実は少し前に気になっていたパソコンが、韓国UMIDの「mbook m1」というミニミニパソコン。
DSを一回り大きくしただけなのに、ATOMでXPが動いちゃうという本当の意味での「ポケットに入るPC」です。
これ、かなり購入に対して心が動いていました。
なにしろ、Windows XPが動くのですから、ほとんどのデータを見ることができます。
そして、打ちにくいキーボードではありますが、ちょっとしたデータの変更ぐらいなら簡単にできます。
typePを購入した直後だったので思いとどまりましたが、typePを買っていなかったらやばかったかもしれません。
ただ、購入しなかった理由は、他にもありました。
例えば、輸入しなければならないので、サポートが受けにくい。
レビューを読むと、やはり作りが少しちゃちいらしい。コネクタの部分やヒンジなどが弱いようで、そうなると壊れたときに不安がでてしまいます。
機能的にも気になることがありました。
例えば、キーボードが韓国語だったり、ポインティングデバイスがタッチパネルしかなかったり。
ただ、非常に割り切って考えれば、これは最強系のビューワではないかと思ったのです。
ところが、今になってその辺のいくつかの問題を解決するニュースが出てきました。
【PC Watch】 工人舎、ポケットサイズのWindows PC「PM」
独創的なメーカーである工人舎が、なんと韓国メーカーと提携して日本でm1の改良版であるPMという製品を出すというのです。
キーボードは日本語対応、弱かったヒンジも強化し、でかかった電源アダプタも小さくしているようです。
ただ、チップのクロックは低めのものだけになっているようですね。
これはなかなかの注目株でしょう。
ここで比較したくなるのは、やはりNetWalker PC-Z1です。
いくつか私個人の視点で比べてみました。
●PMの方が軽くて小さい!
なんとWindows XPマシンの方が小さいサイズで、重さも軽いときています。
ただ、小さすぎるとキーボードの打ちやすさとトレードオフになります。
好みが別れるところでしょう。
●Z1には、オプティカルポイントがある!
上にも書いたとおり、タッチパネルしかないPMの操作は1024×600で4.8型ということを考えると、少々きつい環境に感じます。
WindowsXPの通常ソフトのボタン類はタッチパネルのことを考えては作っていないでしょう。
●バッテリーはZ1の方が保つ!
それでも、PMのサイズでWindows XPマシンが7時間は驚異的でしょう。
連続動作はその半分ぐらいでしょうけど。
●ストレージサイズはPMの勝ち!
Windows XPを入れたとしても、16GBのサイズに入るのはありがたいところ。
●PMにはBluetoothも内蔵されている!
使うかどうかは別にして、あるというのは強みでしょう。
●Z1の方がPMより1万円以上ほど安い!
価格差はありますが、OS代、ストレージ代などを考えると、逆にPMの方がお得感があるかもしれません。
●Z1ではTOMBOが動かない!
私のデータ管理は、予定表(ToDo込み)、アドレス帳、そしてその他の情報となっています。
このその他の情報は手軽なテキストベースで残してあり、それをTOMBOというツールを使って管理しています。
このツールは手軽な操作で暗号化してテキストデータを管理することができます。
さらに、Windows XPの他にWindows Mobile版も存在しており、データを共有させることができるため、データの扱いやすさという意味ではピカ一です。
しかし、このすばらしいソフトも、Z1では動きません。
その点、PMはWindows XPが動くという点で無敵です。
●PMならOSになじみがある!
つまり環境のカスタマイズは、PMの方が遙かにしやすいことになります。
また周辺機器の対応に関しても、Z1にはいろいろ規制がありそうですが、PMではまず問題がないでしょう。
●HD動画再生はZ1の方が上かもしれない?
これは試してみないことにはわかりませんね。
他にもいろいろとあるかもしれませんが、これは嬉しい悩みですね。
工人舎、よくやった!……って感じです。
まあ、私のこの手のおもちゃを買うためのへそくりは、先日のホームドクターで使われてなくなってしまった。
けど、夢を見るのは許されますよね(笑)。
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