XOOMさんのソフトウェアキーボードは、10インチだけあってかなり使いやすいのですが、やはりなんだかんだ言ってもハードウェアキーボードには敵いません。
ということで、とりあえず自宅にあるBluetoothキーボードをいくつかつないでみました。
結論的には、問題なくHID接続できます。
ちょっとうれしいのは、ボリュームキーですね。
これが反応してくれます。
逆に対応が難しいのが、IMEのオンができないことでしょう。
ちなみに、オフはESCキーでできてしまいます。
オンにするには、入力エリアをタッチするしかないようです。
あと、AndroidはQWERTYの英語キーボード対応です。
配列的には101系ですので、QWERTYの日本語キーボード(配列的には106系)だと一部のキー配列が異なります。
英語OSで106を無理矢理101で使うこともあったので、まあこの辺は慣れればいいやという感じなのですが、試しに英語キーボードも買ってみるかという気になりいろいろと探し始めました。
で、いろいろ探している間に、ELECOMの「HIDがないAndroidでもSPPで動かしちゃうぜ」というBluetoothキーボードが安売りをしていたので思わず購入してしまいました。
このキーボード、定価がアホかと思うほど高いのですが、7,000円を切っていたのでついつい勢いで(笑)。
でも、買ってから気がついたんですが、これQWERTYの日本語キーボードなんですよね......。
英語キーボードに関しては、また今度、手に入れてくることにしましょう。
それで使用感ですが、折りたたみキーボードとしてはこんなもんでしょうというレベル。
問題なく使えます。
折り曲げ野ロックに多少遊びがありますので、膝の上では多少パガパカしてしまいますが基本的テーブルの上などで使うならまったく問題ありません。
スタンドも今にも壊れそうな強度ではありますが、気をつけて使えば問題ないでしょう。十分に実用レベルです。
で、肝心のXOOMとの接続なのですが、SPPはなんとなく駄目そうな雰囲気ですね。
ELECOMのアプリがキーボードを見つけてくれません。
ただ、ググってみるとXOOMではありませんが、「リブートすると認識した」という書き込みもありました。
もしかしたら認識してくれるのかもしれませんが、そこまでは試していません。
それに対してHIDの接続は何の問題もなくペアリングできました。
入力に関しては、やはり英語配列ではないので一部のキー位置が違います。
また、IMEのONができません。
それから、いくつか調べたキーの使い方を書いておきましょう。
・かな←→半角英字切り替えトグル : [Shift]+[Space]
アプリによっては、Shiftが入りっぱなしになったり、CAPSが解除できない状態になったりします(HootSuiteで発生)。
Jota Text Editorだと問題ありません。
・メニューキー : [Fn]+[\]
・記号入力 : [Fn]+[Space]
これで呼ぶと、その時のIMEの記号メニューが出てくるようです。
それから、マッシュルームが呼び出せませんので、「マッシュドア」などで対策するしかないようです。
不便はいろいろとありますが、文字入力自体はやりやすくなりますね。
ただ、XOOMのソフトウェアキーボードも大きくて打ちやすいのでわざわざ買うほどの物かと言えば微妙かもしれません。
文字入力の頻度によりけりというところでしょう。
それから、他にもBluetoothキーボード関係のアプリがありました。
「Bluekeyboard JP」......XOOMだとうまく動かない?
「OKeyPie」......親指シフトキーボードになるらしい。試していません。
また、ソフトウェアキーボードアプリですが、「nicoWnnG IME」というソフトがなかなかすばらしい。
かな入力キーボードや数字入りフルキーボード、2タッチキーボードが使える優れもの。
ローマ字入力キーボードでも一般キーボードに近く記号などが最初から並んでいる配置です。
小さい端末だとキーが増えると辛いけど、XOOMのサイズだと実用的。
カスタマイズもいろいろできるのでお薦めかもしれません。
追記
IS03でSPP接続してみましたが、それほど遅延は気になりませんね。
意外に普通に使えています。