2011年5月6日金曜日

XOOM用ケースカバーを買ったが失敗した

ケースカバーが届いたので、速攻レビューしたいと思います。

 

外見は悪くありません。革の質こんなものでしょう。厚みもしっかりあって、それなりの保護力はあると思います。

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固定方法は、封筒式です。底部(カバーの折り目側)に蓋のような物があり、そこから入れて蓋を本体の背面側に押し込みます。ちなみに本体にジェルカバーなどをつけていると、入れることはできますが形が合いませんのでやめた方がいいでしょう。

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蓋は、向かって左上に磁石受けがありそれで固定されますが、右側にはないので蓋を下に向けると右側だけパカッと空いてしまい斜めになります。右にも入れるべきだと思うのですが……。

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さらに実際に入れてみると、気になることがけっこうあります。



 

まず、画面の周りを囲む枠が少し浮いてしまいます。一件、問題なさそうですが、浮いて斜めになりインカメラ等に重なりそうになります。これは革なのでしばらく押しつぶして型をつけないといけないかもしれません。

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開いて横に持ってみると、折れ曲がりの厚みが底部に来てしまい持ちにくくなります。逆さまにもつと少しましになります。
縦に持った時も持ちやすいとは言えません。やはりこのタイプは持ちやすさが落ちてしまいます。

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また、アウトカメラで写真を撮るのも大変になります。蓋を下にぶらんとさせながら構えなくてはいけなくなります。これが思ったよりもかなりやりにくい。失敗したなという気になります。

 

そしてトドメはスタンド状にした時です。

 

まず、底部が少し浮きます。前述したとおり底部は蓋状になっています。その蓋にXOOMの重量がすべてかかってしまう形になります。結果、少し本体が下に落ちてしまい、上に空間が空きます。インカメラにケースの枠が重りやすくなります。

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スタンドにした時の安定性も問題があります。角度がかなり直角に近く立つので、手前に倒れてきそうです。もちろん、その角度なのでテーブルにおいて見た時でも見やすくありません。
もう少し倒れた角度になってくれれば、安定度も見やすさも増したのですが、少し考えが足らないようです。

 

それから蓋を受ける背面のクリップ状のパーツですが、(予想していたとおり)使っていると外に広がってくるので鞄などに入れた時に引っかかりやすくなります。やはり蓋が背面の半分から折れ曲がり、手前方向に蓋の選択が来るように三角を作るスタンドタイプの方がすぐれていますね。
現状で立てかけることを考えるなら、もしかしたら純正カバーが一番すぐれているのかもしれません。

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この手のカバーは実際に使って失敗してみないとわからない物ですが、ちょっと後悔しています。

パッド型の端末にはジェルカバー等をつけて袋状のケースに入れるのが一番いいような気がしますね。


2011年5月5日木曜日

TOMBOの為にSugarSyncかDropboxか?

XOOMのレザー系のバッグでカッコイイのを探していたのですが、まあまあよい感じののが出ましたね。

私としてはキーボード付きケースも欲しかったので、キーボードなしの時は袋型でもいいかなと思ったのですが、なんだかんだとやはりスタンドが欲しくなるので立たせることができるものを探していました。

amazon.comではいくつか他にもスタンドになるのがあったのですが、デザインが今ひとつ気に入らなかったんですよね。

ただ、輸入品だから少し高いかな。

 

……まあ、それはともかく本題へ。

 

http://guym.jp/2010/08/androidtombo.html

 

上記のブログで悩んだTOMBOのAndroidアプリに関しては、颯爽と現れた救世主により「miniNoteViewer」という神ソフトが授けられて、TOMBO難民は救われたのでした。

フィルタ機能こそありませんが、最初は中身が見られるだけのソフトだったのが今では編集まで対応しています。

本当に作者様には感謝です。

 

さて。

アプリはこれで問題なくなったわけですが、問題はデータをどうやってAndroidとPCで共有化させるかと言うことです。

この点、WindowsCE時代はなにも考えずに標準機能でフォルダ同期をとれば済んでしまったのですが、Androidはそのあたりが弱いので、ファイル同期ソフトを使うしかありません。

