note + 2do

 

Google Docの同期機能として考えると、今回の中で最も解答に近かったアプリ。

ただ、同期の部分は、本当の意味での同期ではありません。「片方にないものを作る」のでAndroidのデータを削除しても、Google Doc側にデータが残っていると同期時にAndroid側にデータが復活してしまいます。逆もまたしかりなので、データを消す時は両方を同時に消さないといけません。

それはまだしも、問題は同期に時間がかかることでした。200個のデータを同期させるのは意外に時間がかかります。これは差分で同期などの処理をやっていないためでしょう。

ちなみに、フォルダはGoogle Docのタグとして処理されます。

見た目が固定されていてカスタマイズができないのもネックです。

とくにデータ一覧があまり見やすいとは言えません。タイトルのリスト化ができるといいのですが、表示形式はアイコン型にタイトルと本文の最初のビューが表示されるだけです。

また、Google Doc側と改行コードの違いも出てきます。

ちなみに、Google Docとのシンクロは別アプリを呼び出す形で行われますが、こちらのアプリは縦画面固定です。その時だけ縦になってしまうのはやはり嬉しくありません。

とにかく、私的にはいろいろと惜しいアプリでした。

 

 

■Note Me

 

Google Docではなくカレンダーと連携ができるアプリ。同期というより、メインは書き出しでしょう。

フォルダはGoogle Docのタグとして処理されます。

基本的な画面構成や性能は使いやすかったのですが、残念ながら私の用途には向いていませんでした。

ただ、「テキストメモを使いやすく」ということを求めている方には、もっともお薦めできるアプリに感じました。

 

 

■Note Everything

 

音声メモも手書きメモも扱える上、QRコードの内容もメモとして残せます。

データのインポートも手軽で、テキストファイルをまとめてインポートできます。

画面もシンプルで見やすく、普通に考えれば総合メモの決定版的なアプリ。

有料版にすれば、写真のメモやリマインダー、チェックリストなどの機能も充実できます。

ただ、Google Docとの同期の機能はなく、Google Docにデータをエクスポートできるだけなのです。

また、有料版にSDへのバックアップ機能はありますが、保存先のデフォルトを選ぶことはできません。

単体のメモとしてこれを使おうかと思っていますが、今回のテキストデータベースとして使うのには向いていません。

 

 

■Wikilinノート

 

少々、異色のノートアプリになりますが、ローカルのみで動くWikiのような形態をしたノートアプリです。

データはページごとにテキストファイルとして扱われますし、ファイル名=タイトルですし、そのデータフォルダも明示的に指定できます。

独自の同期機能はありませんが、SugerSyncでデータフォルダを同期すれば問題解決。

こう考えると、PC版TOMBOとのコンビネーションとしては最もよい......ような気がしますが、残念ながら文字コードの違いがあります。

TOMBOはシフトJISで、WikilinはUTF-8。この問題さえ解決できれば、PCではTOMBOを使い、AndroidではWikilinを使用することが出来ます。

非常に惜しい......。

まあ、暗号化はあきらめるしかないので、PC側ではテキストエディタで内容を見るという手もありますが......。

 

ただ、Wikilinにはその他にもいくつか惜しいことがあります。

なんと言っても、階層化という考え方がないことでしょう。

Wikiでよくある「メイン/サブ」みたいなページの階層構造がありません。そのため、データが大量にあると、閲覧が検索以外では非常に見にくくなってしまいます。

200ページもあるとIndexページが大変なことになります......(Indexページの編集は出来ません)。

少量のメモなら問題ないのですが、大量になると整理がつきません。

 

 

......というわけで、ここまでいろいろと調べてきましたが、やはりTOMBOの変わりが出来るアプリがありません。

最終的にはテキストデータベースという考え方なので、SugerSyncで同期してあとはテキストエディタで見ればいいという話でもありますが、使い勝手が良いとは言えません。

 

あとは、CSV形式に変換して、カード型データベースソフトなどを利用する方法でしょうか。

もしくは、SQroid等を利用して、SQOLiteで扱うか(その場合のデータはどこに置かれるのだろう?)。

もうしばらくは、この問題で悩みそうです......。


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