私は現在、某世界的一流企業で働いていますが、別にそこの社員ではありません。
自分で設立した会社と業務委託で働かせていただいているだけです。
本来、その私の契約は1月~12月の1年契約なので、実際はつい先日更新したばかりになり、今年の12月までは契約があり働けるはずでした。
しかし、ちょっと契約書作成時にミスをしてしまいました。
あまりにも契約更新がルーズなので、契約を自動更新として契約満了日から90日前に書面による申し込みがなければ、自動更新となるように契約書を変更したのです。
しかし、その時に同時に変更したつもりだったのですが、どうも勘違いして解約条項の修正をし忘れていたのです。
解約も90日前ということになっていたのですが、「どこから90日前なのか」ということが書いていなかったのです。
本来は、「契約満了日より90日前」にしなくてはいけなかったのに、それを抜いてしまったためにいつでも90日で解約できる用になっていたわけです。
そして、それをつかれて、とうとう私にも解約通知がきてしまいました。
きちんと修正していれば、残り期間のパッケージ料金などもらえてウハウハだったのですが、とんだ誤算です。
家を買ったばかりで、しかもパッケージももらえずに解約……さすが私の人生だという感じですね。
まあ、そんなわけでゲームだなんだと言っていられず、ここのところ毎日就職活動をしているわけです。
しかし、さすが不景気!
これがなかなか辛い雰囲気。
実は非公開案件を紹介してくれる転職アシストサービス6社ほど申し込みました。
パソナキャリア、マイナビ、リクルートエージェントなどなど。
しかし、仕事の検索どころか、面接もなく、どの会社もメールで一本で門前払いです。
決まってメールには「不景気だから」と入っていましたが、もちろんそれだけではないでしょう。
ぶっちけゃけ私の年齢になると、IT業界に席などほとんどないのです。
IT業界、特に実働部隊の年齢は30才~max35才まで。
若い年齢が好まれる業界ですから、それ以上は求人がほとんどないのです。
もちろん、大台に乗ってしまった人にも少ないながら席はあります。
・かなり特殊な資格を持っている場合
・サーバー構築などの経験が豊かで、中心となってプロジェクトできる技術がある場合
・大人数のマネージャー経験があり、プロジェクト管理などできる場合
とくに大台に期待されるのは最後のマネージメント経験です。
たぶん、大台になると資格よりも、こちらの方が重視されるでしょう。
これがないかぎりは実働部隊にまわるしかなく、例え特殊な資格など持っていても実働部隊で働けるのは限界で45才程度まででしょう。
つまり、IT業界に留まりたければ、マネージャーになるしかないのです。
私は今の会社に、今の状態で長くいすぎました。
今の(契約先)会社は、外資系で人は簡単に切ってきます。
そこに実働部隊として昇進もない業務委託の状態で長くいたため、マネージメント経験を積むタイミングを逸してしまったのです(非公認なマネージメント経験はありますが、それは役に立ちません)。
わかっていたことですが、条件が良かったために離れられなかったわけなのです。
こう考えると、今回の解雇は転機の一つなのかもしれません。
IT業界にしがみつかず、これからさらに年齢を重ねても働いていけるようなジャンルに挑戦してみるべきなのかもしれません。
幸い、私は勢いで取った宅地建物取引主任者資格があります。
未経験なジャンルですが、この資格を使って不動産業界に行くのも手なのかもしれないと、今はそちらにも触手を伸ばしています。
給料は当然ながら大きく落ちるでしょうが、将来的にはプラスになるかもしれません。
逆にこのタイミングを逃したら、もう私には新しい道はないかもしれません。
期限は3月末。
4月からの私がどうなっているか……乞うご期待です!