ちなみにファイル同期で私が一番気に入っていたのは、OSを問わなければ「Windows Live Sync」でした。

今はMeshになってしまい、XP環境が残る私には辛いものになってしまいましたが、一番問題なくシンクロできる安定したソフトでした。ただ、このLive Syncは常に動いているPCが必要でした。うちは自宅サーバーがあったので良かったのですが、ない人はMeshになって良かったでしょう。5MB分のクラウドサービスとの同期もできるようになったので、自宅サーバーがなくても問題なく使えるようになりました。

そこで、このMeshがAndroidにもあるとそのまま使えて良かったのですが、残念ながらMSは諸事情から作ってくれなさそうです(笑)。

MeshとAndroidの「sorami」という優秀なSkyDriveアクセスソフトを組み合わせる手もありますが、残念ながら「sorami」は同期ソフトではありません。ダウンロード&アップロードソフトです。

 

そこで著名な同期ソフトであるSugarSyncとDropboxを試すことにしました。

以下の長所と短所を書き出したいと思います。



 

■SugarSync

○クラウド容量が多め。

○同期フォルダを自由に、複数選べる。

○ちゃんとした同期ソフトで同期フォルダの中身はAndroid側にもすべてコピーされる。

○PC版には、Webインターフェイスとアプリの両方が用意されている。

△PC側の同期は自動だが、Android側は手動。

×設定等がわかりにくい。仕組みが理解しにくい。

×アクセス管理の問題か競合が起きやすく、コピーファイルが増量されやすい。

×たまにファイルが消える。

 

■Dropbox

○設定等が非常に簡単。

○動作が安定し、無駄な競合やファイルが消えるなどのトラブルがほとんど起こらない。

○Android側にパスワードロックをかけることができる。

△Webインターフェイスしかない。

×容量が少なめ。

×同期フォルダの指定は1つだけで、選んだフォルダの中に必ず「Dropbox」というフォルダが作られ、その中のファイルのみ同期対象となる。

×Androidでは同期時にはファイルがローカルにコピーされない。使用時、もしくは明示的にダウンロードを選んだ時、初めてローカルにコピーされる。

 

私は最初、SugarSyncを使っていました。

理由は――

 

・PC同士では「マイドキュメント」すべてを同期させ、Androidではその中の一部だけを同期させている。しかし、Drpoboxではその設定ができない。Dropboxで行うとするなら、PC側で「Dropbox」フォルダを「マイドキュメント」に設定し、Android側ではダウンロードしたくないファイルを触らないようにする……という対処。

 

・Androidで同期したファイルは、すべて自動的にローカルに保存されて欲しい。そうしないと、miniNoteViewerでオフライン時に内容確認ができなくなってしまう。またオンラインでも、対象テキストファイルをDropboxから一度ダウンロードさせないと見られない。

 

――という2つの理由からでした。

 

しかし、しばらく使っていると前述した競合ファイルコピーが多発したり、ファイルが消えてしまう事件が起きました。PCとAndroidだけなら問題はなかったのですが、そこにさらにPCが2つ加わるとこのような問題が多発します。

これはさすがにやばいです。

そこで仕方なく、Dropboxに乗り換えました。

 

Dropboxの問題の対策としては――

 

・「マイドキュメント」の同期は別のソフトにやらせる。今のところ、XPをWindows7にして、Live Meshをいれる予定。

 

・TOMBOのデータだけは、オフラインで使用できるように先にコピーしておく。

 

・オンライン時にTOMBOデータを見る時は、DropboxからminiNoteWiewerを呼び出す。

 

実は最初に純正クライアントではなく、サードパーティのクライアントを捜したのですが、その時に見つけたのが「Titanium Media Sync」というソフトでした。説明を読んでこれはすばらしいと、とりあえず購入してテストをしたのですが希望通りの動作ではありませんでした(返金は間に合わず。昔のように1日にしてほしいなぁ。15分じゃテストもできないよ)。

このソフトは、接続先としてDropboxとFTP/SFTP/FTPSに対応しているソフトで非常に良くできているソフトです。

ただし、同期ソフトと言うより、これはバックアップソフトに近い動きをします。

双方同期ではなく、基本的にローカル側の内容をネットワーク側(Dropbox等)にバックアップする動きをします。

 

