2008年12月30日火曜日

ルーターの問題がいろいろ解決!

ルーターでいくつかでていた問題が解決しました。



 

まず、アクセス権の問題ですが、これはネットワークの基本でした。

ワークグループ内で他のPCにアクセスするとき、接続先PCのアカウントを使用して接続すると、最初に使用したアカウントを覚えてしまいます。

その後、その接続先PCにアクセスするときは、自動的にそのアカウントが使用されてしまいます。

これを解決するのには、一度共有アクセスを全クリア。

 

net use * /d

 

それから、新たに使用したいアカウントで接続。

エクスプローラーのネットワークドライブを接続で別アカウント接続でもいいですし、コマンドラインからでもOKです。

 

net use z: \\接続先\フォルダ /user:ユーザー名 パスワード

 

これできちんとできました。

最初にアクセスしたとき、テスト的に適当なアカウントでアクセスしたのがまずかったですね(笑)。

 

 

それから、私のデスクトップPCだけ一部のフォルダにアクセスできなかった件は、Jumbo Frameでした。

NASの方がGigabitではなかったので、使ったのがまずかったようです。

これをDisableにしたら問題なくアクセスできるようになりました。

 

 

ちなみに、USENのスピードテストをやると、70~90Mbpsの速度ができました。

(90Mbpsは、Jambo Frame使用時)

前のルーターで測ったときに、40Mbpsしかでていなかったような気がしたのですが、ルーターがかなりボトルネックになっていたということでしょうかね。

 

スピードテスト | USENの回線速度測定


Everun NoteとWZR-AMPG300NHで問題

Everun Noteのレビューの続きですが、ネットワークがらみの2つの問題が起きています。

 

●無線LANの接続が、なぜか1.0Mbpsになってしまう

11gの54Mbpsで接続しようとするのですが、IP取得しようとして失敗し、その後になぜか1Mbpsで接続してしまいます。

速度を見てみると、7Mbpsぐらいは出ているようなのですが、原因がまったくわかりません。

ドライバーばversionの違うものを2種類試しましたが、どちらにしてもだめ。

ググってみたら、内蔵無線LANは実際に遅いらしい。

これは思いがけないところで陳腐さがでたなぁ。

 

●無線LANの通信が突然できなくなる

上の問題より、これの方が問題です。

再現性は今ひとつわからないのですが、ゲームなどで連続通信をしていると、唐突に通信ができなくなります。

不思議なのは、無線LANの通信状況を見ると「接続中」になっていると言うことです。

電波もきちんと拾っていて、アンテナもしっかり立っています。

しかし、パケットの送受信が行われません。

しかも、切断等を行おうとすると、無線LAN機能がハングしたようになります。

再起動や無効化→有効化でなおったりしますが、熱暴走的なものだったら困りますね……。

こちらは、もう少し実験が必要なようです。



 

もう一つ、話題を。

無線LANルーターを買い直しました。

理由は、WEPしかできなかった&電波が弱かったためです。

2Fの部屋にAPを置いていたのですが、1Fのリビングでは電波がかなり弱くなっていました。

買い換えたのは右の機種ですが、アンテナが2~3本多く立つようになりました。

暗号化も高度なものに変更し、よかったよかった……と思ったのですが、ここでいくつか問題が発生してしまいました。

 

●ソニーフォトフレーム「VGF-CP1/B」でAES接続ができない

よくわからないのですが、AESだとうまく接続できなかったため、CP1だけTKIPに変更しました。

何が原因なのかよくわかりませんが、今度また試してみたいと思います。

ちなみに、たまに接続エラーを起こします。

正直、CP1は私の中でお薦めできないフォトフレームとなりました。

 

●1台のPCでNASの一部にアクセスできなくなった

よくわからないのですが、私のデスクトップからNAS(Linuxベース)の一部のフォルダにアクセスできなくなりました。

アクセスするとしばらく反応が返ってこなくなり、そのあとに権限がない等のエラーが帰ってきます。

とてもルーターが原因とは思えないのですが、それ以外に変更した部分がなかったのでとまどっています。

NASを見つけることも、ルートフォルダの一覧を出せるのですが、その中のフォルダの1階層目が見えないものや2階層目以降がみえないものが存在します。

権限の変更はかけていないはずなのに、よくわからない状態です。

今夜にでもルーターを戻してテストしてみるつもりですが、この現象は私のPCだけなのがきになります。

(他のPCでは普通に見ることができます)

違うことといえば、Gigabit Ethernetになったことぐらい。

試しに、100Mbpsに落としてみたけど状況は変わらず。

いったい、何が原因なのでしょうか……。

あと怪しいのは、Jumbo Frameぐらい?

