2015年8月20日木曜日

パソコン自動切替ケーブル(BSKM203)をポチッた!



特にこれと言って必要だったわけではないのですが、タイムセールで2,000円を切って売っていて、なんとなく面白そうなのでポチりました。
で、試しに使ってみたら、これがなかなか面白い。

ホットキー切り替え、もしくはマウスカーソルの位置をトリガーにして、マウスとキーボードの操作をホストPC側からリモートPC側に切り替えるというツールです。
リモートPC側に切り替えると、たぶんリモートPC側からみるとUSBキーボードとマウスがハード的に接続されているように見えているのかもしれません。
ただ、それ以外にも、ホストとリモート間で、コピー&ペーストや、ドラッグ&ドロップなどが使えるので専用ドライバーで動いてはいるのでしょう。

反応は非常に良いです。
タイムラグは感じません。
例えば、ホストPCの画面の左横に、リモート側となるノートPCを開いて画面を並べておいておきます。
そしてトリガーを画面左端にしてやることで、マウスカーソルを画面左端に持っていくと、まるで連続しているようにノートPC側でマウスカーソルが動き始めます。
その間、フォーカスがリモートPC側になるので、キーボード入力もリモートPC側に飛ばされていきます。
残念(当然)ながら、ホスト側にマウスカーソル描画は残るので、左端に行った時に、カーソルが画面の端にぶつかって止まった感はありますが、慣れればデュアルモニターのようにして使えます。

ドライバーとソフトは、このツール内に含まれている為、接続することでPnPインストールされます。
まさに差せば動くという手軽さがあります。
使ってみると、ちょっと「おお」と感動できます。

今のところわかっている欠点としては、CTRL+ALT+DELがやはりうまく飛ばないことがあるぐらいです。
この時はリモート側でキー入力を受け付けてくれなくなる現象が出ましたが、ホスト側でなにかキー入力してやるとも出りました。




さて。
複数のPCを利用するとき、私はほとんどの場合、リモートデスクトップ(以下、リモデと略)を利用します。
特に複数モニター環境だとリモデはかなり強力なツールとなってくれます。
VNC系の画面転送型よりも、リモート側のグラボ性能に左右されず、解像度なども自由にできるなどの利点もあります。
ほとんどの場合、これで問題ありません。

では、このケーブルを使う利点はどこにあるのかですが、私的には2つポイントがあるかなと思っています。

1つ目は、リモート側にタブレットPCを使う場合でしょう。
仕組みを見てもらうとわかる通り、このケーブルはリモデと違って、リモート側にもモニターが必要です。
モニターはもちろん切り替えてもいいのですが、この手軽さを味わうならば、デュアルモニターのようにホストとリモートの画面を並べて使いたいところです。
その点、もともとキーボードやマウスがなく、画面だけのタブレットPCならば、横に並べておくのに適しています。
ただし、ほとんどの場合、USB端子はmicroですので、変換が必要になってしまうでしょう。

ただし、これだけでも、別にリモデで十分という話もあります。

そこで思ったのは、2つ目のポイント。
ホスト側でゲームをやっている時の利用です。
特に全画面表示系でフォーカスが他のアプリに行くと、画面表示がされなくなったり、アプリが止まってしまうなどの問題があるものです。
こうなると、リモデは使えないので、人によってはゲームの調べもののために、メインPCの横にノートPCを置いて調べものをしたりしていたのではないでしょうか。
この時、このケーブルを使ってタブレットPCを横に置いておけば、マウスを横に動かすだけで簡単にタブレットPCを操作できるようになります。
また、タブレットPCならばタッチパネル操作もできるので、ちょっとした操作ならば切り替える必要もないはずです。

とはいえ、私はまだゲームでそのような使い方がうまくいくのか試していません。
というか、最近、ゲームをやっていないので……。

今度、FF14などで試してみたいとは思いますが、あくまで入力機器エミュレートをホストPC側でコントロールしているため、ホストPC側の負荷が高いと動きがおかしくなる可能性があります。
また、マウスカーソルの位置でリモートPC側に切り替えだと、ゲームに興奮中に知らず知らずリモート側に操作がいってしまい……ということもあるかもしれません(その場合は、ホットキー切り替えなどをテストしてみると良いかもしれませんが)。

ちなみに仕事では、横に置いているテスト用ノートPCの操作をこのケーブルでやっています。
リモデ経由だと、アプリのインストールや動作に不安があるときもあるので、これはこれで役に立っています。
とりあえず、複数のPCを並べて使っている人は、試してみると面白いツールだと思います。

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