1) Dropboxからローカルに同期

これは実行すると一度だけ行われます。ローカル側の指定フォルダの中身はすべて削除されます。そしてDropboxの中身がすべてローカルにコピーされます。

 

2)ローカルからDropboxに同期

これは監視されて変更が発生する度に更新されます。これはDropboxの中身がすべて削除され、ローカルの内容がすべてコピーされます。

 

このような動きですので、バックアップやたまにしか発生しない同期ならば問題ないのですが、頻繁に複数の変更が発生する場合に非常に面倒です。

ただ、丸ごとバックアップには使えます。そのため、TOMBOデータをオフラインで使うために、これを使ってローカルのDropboxフォルダにデータをコピーしておきました。これでオフラインでも利用できるようになります。

 

ただし、これまた注意があります。

TitaniumでコピーしたファイルをDropboxの同期プロセスは対象にしてくれません。

例えば、Dropboxにある「A.txt」というファイルをTitaniumでAndroidの中にコピー(同期)します。

Android側で「A.txt」を編集します。

その後、Dropboxで同期します。この時、最新版はAndroidの中にある「A.txt」になるはずです。

しかし、TitaniumでコピーしたファイルをDropboxは認めてくれず、ネットワーク側にあるファイルをローカルに上書きコピーしてしまいます。

なので、Titaniumでコピーしたデータは見るだけにするか、もしくは編集後にDropboxに書き出すことになります。

ということで、あくまでキャッシュ的に使用するのがよいでしょう。

 

それから、DropboxからminiNoteViewerを呼び出す時には、ファイル名の途中にピリオドが入らないようにしてください。ファイル名の途中にピリオドが入り拡張子が正しく解釈されないと、miniNoteViewerが呼び出せなくなります。

 

今回は、こんな所で。


2011年5月2日月曜日

XOOMで動画を全部見たいんだよ!(Plex for Android)

そもそも、XOOMというよりTegra2に憧れていた理由は、動画再生に強そうだということでした。

しかし、箱を開けてみると、こんな結果(H.264のMAINプロファイル以上はハードウェアデコードできない)

ちゃんと再生できるなら、10インチの画面で動画も見やすくウハウハできたはず。

もちろん、IS01でも見られると最高なのですが、せめてXOOMぐらいは動画をちゃんと見られるようにしたい。

というわけで、ちまちまといろいろ実験を繰り返しておりました。

まあ、方法としては、そのままのデータで見ることができない以上、二つしかやり方はないわけです。

 

・再生できる形式に再変換する。

・トランスコードする。

 

前者はまあ自動変換のプロクラムもあるので、できないことはないわけですが......なんとも間抜け感があります。

後者はある意味でスマートですが、なかなかハードルが高いのです。

それでもやはりスマートなのがいいですし、そもそも私はすでに「TVersity」というトランスコード環境があります。

ならば、これで何とかならないか悪戦苦闘してみたわけです。

そして結論――



 

無理ぽwwwww

 

まあ、すべてが無理というわけではありません。単に私のメインで利用しているデータ形式が見られなかっただけです。

せっかくですので他の方のために、少しだけ参考情報を書いておきましょう。

TVersityに接続するアプローチは、3種類あります。

 

・DLNAクライアントソフトを利用する

「Skifta bata」というソフトをまずインストールしてみたのですが、これがなぜかサーバーが見つけられません。

「Eyecon」というクライアントは、一部のサーバーを見つけるのですが接続できず、また再生もちょっと怪しい感で辞した。

そこで今度は、「UPnPlauer」というソフトを入れてみたところ、無事にサーバーを見つけられました。

ただし、そのままだとTVersityがトランスコードしてくれないので、トランスコードの設定をalwaysにして再生できる設定にしなければなりません。

これを上手くやれば、自宅では見ることができるでしょう。しかし、DLNAクライアントだとVPN経由等にしないと、外部からは接続できません。外出先から自宅のデータを見るということはできなくなります。

また、我が家の場合はPS3+大画面テレビでデータを見るのがメインなのでここで画質を落としたくないところです。

ちなみに「UPnPlauer」というソフトは、IS01でも利用できます。

ただし、パスが深くファイル名が日本語名だったりするとファイル名が正しく再生アプリに渡されない場合があります。

いくつかの再生アプリで試しましたが、「Vplayer」はファイル名をきちんと受けとってくれました。ただし、この「Vpkayer」はIS01には対応していません。

 