 

●番外編:NASのアクセス権がおかしい?

これは上記の問題を調べていて気がついたのですが、アクセス権がきちんと働いていません。

 

αフォルダ:Aだけが閲覧可能。

βフォルダ:Bだけが閲覧可能。

 

AとBは、NASのLinux上のユーザー名です。

この状態で、Windowsユーザー名「CCC」が両ホルダーにアクセスすると

 

αフォルダ:アクセスできる。

βフォルダ:アクセスできない。

 

さらにβと同じスペル&同じパスワードのWindowsアカウント「BBB」がアクセスすると

 

αフォルダ:アクセスできない。

βフォルダ:アクセスできる。

 

になります。

BBBの動きはまだしも、CCCの動きがわかりません。

CCCは、αにもアクセスできないはずなのにできてしまうのです。

これはアクセス権が変な風に記憶されてしまっているのでしょうかね。

netコマンドで一通り調べないとわからなさそうな気がします。

 

年始年末は、これらの調整で終わりそうな予感です……。


2008年12月26日金曜日

Everun NoteでFFXIを動かしてみた

FFXIは、植木鉢のチェック以外、ほぼ2~3週間プレイしていません。

まあ、それなりに毎日、忙しいと言うことなのでしょう。

ただ、忙しいのは師走だから……というわけではなく、ここ数日はEverun Note(以下、ENと略)で遊んでいるからというのもあります。

 

とりあえず、購入してから毎日、ENを会社に持って行っているのですが、セットアップしたりなにしたりかにしたりするのに、やはりバッテリーが不安。

そこで、予備バッテリーにACアダプタも持って歩いているのですが、ぶっちゃけ邪魔ですね。

このでかいACアダプタと予備バッテリーをもって歩くぐらいなら、type Tを持って歩いていた方が軽いし場所もとりません。

せっかくのコンパクトなボディがまったく活かされていません。

熱はすごいし、ファンもうるさいし、ボディの割に重いけど、バッテリーの持続時間以外の問題は、許せてしまうEN。

バッテリーが改善されるか、USB充電できると神なんですけどね(笑)。

今のところは、前の日記でも書きましたが、短時間集中型の使い方に絞って、ACアダプタを持ち歩かないようにするしかないようです。



 

ところで、ENにFFXIを入れてみました。

入れ方は、以下のサイトを参照し、DLLの登録はバッチファイルを作って実行し、そのあとにコンフィグで解像度を変更。

拍子抜けするぐらい、さくっと成功。

すばらしい情報をありがとうございます。

 

atushi日記: FFXIを再インストール&アップデート無しで新PCに移動する

 

さて。

試しにキャラを動かしてみましたが、やはり解像度の問題でタッチパネルは座標がずれてしまい、うまく操作できませんでした。

光学式ポインティングデバイスでの操作は、まあなんとかできます。

とりあえず、キーコンフィグを変えるため、[CTRL]+[-](これでメインメニューが開いた)でメインメニューを開かせて、ショートキーボードのコンフィグに変更。

これでなんとかパッドがなくても操作できるようになりました。

荷物に余裕があるときは、Bluetoothアダプタ+PS3コントローラで操作できるようにセットアップする予定です。

こういうとき、やはりUSBが2ポートあるのはいいですね。モデムとコントローラーで利用できますから。

 

ちなみに、動きは思ったよりも快適でした。

もちろん、Low=2224のPCですから、今時のデスクトップと比べることもできないレベルですが、この大きさでちょっとしたことをするには十分な動きをしてくれます。

LOOX Uで動かすと、コマ送りというかワープのような動きになった上に不安定でしたから、それに比べたら「快適」と言えるレベルでしょう。

ちなみに、同じRAM 1MBで利用していたtype T(VGN-TX90PS)のLowは、1,990でした。

このTで、ソロのBFをクリアしたり、ちょっとした低レベルあげもできていましたから、わずかとはいえスコアが上のENでも十分それらは可能でしょう。

それに、音が予想よりはるかによいのもびっくりでした。一応、ステレオスピーカーが付いているのですが、なんかもっとつぶれたダメダメな音がするのかと思いきや、Tなどよりもいい音がしている気がします。

