なんか下腹部にできた粉瘤が小さくなって、なんか触ってもわからないぐらいにしぼみました。
……なんでなにもしていないのにしぼんだんだろう?
しぼんだと言えば、「Zii EGG」が開発者向けにしか発売せず、通販で買えるかと思ったら日本への発送がなくて物欲がしぼみました。
……なんであんなおもしろいマシンを普通に売らないんだろう?
いやはや、世の中には「なんで?」がいっぱい。
ところで、それなりに話題のアニメとか見たりしていた私ですが、非常に話題になったアニメである「新世紀エヴァンゲリオン」はまったくもって見ていませんでした。
……なんで見なかったんだろう?
なんか気が向かなかったんですよね、当時は。
ただ、最近になって、新劇場版が作られて見に行った知人たちがみなおもしろいと口をそろえて言っています。
うーん、そんなにおもしろいというなら、ちょっと最初から見てみようかなと思い立ち、ビデオ屋からがっつり借りて見ることにしました。
とりあえず、見たのはTVと最初の劇場版。
で、感想なのですが、細かく書くと長くなりそうなので、大雑把に。
まず、TV版の最初の方ですが、異様に乗りが悪い。
強引な展開で主人公ではなく周囲のキャラクターのノリについていけません。
見ていて主人公が一番まともかもしれないと思うほど周りが異常に見えました。
特にミサトさんがシンジにエヴァに乗れというシーン。
「乗りたくない」というシンジに「またお父さんから逃げるの!?」と言うのですが、まったく意味がわかりません。
お父さんから逃げなくとも、よくわからないロボットで命をかけて戦えと言われれば逃げたくもなるでしょう。
それとこれは、まったく別のことでしょうが……と、そんな感じで正直、前半は見るのが辛い感じがありました。
それでもアスカが出てくるぐらいになって、なんとなく面白い感じになってきました。
私は暗くてシリアスな話かと思っていたのですが、思っていたよりもギャグアニメだということにこの辺で気がつきました。
というわけで、中盤から終盤にかけては、おもしろいかもしれないと思い、続けざまに見ました。
しかし、終盤になって視聴者を置き去りにして結末に進んでいくストーリー。
それを演出だというのでしょうが、どう考えても暴走気味の構成にしか見えません。
押井守監督が暴走した感じに似ています(笑)。
そして問題の最終話2つ。
見るだけで疲れて気持ち悪くなる映像構成。
あまりにちらちらとするので、栞御前は気持ち悪くなっていました。
さらに内容も問題。
ストーリーでテーマを語るのではなく、テーマ自体を同じような形で延々と語ってしまい、今までの展開をまったく有効活用せずに結論を言っておしまい。
あれは、(伝わったかどうか別として)テーマのエンディングではあったかもしれないけど、ストーリーのエンディングではない。
結局、「物語は終わっていない」という「未完」作品になってしまっています。
話を広げすぎて結論がその時はつけられなかったのか、もしくは最初から狙っていて劇場版で結末をつけた(ということが公式らしいが)のか知らないけど、どちらにしても私の中ではこの結末のおかげで「駄作」になってしまいました。
まあ、この作品については賛否両論あるらしいし、中には絶賛する人もいるのでしょう。
そのことを否定するつもりはありませんが、少なくとも私の理解の範疇にこの作品はありせんでした。
さて。そこで本当のエンディングであるという劇場版をみました。
ここでいう劇場版は「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に」のことです。「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH & REBIRTH シト新生」は必要なさそうなので見ていません。
確かにこちらはストーリーのエンディングかもしれませんが、やはりうざい演出が気になります。
とにかくなにもかもわざとらしさを感じてしまう。
ロボットものではなく、グロテスクな表現の戦いはテレビ版に輪をかけて過剰に表現。
さらに一般的な性的タブー表現などをやたらにいれる。
それは必要だったのか、それによってなにを表現したかったのか……。
わかるようでわからない。
というか、私はどうしても反骨精神的な描写であり、物語のための描写じゃなかったような気がして仕方ありません。
統合世界でATフィールドのある(元の)世界に対し、ある一種の悟りを開いた(他人を受け入れる強さをもった)シンジが、最後にアスカの首を絞める表現もわかりませんし、そもそもアスカだけが再生されていたのかもわかりません。
自ら生きようとしたものが生きる……というなら、シンジはもっとも遠くにいて、他にもっと近い人もいたでしょう。
テーマと行動が伴わないので、どうにも混乱しか残らない感じです。
まあ、もう二度と見ない作品だと思いますが、逆にこれをどういう風にしたのか、新劇場版の方は興味があります。
「破」がDVDのレンタルででたら、「序」とまとめてまた見てみたいと思っています。