・Webページ経由で利用する(HTML版)

TVersityはウェブサーバ機能があり、外部からの接続に対応しています。

外部からPS3などでTVersityに接続する時は、このHTMLページにアクセスすると普通にTSデータを再生することまでできます。

インターフェイス的には使いやすいとは言えませんが、単純構造だけに汎用性があります。

XOOMから接続してみたのですが、まず標準のブラウザだと上記にもあったファイル名の問題で再生アプリが起動できません。

これは、ブラウザをいくつか試しましたが、Operaを利用するとこの問題を回避することができます。

ただし、やはりトランスコードをしてくれないので、これもトランスコードをalwaysにするしかありません。それでもトランスコードの設定によっては、ストリーミングではなくデータとして保存という動きになってしまったりと面倒があります。

 

・Webページ経由で利用する(FLASH版)

TVersityには、FLASHインターフェイスも用意されており、こちらはTHML版と違う動きをします。

XOMMから再生してみると、ちゃんとトランスコードされて再生もされます......が音が出ません。

音が出ないのは、どうも音声をAC3にしているもので、MP3音声は普通に再生できるようです。

そのため、データをMP3で作っている人は、このFLASH経由のトランスコードで多くのデータをXOOMで見られるようになるかもしれません。

 

とりあえず、ここまでいろいろと設定を変えて試したのですが、「これだ!」という成果が得られませんでした。

こうなると、VLC等の別のソフトを利用することを考えないといけません。

どうしたものかと悩んでいたら、ツィートからとあるブログを発見しました。

 

http://areya777.blog123.fc2.com/blog-entry-58.html

 

ここで紹介されていたのは、「Plex」というトランスコードのソフト。

サーバーは無料だが、クライアントソフトが有料。

と言っても、400円強。

これで上手くいくなら、下手に苦労するよりは安いことになります。

しかも、TSデータまでトランスコードできるというのだから、これは試してみるしかないですよね。

 

で、結論。

 

すげぇー!!

 XOOM

なんちゅうか、設定も簡単でローカルならサーバーも勝手に見つけてくれるし、インストールするだけでほとんど終わりという手軽さです。

そして驚くほどスムーズに再生してくれます。

以下、箇条書きで気がついたことを書いておきます。

 

・トランスコード開始までの時間は、我が家の環境で10~20秒程度です。ただし、「前回中断したところから再生」という機能があるのですが、その場合ははかなりかかる場合もあります。また、再生がスムーズにいかない場合があります。

 

・WiFiで転送速度をAutoにしておくと、ちょっと画質が悪いものが選ばれてしまうようです。マニュアルで最大の5M転送にしても11gで余裕で再生できます。

 

・逆に3GでAutoを使うと、TSデータのトランスコードは間に合わない。マニュアルで転送画質を落とすことで、イーモバイルのモバイルルータ等でも見られるようになります。HD画質のMP4データのトランスコードならAutoでも問題ありません。IS03でau回線を使って再生したが、かなりきれいな映像で笑った(笑)。

 

・トランスコードという仕様上、データによっては早送りとかできないのでエラーになると最初から見直しになります。無線LANが不安定だったりするとたまに落ちますので、そうするとちょっと辛いことになります。

 

・1つのサーバーの設定で、ローカルIPとグローバルIP等、複数の設定できるようになっているのがうれしいです。

 

・Local Wi-Fi、Remote Wi-Fi、3Gの3種類で速度設定を分けておくことができます。まあ、Wi-Fi XOOMの場合は意味がありませんが、他のクライアントの場合は意味があります。

 

・ファイルセレクトメニューが使いにくいです。私の場合は「for Folder」をメインで使うことになるのですが、ネットワークドライブに直接データがあると、フォルダがないと見なされるのでrootにファイルが展開されてしまいます。一応、検索機能はあります。

 

・ログインアカウントを作ってセキュリティにできるのですが、1つしか作れません。そのため、複数人でサーバーにアクセスすると「Recently Viewed」が共通になってしまいます。つまり、私がエロいビデオを夜中に見ると、御前にはすぐにばれてしまうわけです(笑)。しかも履歴削除ができないときています......。

 