これから外でFFXIをやるなら、TでやるよりENでやった方がいいみたいです。

 

 

……と、そこでふと気がつきました。

 

 

私、もうTはいらないのかな?(笑)

 

 

Tは、とにかくバランスが優れていました。

キーの打ちやすさ、軽さ、バッテリーのもちなど、大きなおもしろみがあるわけではないですが、普通に利用するのには当時の名機だと思っています。

もちろん、デザイン、堅牢性、サポート、キーボード、画面の広さ、DVD-DRIVE搭載など、今でもENより優れている点はたくさんあります。

特にその中で、私にとって一番大事なのは「キーボード」。

仕事で文字を打つことが多い私には、文字を打つ仕事がメインの時にはENではとても賄えません。

外付けキーボードをもっていくなら別ですが、それなら素直にTを持っていくべきでしょう。

 

ただ、もし来年発売されるVAIO tyep P(仮名)のキーボードがすばらしいものだったら、これはこれで解決されてしまいます。

文字打ちメインの時や長時間(ENよりは持続すると期待して)持って歩く時は、Pを。

緊急用やFFXI用で持って歩くときは、ENを。

そんな使い分けもできるかもしれません。

 

ソニーの新モバイルはVAIO Pシリーズ、8インチ1600x768液晶・Vista採用 - Engadget Japanese

 

とはいえ、今は噂の仕様のみ。

もし、本当に8インチ液晶なら、ボディサイズはC1よりも小さいかもしれません。

CPUもATOM Zなら電池は持つでしょうけど、C2Dだと持続時間が微妙になるかもしれません。

なにはともあれ、Pの出来によって変わってくる話なので今すぐに決められないのですが、Tの行き先も考えておかないといけません。

 

もし、不要になったら、最初はヤフオクにでも出そうかと思っていたのですが、そういえばリビングのVAIO MXをそろろそ始末しても良いのかもしれないと思いつきました。

今、リビングには主に母親が使うために、VAIO MXが置いてあるのですが、食卓の上でモニターの場所もとりますし、速度的にもすでに時代遅れになっています。

Tを処分するぐらいなら、MXを処分してしまう方が良いに決まっています。

そしてTをリビングようにすれば、性能アップの上に食卓での場所もくいません。

 

いやはや。

EN購入から、我が家のPC事情もいろいろと変化がありそうです。


2008年12月25日木曜日

C1復活の夢と、Everun Note

ソニーが予想通り来ますね - Almost in Dreamlikeにも書いたとおり、ソニーの来年早々発表するモデルはほぼC1サイズで確定のようです。

LOOX UやEverun Noteに比べると幅は大きめですが、ティザー広告のイメージからは、かなり薄めで出してくるような気がします。

幅に関しては賛否両論ありそうですが、私はあの幅に賛成派です。

例えば上記の二機種は確かに小型なのですが、そのためにキー数が減らされたQWERTYキーボードで、ローマ字入力を強いられています。

しかし、私は「かな入力」派。

ローマ字入力はどうしてもなれません。

今までも小型のノートパソコンは発売されていましたが、「ブラインドタッチが無理なくできた小型PC」という意味では、未だにC1を超えるパソコンに出会ったことがありません。

確かにC1でも右の方のキーは圧縮されていましたが、それでも何とかなりました。

小型PCで「かな入力のブラインドタッチ」という意味では、個人的にはあのサイズが限界のような気がします。

「革新的ななにか」が気になりますが、今の時代にあったC1が、1Pシリーズとして復活してくれることを祈っています。

私が期待するのは、軽く、バッテリー持続時間が長く、ATOMより多少早く、キーボードが打ちやすいこと。

まさしく、「いつも持っていたい実用的モバイル」のVAIO。

私は、C1の時も発売が発表される前から見せに予約を入れたぐらいでした。

今度の1Pも、発表されたら即予約します。

 

買わずに後悔するより、買って後悔する方を選ぶ!

