上記は、現在のtype Pの画面です。
もの凄くすっきりです(笑)。
「type Pにランチャーソフト投入 - Almost in Dreamlike」で左側に配置していたニュースのガジェットは、一度消したのですが、いろいろと考えて結局ツールバーに折りたたんでしまい込んでしまいました。
モバイルで使っているとわかるのですが、結局オンラインよりオフラインの時間の方が多くなります。
そしてオフラインの時に起動すると、ニュースの部分がエラー表示になってしまって非常にかっこが悪いわけです。
ところで、Googleガジェットはサイズが勝手に変わるバグがあります。
上の画面だと、カレンダーが勝手に折りたたまれてしまうのです。
いろいろと調べてみて、Yahoo!ガジェットが種類も多く楽しそうだと思ったのですが、残念ながら私の希望するガジェットが存在しませんでした。
本当は、Vista用ガジェットがもしかしたら一番希望に近かったのかもしれません(笑)。
まあ、とりあえずは妥協してGoogleガジェットを使い続けることにしました。
これでtype Pでは見にくい時計とバッテリー表示も見やすくなりますし。
それから、前回より他に変更したのは以下の2点。
●チューチューマウスはアンインストールしました
Orchisで使用するときに、使い勝手からちょっと問題がありました。
勝手にマウスが動いて、前回選んだ子メニューがあるアイコンの上に行ってしまうと、子メニューが開いてしまい、親メニューのショートカットキーが効かなくなってしまうのです。
●仮想メモリーは使用しないようにしました
しばらく普段やることでメモリーの使用量をチェックしていましたが、XPで2GBだとメモリーに余裕があります。
そこでページファイルを使用しないようにしてみました。
今のところ、それで問題なしです。SSDのためにもいいことでしょう。
さて。
こんな感じで基本環境は落ちついてきました。
そうなると今度は、使用アプリの悩みにシフトしていきます。
特に問題なのが、メール環境です。
ノートパソコンをもつと、いつもこれに悩みます(笑)。
現状ではデスクトップでWindows Live Mailを使用していますが、一応サーバーにもメールを7日間ほど残しています。
この状態でやれる方法は以下の通り。
●Windows Live Mailをtype Pにもインストールし、データを同期させて使用させる
・同じデータをデスクトップとノートの両方に入れることになる。
・他のメールソフトでも試したことがあるが、データ矛盾が起こるのが怖い。うっかり同時に起動させたときなど危険。同期前に両方とも動作させてしまった場合など。
・全データを持って歩ける。
●Windows Live Mailをtype Pにもインストールし、データをメモリーカードに同期させて使用させる
・メモリーカードの入れ替えが面倒で、入れ替えを忘れることがある。
・Live Mailではなく他のメーラーを使用すれば、メーラー自体もメモリーカードに入れてしまうこともできる。
・全データを持って歩ける。
・SSDの容量増加を節約できる。
・データ矛盾は起きない。
●Windows Live Mailをtype Pにもインストールし、type P側ではサーバーデータを一切削除しないようにして個別に動作させる
・個別にデータを整理しなければならない。
・type P接続前にサーバーから消えている古いメールは読めない。
・データ矛盾は起きない。
・古いデータでもtype Pで受信しておけばそちらで保存しておける。
●type PではWebメール(GmailかWindow Live Hotmailで統合)を利用する
・オフラインでは使えない。
・サーバーから消えている古いメールは読めない。
・ネイティブソフトより反応は悪い。
・SSD容量増加を節約できる。
・データ矛盾は起きない。
・読まないメール(スパム、その時に用がないメール)の受信を行わなくてよい。
現状では、それほどメールの重要性は高くありません。
だから、わざわざソフトを入れずに上記最後の方法で、必要な時だけWeb Mailで補おうと思って使っていました。
もちろん、数種類のサーバーに別れたメールを、それぞれのWeb Mailサイトで見ると面倒なので、複数アカウント対応でPOPが使えるWeb Mailで統一使用としていました。
しかし、使っていると意外に不便なことがわかります。
例えば、地下鉄の中で使うことが多い私は、オフラインになりやすいわけですが、その度に使えなくなります。
また、喫茶店などに入ってメールを書こうかとしたとき、その喫茶店の電波受信感度が悪かったら、メールを書くこともできません。
やるとしたら、テキストエディターなどに書いておいて、あとでメーラーにコピペなどしなくてはなりません。
また、ほんのちょっと前に来たメールをもう一度、確認したい……という時にさえ、いちいちオンラインにしないと内容を確認することもできません。
当たり前なのですが、これらの問題で非常にスマートな使い勝手ではありません。
オフラインでもWeb Mailが使えれば……と思ったところで、思いだしました。
GoogleのGearsです!(参考:第1回 そもそもGoogle Gearsって何?:ITpro)
これは一言で言うとブラウザーを機能拡張して、ネイティブアプリに近づけたりシームレスにしたりする試みの一つ。同系統で、Yahoo!のBrowserPlus™などもあります。
ともかく、Gearsを使用することで、オフラインの時にもGmailを使用することができます。
もちろん、「それなら普通にメーラーを入れればいいじゃないか」という話もあるかもしれません。
しかし、GearsはGmailだけでなく、Google Documentsもオフラインで扱えるようにしてくれます。
さらに嬉しいことに、Google AppsアカウントだけですがGoogleカレンダーもオフラインで見られるようになりました。今までの流れを考えると近い将来、一般アカウントでもオフライン対応になると思われます。(参考:Google Calendarがオフラインでも利用可能に)。
私にとって、このカレンダーのオフライン対応は非常に嬉しいところ(このカレンダーについてもいろいろと悩みがあるのですが、それは後日)。
試しにGearsを入れてGmailを試しましたが、これはなかなかいける感じです。
直近のメールしかもちろん読めませんが、サーバーにメールを残す時間を長めに調整してやれば日常的な使い勝手では何の問題もないでしょう。
Gmailの優秀な迷惑メールフィルタも働いてくれるので、下手をするとWindows Live Mailで読むよりも読みやすいかもしれません。
ついでに、Gmailのガジェットも追加してので、最新のメール確認もちょっと簡単にできるようになりました。
モバイル環境でGmailを使うことがある人は、ぜひ導入を薦めたいGearsですよ!