・再生画面だけ画面回転に対応していません。XOOMさんは電源コネクタが下にあり、スタンドに立てて充電する時はテーブルにコネクタがぶつかってしまうので逆さまに置いたりするのですが、それができなくて困ります。

 

・設定がブラウザで行われますが、Chrome推奨です。IEやFirefoxだとまともに動きません。

 

・ライブラリの更新が特殊です。オプションでempty trash時に更新する機能があるのですが、ゴミ箱を空にした時という意味でしょうか。これが今一つわかりません。現在、実験中です。

 

・2つのクライアントで同時再生なども可能です。ちなみに我が家のサーバーは6コアです。

 

ともかく、このソフトは手軽にAndroid端末へのストリーミングが設定できてしまいます。

システム的にはスマートとは言えませんが、その手軽さとスムーズさに負けてPlexを利用することにしました。

ただし、すべてのデータがこれでうまく再生できるわけではありません。

いろいろなデータを試してみましたが、中には上手くいかないデータもありました。

また、前述しましたが、エラーが起こると最初から見直しになる可能性が高く、その面で使い勝手が抜群によいとは言えません。タイムスキップができると良かったんですけどね。

まあ、それでも再生の幅はかなり広がります。

動画再生をいろいろしたい方にはお薦めのソフトかもしれません。

サーバーになるPCは必要ですけどね(笑)。

 

追記

このPlexというソフトは、IS03では動きましたが、IS01では再生しようとするとエラーが発生して使用できませんでした。IS01で利用できたら神ソフトだったのですが残念です。

 

追記2

ライブラリの自動更新ですが、どうもヘルプに載っている画面と違うのでなんか規制があるみたいですね。

とりあえず、応急処置として、外部からライブラリをリフレッシュする方法がありました。

例えば、セクション1(だいたいの場合、最初に作成したライブラリ)を更新(リフレッシュ)したい場合は、IE等で以下のURLにアクセスします(この場合、localhostはサーバー自身を表しています)。

 

http://localhost:32400/library/sections/1/refresh

 

「sections/1」の部分がセクションナンバーです。

更新したいセクションナンバーがわからない時は、以下のページを見ることで確認できます(でも、これってセキュリティ的にどーなのって気もする(;´∀`))。

 

http://localhost:32400/library/sections/

 

これをwgetでタスクにいれてやれば定期更新はできるような気がすると思って試しているのだが、そもそもアイコンから更新をやってもなかなか反影されないので成功しているのかよくわからん。(;´∀`)

1時間ごとのタスクで試しに下記のように登録。しばらくそのまま放置しておいてみよう。

 

wget.exe --spider -q http://localhost:32400/library/sections/1/refresh

 

追記3

上記の方法で更新が上手く行っているようです。

とりあえず毎朝、一回は自動更新させることにしました。

あとは必要に応じて明示的に叩くことにします。


2011年5月1日日曜日

Eye-Fi Pro X2 8GBを購入しました

Eye-Fi Share 2GBを購入してからしばらく経ち、最新版として出ていたPro X2をやっと購入できました。

ずっと欲しかったんですが、機会がなかったのと、使用頻度の問題と、価格の問題で買い控えていました。

今回、某所の特価で10,00円を切っていたのを機会に購入を決めたわけです。



 

ちなみに初代をもっている私が、最新のProを購入した理由(機能差)をを少し書いておきます。

 

 

・動画対応

・容量増量

・ジオタグ対応

・エンドレスモード搭載

・ダイレクトモード搭載

 

 

個人的には上記の理由がメインです。

ちなみにダイレクトモードは最近になってバージョンアップで搭載された機能でして、安売りを見つけただけではなく、この機能の搭載も購入理由でした。

 

その前に、Eye-Fiに関しても今さらながら少しだけ説明をします。

簡単に言うと、Eye-Fiは無銭クライアント機能があるSDカードです。一昔前なら、SFチックな性能のアイテムです(うまく動かないデジカメもありますから事前に調べてかいましょう。逆に積極的に対応しているデジカメだと転送状況がデジカメ側でわかるものもあります)。