 

それが、私。

そう思いませんか?(笑)



 

さて。081224_0053~01

そんな私が、買ってしまったのが、Everun Noteです。

まあ、詳しいレポートはググれば出てきますから、それを見てもらうとして、私の感想をざっと書きだしてみたいと思います。

特に、「悪いところ」を中心に書いていきます。

「良いところ」は、他のブログなどにもいろいろと書いてありますので、後回しで(笑)。

 

●サイズに対して重い

標準で713g、LバッテリーのSSDモデルで770gあります。

見た目のサイズからイメージするよりも、重量感があります。

特にLOOX Uと比べてしまうと、ずっしりとした重さを感じます。

 

●AC接続で動かすと熱い

放熱がすごいです。

バッテリー駆動時はそうでもないのですが、フルパワーで動かすと本体全体からオーラのような熱気がわいてでています。

キーボードの隙間からも熱が出てくるようで、とにかく液晶以外は温度が跳ね上がります。

まあ、触れないほどではないのですが、バッテリーが底についているためバッテリー底面まで熱くなっているのが気になります。

 

●ファンがうるさい

上の熱問題と関係しますが、ファンの音がけっこう耳障りです。

ちょっとした作業を行うだけで、ファンがうなり声を上げます。

これはもういかんともしがたい問題です。

 

●ACバッテリーが特殊すぎる上に大きい

5V/8Aという電源アダプタは、あまりに特殊すぎて予備を手に入れるのも難しい状態です。

また、本体に比べて電源アダプタは普通のノートと同じぐらいかそれよりも大きいサイズです。

本体のバッテリーがあまりもたないので、会社に持っていくときなどは電源アダプタも持っていきたいのですが、これはちょっと辛いです。

 

●本体が安っぽい

見た目、素材など、とにかく高級感はありません。

ボディが「ミシッ」と音がしてしまいますし、使用しているネジはほぼ隠されておらず丸見えで、安っぽさを強調しています。

ネジも眼鏡の枠をとめるような細いネジが使われており、強度的にも心配です。

まあ、すぐさま壊れるというほどではないのですが、日本の大手メーカーのマシンと比べると見劣りはします。

値段を考えれば、妥当なのですけどね……。

 

●Lバッテリーをつけると、厚さが増える

通常、Lバッテリーは後ろに飛び出すものですが、こいつは底に飛び出します。

すると、今までついていたゴム足が届かなくなるので、ついているゴム足を長いものに交換することになります。

もともとのゴム足は、両面テープで貼ってあるだけなので簡単に取れます。

それに対して、強度の問題なのか、Lバッテリー用の足の後方2つだけは、ネジで留めるようになります(前方は両面テープ)。

そのためにもともとついていたネジを抜かなければならないのですが、左後方のネジが深くて、中でひっかかりやすく、なかなか取り出せなくて私は手間取ってしまいました。

そして、なんとかつけると……高い足がじゃまになります。

せっかくの薄い本体の利点が失われてしまう気がします。

それから、大容量バッテリーですが、2倍もつようなことが書いてありますが、標準と大きさを比べても2倍もありません。

もちろん、その容量も2倍ではなく1.5倍しかないときています……どうなっているのでしょうね?(笑)

 

●バッテリーチャージャーが謎

バッテリーチャージャーをオプションで購入したのですが、どうも動きが謎です。

例えば、バッテリーチャージャーにSバッテリーを装着、本体にLバッテリーを装着します。

そして、バッテリーチャージャーにACを接続し、バッテリーチャージャーの電源ケーブルを本体につなぎます。

充電は同時にできると書いてあるのですが、別の場所には「バッテリーチャージャーにつけたバッテリーが充電されないと本体のバッテリーが充電されません」と書いてあります。

つまり、上の例で言えば、Sバッテリーが満タンにならないと、Lバッテリーの充電は始まらないのです。

というより、本体に電源が供給されないようです。

微妙に使いづらい仕様です。

さらに、なぜかバッテリーチャージャーには、USB LANアダプタが内蔵されています。

本体には無線LANだけで、LANポートがありません。

その為、本体とバッテリーチャージャーをUSBで接続することで、バッテリーチャージャー側にLANポートを作ることができます。

このLANポートは、USBのバスパワーで動いているので、ACやバッテリーを取り付けなくても動作してくれます。

 

●LED表示が常識外れ

普通、電源ランプは電源が入ると緑色に点灯したりするものです。

しかし、こいつは「赤く点滅」します。まるでエラーのようです。

そして、電源ランプとHDDアクセスランプが兼用されています。

その為、HDDにアクセスがあると、電源ランプが緑色に点灯します。

さらに無線LANのランプは、通常だと無線LANアダプタに電源が供給されているときに点灯します。

しかし、こいつは実際に通信したときにのみランプがつきます。

普通はランプで電源を確認して、省エネのためにモバイル中はオフにするなどするのですが、それがこのランプではできません。

 

●とにかく速く軽快

放熱と消費電力の効率が悪いけど、1.8インチクラスで速度は速いMTRONのSSDを入れました。

まあ、本当はSamsungにするべきだったと思うのですが、なんとなくどうせなら快適さを目指してみようと思いました。

その甲斐あって、WindowsXPを入れたばかりの時は、Windowsのタイトルが表示して、その下のロード中のバーが横に一回流れただけで画面が切り替わるという早さでした。

ドライバー類、その他いろいろ突っこんだ状態でも、30秒かからずにログイン画面までいけます。

さらに起動してからも、LOOX Uや店頭で利用した他のATOM機では感じられないサクサク感が味わえます。

一昔前のデスクトップとかわりません。

ちなみに、ドライバー設定をパフォーマンスよりにしたFFXIベンチのLowは、2224のスコアでした。

これなら、植木鉢、合成だけでなく、ソロのちょっとしたプレイぐらいなら何とかなりそうです。

 

●キーボードが思いのほか打ちやすい

記号関係のキーは、変態的配置なのですが、メインのキーはLOOX Uなどよりも入力が楽にできます。

カーソルキーを除くTABキーやその他も普通に並んでいます。

ただ、英語キーのため、個人的にはエンターキーとまちがえて、よく右SHIFTキーを押してしまいますが……。

あと、全体的に中心より右寄りになるのが、ちょっと気持ち悪いかもしれません。

スペースキーの右隣に謎のキーがあります。

 

●光学ポインティングデバイスは傑作

こいつの中でもっとも感動したのは、実は光学センサーを利用したポインティングデバイスでした。

センサーの上で指を走らすだけでポインターが動くのですが、これがかなり使いやすい。

LOOX Uどころか、Think Padのポインティングデバイスよりも使いやすいです。

というより、感覚的にはトラックポイントを使っている気分ですが、本来は操作の感覚がスライドパッドと同じです。

「傾けておけば、一定方向にずっと動く」ということはなく、長距離を動くときは指を何度も走らせなければなりません。

ただ、長距離はタッチパネルで移動することもできるので、まったく困りません。

ちなみに、光学ポインティングデバイスを押し込むことでクリックもできます。

さらに、[Fn]キーと組み合わせることで縦スクロールも行うことができます。

残念なのは、右手だと片手でスクロール作業が行いにくいことと、横スクロールがないことでしょう。

このデバイスは、他のメーカーでも採用すると良いのではないでしょうかね。

 

●液晶パネルは普通によい

タッチパネルを採用していますが、センサーの感度は悪くありません。

解像度のバランスも考えると、LOOX Uよりも使いやすいでしょう。

また、輝度などもかなり明るくできます。最低輝度にしても使える程度の明るさは確保できます。

値段とタッチパネルを採用していることを考えると、かなりきれいな液晶と言えるのではないでしょうか。

 

●生意気にステレオスピーカーで普通に聞ける

決していい音とは言いませんが、このサイズのスピーカーとしては大してつぶれずに音を聞くことができます。

どうせならモニターの左右にステレオスピーカーを内蔵して欲しかったですね。

 

●USBが2ポートある

これは利点です。

例えば、外でFFXIをやるときに、2ポートあればモデムとコントローラーを接続することができます。

LOOX Uだと1ポートしかないため、モデムをBluetoothで接続するか、USB HUBを利用するしかありませんでした。

 

●CPUの載せ替えができる

もちろん自己責任ですが、TL-60に載せ替えができるようです。

これを載せてクロックをわざと落とすことで、消費電力と熱問題を軽減できるみたいですね。

こんなミニノートで、CPUの載せ替えができるというのはすごい話です。

ちなみに、RM-70も載るかと思ったのですが載らないようでした

 