通常は、ルータ等に接続し、そこからインターネット経由でサーバー(自分で用意したPCやPicaseなどのWebアルバムサービス)に撮影されたデータをコピーします。

そのため、写真を取ってすぐにネットで公開するような使い方も可能になります。例えば、これにソニーのIPT-DS1とか組み合わせると、自動撮影→自動ウェブ公開のシステムが作れてしまうというおもしろさです。オフ会などで使えば、勝手にオフ会の楽しそうな様子を撮影し、即時ウェブアルバムに掲載して、オフ会に参加できなかった人たちをうらやましがらせるということも可能になるわけです(笑)。

ただし、自宅ならば自宅の無線AP経由でネットにつなげれば良いのですが、外部でやる時は無線LANのアクセスポイントを探すか、モバイルルータというものが必要になります。

 

そこで追加されたのが、スマートフォン時代の到来に合わせた新機能の「ダイレクトモード」なのです。

ダイレクトモードとは、簡単に言うとEye-Fiとスマートフォン(AndroidかiPhone)を直結できるモードです。

Eye-Fiは通常、無線LANのAPに接続しようとしますが、その代わりにスマートフォンと接続できるようになります(実際は、スマートフォンがEye-Fiに接続する)。

つまり、Eye-Fiで撮影されたデータは、すぐにスマートフォンに転送されるのです。

スマートフォンのカメラがしょぼくても、動画に対応していなくても、Eye-Fiをいれたデジタルカメラがあれば、それをまるでスマートフォンのカメラの代わりのようにして使えるわけです。

デジカメで撮影した写真をメモリーカードでやりとりなどせずとも、簡単にスマートフォンから投稿できるというのはなかなか魅力的ではないでしょうか。

もちろん、スマートフォン経由でウェブアルバムへのコピーも可能となり、モバイルルータがなくても有効に使えてしまうわけです。

 

ついでなので、もう一つの「エンドレスモード」についても説明しておきましょう。

これは、規定容量以下になったら、転送されたデータから随時消していくモードです。

モバイルルータ(もしくはスマートフォン)と一緒にEye-Fi Proの入ったデジカメを持って歩けば、容量なんて気にしないでガシガシ写真を取ることも可能となるわけです。

夢のような環境ですよね。

もちろん、モバイルルータやデジカメ等の電池が切れたり、電波が入らなかったりしたらだめですけど(笑)

 

さてさて。

ここまで概要を書いてみましたが……なんか長くなったな(笑)。

ここからが本番なんですけど……。

今回、Proを購入したので、適当になっていたコピー環境を整理することにしました。

実は、2GBタイプとデジカメは御前に渡していたので私はほとんど使っていなかったんですよ。

でも、御前もほとんど使わないので、私が積極的に使うことにしました。

 

まず、利用するWebアルバムですが、従来はPicasaでした。

しかし、Picasaは1GB(一部の小さいサイズのデータを除く)という容量制限があります。

きれいな写真を保存しておくなら、別のサービスに乗り換えた方が良さそうです。

また、Proでは動画のアップもできます。Picasaも今は動画に対応していますが、容量的にきついものがあります。

ただ、PicasaはAndroidで利用しているフォトフレームアプリ「Floating Image」やソニーのフォトフレームでの表示ソースに利用しています。そのため、どこかにアップ後、フォトフレーム用データをPicasaに転送するというような使い方をすることにしました。

というわけで、新しいWebアルバムをどこにするかを考えてみました。

 

・FTPで自宅サーバにすべてコピー

直接、自宅サービーにアップしてしまえば、容量制限などに悩むことはありません。

しかし、なにしろ自宅サーバーですから安定性に欠けます。

そこで、自宅サーバーは、Webアルバムのバックアップとして利用することにしました。

方法は、後述します。

 

・Movable Typeのこのブログサイトに直接すべてコピー

ブログに使うには便利そうではあるのですが、写真の公開は面倒そうですし、それよりもレンタルサーバーの容量無制限にすぐぶつかってしまいます。

容量を増やすのも考えたのですが、なんかサーバーの中がごちゃっとしそうなのでやめることにしました(笑)。

 