●USB接続することで、内蔵HDDを他のPCの外付けHDDとして使用することができる

これはすばらしい機能かもと最初は思いました。

私がWindows Mobileでやっていた「Windows Mobile機をデスクトップの外部ドライブとして、そこにデータを入れてデータを共有する」ということが、このEverun Noteでも実現できてしまうわけです。

ただし、クレードルがないので接続が面倒。

そうなると普通にNASを使った方が楽なんですよね。

まあ、データの移動などには使えそうですが……。

 

●カメラ、USIMは未使用

使わないで終わる気がします。

 

 

■ 総論 ■

私は、本体+MTRON 32G SSD+大容量バッテリー+バッテリーチャージャー+液晶保護シートを購入しました。

本体はHDDなしモデルだったので、69,800円で購入しました。

全部含めると、10万円ほどになります。

これが高い買い物なのか安い買い物なのかわかりませんが、「おもしろいPC」であることはまちがいありません。

ただ、やはり万人向けではないと思います。

私がEverun Noteを薦めるとしたら、以下のような人でしょう。

 

・OSのセットアップができる、ドライバーを探し出せるなど、ある程度自己責任でこなせる人

・PCを外で触る時間は、それほど長くない人(基本2時間以内の人)

・PCの動作でイライラしたくない人、もしくは重い動画を見たい人

 

つまり、短時間集中型モバイルを行う人ですね。

例えば、短い通勤時間でその間にやりたい人、お昼休みなどにちょっとやりたい人ならば、バッテリーの持続時間はそれほど問題にならないわけです。それなら、バッテリー2つほどあれば、ACアダプターは必要ありません。

また、その短い時間内で、もたもたと動かれるとイライラしますから、サクサク動いてくれるEverun Noteは向いていると思います。

使用中は作業がメインとなる使い方です。

今のところですが、こういう使い方にこれほど向いているミニPCはないと思います。

 

逆に、以下のような人には向いていないと思います。

 

・長時間の外出時にPCを利用したい人

・一日の間に、Webやメールなどをこまめにチェックしたい人

・ちょっとでも軽いPCがよい人

・日本でサポートがきちんと受けたい人

 

つまり、長時間ながら型モバイルを行う人でしょうか。

例えば、休日などに出かけるときに持っていくような使い方だったり、毎日持って歩くし仕事中などもこまめに利用するなど。

タブレット型にもなるため、立ちながらの運用もやりやすく、動作速度からもちょっとお茶をしながらWebを見たりメールを読んだりするのに向いているのではないかと思います。

使用中の作業が、なにかの作業のサブとなるような使い方です。

こういう方は、持ち運び時間も長くなりがちですから、容積が少なく重量も軽い方が良いでしょう。もちろん、電池の持続時間も大切です。

 

こう見ると、現行のWindows XPが動くこの2台のモバイルミニPCは棲み分けができているのかもしれません。


2008年12月22日月曜日

ソニーが予想通り来ますね

前に「そろそろソニーがUの後釜を出しそうな気がする」というようなことを書きましたが、予想通り来そうですね。

 

ソニー、1月9日に「革命的な新VAIOノート」を発表へ - Engadget Japanese

未発表VAIOノート PCG-1P1L 米FCC入り・ソニー初のネットブック? - Engadget Japanese



 

予想……というより希望では年内発表だったのですが、今までの経緯からあまり年末発表しないソニーさん。

年明けに攻めてきました。

ここでいろいろと予測。

 

・いわゆる今時のATOMネットブックよりも高性能なはず

今更、ソニーが低価格競争帯のATOM市場に普通に参入してもあまり利益はないはず。

ソニーとしてのブランドも考えて狙い目は、たぶん今時のATOMノートでは満足できないモバイルユーザーを拾い上げること。

価格帯的には、10万円台。

 

・クライムシェルでキーボードにこだわるはず

写真を見てもC1を彷彿させていますが、まずスライドタイプは人気がなかったのでやってこないと思います。

ワイド液晶なので回転も難しいでしょうから、タブレットスタイルもないでしょう。

また、昔からの流れで、キータッチにはある程度、こだわってくるはず。

どうせ右端は圧縮だろうけど、そのぶんブラインドタッチできるサイズを作ると思う。

 