・Evernoteに写真をコピーする

容量無制限ですが月間転送量制限があります。ただ、プレミアム会員になったのでまず引っかからないでしょう。

例えば、7Mの写真を撮るとサイズが3.5MB程度。4MBとして考えて200枚で800MB。

毎日平均10枚撮っても300枚ですので、「写真が趣味です」ということでもない限りは大丈夫でしょう。

もし、ブログ中心ならば7Mでそもそも撮ることもないわけですし。

また、「ウェブにアップする時に縮小する」という機能もありますので、それを利用するのも手かもしれません(SDカードの中の元データは当然、縮小されません)

ただ、気になるのはどのような形態でアップされ、どのように公開できるのかというところです。

というわけで、それを試してみました。

 

https://www.evernote.com/shard/s25/sh/178503a2-9123-407c-9b0b-34345947ca62/89d096c643c5f1c63a9e930b53089ffb

 

まず、撮影データはノートブックには含まれず、rootにコピーされます。

Eye-Fiの方では指定できないのでこれは予想通りです。できることなら、ノートブックの指定もできるといいのですが。

そして、タグの方には、「Eye-Fi」→「日付(YYYY-MM-DD)」の2階層タグがつけられます。

表示は、Evernoteの枠組みでサムネイルが表示され、クリックすると元のサイズがアップされます。

ジオタグにも対応で、ジオタグのリンクも表示されます。

もちろん、中身はEvernoteのドキュメントですので、後で好きなように文章を足したり周りに編集することができます。

これは意外と良いかもしれません。

ただし、Eye-Fiには動画をEvernoteにコピーする機能はありません。

というわけで動画をどこかにコピーする必要性があります。

 

・YouTubeに動画をコピーする

言わずとしれたサイトで、問題は15分までという制限がつくことでしょう。

筑波で走ったりすると20分以上の動画になるのでちょっとアップができません。

ただ、それ以外ではあまりこのカメラで長い動画を撮る予定はありません。デジタルビデオカメラが別にありますからね。

それにそもそもだらだらと長い走行動画などコピーしても誰もおもしろくないでしょう。

結果的に編集しないと人に見せられないと思いますので、まあYouTubeで問題ないかなと思っています。

 

ということで、写真はをEvernoteに、そして動画をYouTubeにコピーする方針で行くことにしました。

そして、そこからフォトフレームに載せたいデータだけ、Picaseに入れることにします。

まあ、また変わるかもしれませんが。

 

あと、もう一つは前述したバックアップです。

これは、自宅サーバーで「Eye-Fi Center」を動かし、サーバーのHDDに自動的にコピーするようにします。

これで、オンラインサービスとローカルHDDに同時に保存されるのでトラブル対応にもなるでしょう。

例えオンラインサービスが落ちても、自宅サーバーにFTPで接続すれば撮影データを取りだすことはできます。

 

ただ、これには一つだけ問題があって、サーバーにコピーする設定と先のダイレクトモードと設定がぶつかってしまうのです。

どういうことかというと、Eve-Fi Centerではローカル保存先が1つだけしか選べません。

今は、自宅サーバーでEye-Fi Centerを動かして自宅サーバーに保存していますが、ダイレクトモードを動かす時にはスマートフォン側でEye-Fiソフトを動かし保存先をそのスマートフォンに変更しなければならないのです。

つまり、ダイレクトモード中に撮影したデータは、そのスマートフォンとオンラインサービスには保存されますが、自宅サーバーには保存されなくなってしまいます。

 

ただ、写真に関して言えば、自宅サーバーでもEvernoteクライアントが動いて常に同期をとっているので、そらにもバックアップがされているはずです。

そういう意味では、Eye-Fi Centerで自宅サーバーに保存する必要性はないのかもしれません。

ちょっと冗長ですね。

次回購入するスマートフォンにテザリング機能があると、ダイレクトモードを使用しなくても済むのですが……。

 

ちなみに、これはデジカメで撮った時の話で、スマートフォンのカメラで撮った場合は結局、今まで通りです。

本当はスマートフォンで撮影する時も、Evernoteで撮影してシェアでツィートするのがいいのかもしれませんが。

 

ところで、ダイレクトモードをAndroidで使った時の補足。

私は、XOOMでEye-Fiを利用しましたが、とりあえず問題なく動きました。

しかし、残念ながらIS01は対応機種から外されていました。

また、IS01からマーケットで「Eye-Fi」を検索するとサードパーティでサーバーソフトが出てきますが、これはIS01ではエラーとなりました。

残念です。


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