・UMPCの規格に沿わないはず

インテルのUMPC規格が発表されたとき、type Uを出して「ソニーはここまで作れる」とUMPCに対抗していた節がある。

まあ、それでも折れてDual ATOMとか載せるかもしれないが、ソニーならやってくれると信じている(笑)。

 

・カメラ搭載。FeliCaはきついがカスタマイズで無茶やるかもしれない

 

・写真を見るとファン用の通気口があるので、ファンレスではない

 

・金額を高くしても有機EL液晶をやるかもしれない

 

・バッテリーは高いwwwが、実用範囲で駆動時間がある

 

 

さて。

Everun Noteを発注してしまった私はキャンセルするべきでしょうか?

とりあえずキープしておいて、ソニーのが気に入ったらうっぱらっちゃうべきでしょうか?

だれか助言プリーズ!(またかよw)


Bluetooth対応バーコードリーダーを購入!

実は、LOOX Uをキャンセルしました!

理由は、「納期未定」のままよくわからないということがメイン……なのですが、それと同時にやはりC30よりC40のがいいかなと思ってしまったこと。

まあ、会社の同僚に言われた一言が効きましたね。



 

概夢「まあ、1.33と1.6なら速度には大差ないかなと……」

 

同僚「なに言っているんですか。1,300ccと1,600cc(テクロク)の車だったら、テンロクの方がはやいじゃないですか」

 

概夢「た……確かに、大きな違いだ!」

 

 

いや。

もちろちん車に例えることはまちがいなのですが、妙に納得してしまいました(笑)。

20%弱の差なんですが、π焼きとか見ても意外に差を感じます。

で、いろいろ考えていたら、すぐに手にも入らないし、もういいかな……という気になってしまったのです(笑)。

先に購入してしまったバッテリーは、別に栞御前が使用すればいいこと。

実は液晶保護シートとかも買ってしまったけど、これもあげちゃえ(笑)。

 

 

ところで、本題。

ご存じの方も多いかもしれませんが、うちには大量の漫画本が在庫されています。

その蔵書数は、減らしているのですが、増える量の方がどうしても多い。

それでも最近は減ってきたのですが、すでに管理しきれないほどの冊数があり、自分たちでも「この本を買った?」と悩んでしまうような状態です。

そこで、やはりきちんと管理しようと……もう何年も前から言っていました。

実は来年の夏には、今の住まいを引っ越さなければなりません。

前の引っ越しの時に、本が大量に紛失したこともあり引っ越し前にきちんと管理するべきだと思っていたのです。

 

その際、あると便利だなと思っていたのが、バーコードリーダーでした。

これでISBN(JAN)とかを読んでいき、データベースに入れていけば便利だなと思っていたのです。

しかし、本来は業務用だったバーコードリーダーは、ちょっと割高なものがほとんどでした。

有線は安く出回ってはいたのですが、無線タイプのものなどは高くて手が出ませんでした。

最近のケータイやWM端末には、バーコードリーダー機能がついているものもありますが、専用機に比べて読み込みの手間がかかりすぎます。

ピント合わせ→読み込み→保存というステップがなんとも嫌になりそうです。

しかも、カメラを使い続けると電池の消耗も激しいでしょう。

 

ところが。最近になって、ちょっと調べてみたら、もうかなり価格が落ちていました。

5~6万円したものが、安く7000円台で手に入ります。

しかも、Bluetooth対応の機器で、これならいざとなればWILLCOM 03と組み合わせて使用することもできます。

さらに内蔵メモリーももっているので、単体での保存も可能です。

これでデータを取り、きちんとデータベース化して外からでも調べられるようにしておけば、ダブって買ってしまうことも少なくなるでしょう。

また、ISBNコードからAmazonリンクをたどれるようにしておけば、それはそれで便利かもしれません。

もしくは、Web Serviceを使ってAmazonから書籍名等のデータを引っぱってくるとかですね。

まあ、そんなものを作っている暇があるのかどうか、それに私に作れるのかどうかが不明ですが……。

 

とにかく1台、上の写真のバーコードリーダーを購入してみました。

また実際に試してみたらレポートしたいと思います。


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