2009年10月21日水曜日

新築ゲット!……また問題発覚!?

引越も近いというのに、先週は風邪で2日しか仕事に行っていない概夢です。

さて、先週末に無事に引き受け処理も終わって、新築一軒家はうちのものになりました。

そこで毎日通って、カーテンレールや照明をつけたりしているのですが、これがなかなか大変。

その話は別の記事で書きますが、そんな作業をしていた中でいくつかの重大な問題が発覚してしまったのです。



 

●IHコンロと換気扇の種類が違った!

実際、私はこの部分の話に余り加わっておらず、栞御前が進めていたのでどうしてこうなったのかよくわかりません。

 

新居に必要なものは - 日々の栞

 

こちらで依頼した物は、コンロと換気扇が連動するリモコン機能付きのものでした。

御前はパンフレットに印をつけて渡したらしいのですが、それを受け取った不動産屋か、さらにそこからファックスを受け取った建築会社(もしくは御前の可能性もあるが)のどこかでリモコンなしモデルになっていたのです。

今、どうするのか検討中ですが、見積もり自体は「リモコンなしモデル」のようです。

きちんと確認しなかった御前も悪いのですが、建築会社(引き受けも終わったので書きますが、「一建設」です)に一番問題があるように思えます。

例えば、IHコンロの型番ですが、こちらが欲しかったのは下2文字が「DR」というものでした。

それが見間違えなのか(なんとなく途中のファックスが怪しいのですが)、契約書には「D8」と書いてあったのです。

しかし、「D8」なんていう商品は存在しません。

普通は存在しないことがわかった時点で、一建設が問い合わせてくるべきだと思うのですが、それをなぜか「D」(リモコンなしモデル)として勝手に処理してしまったのです(そもそも最初から見積もりを「D」で出していたので、そう思いこんでしまっていたのでしょう)。

こちらとしては、ずっと「連動型が欲しい」という意志は伝えていたのですけどね。

 

今、これをどうするかを検討中です。

もし、本来のほしい物にちゃんとする場合は、その差額は払わないといけないでしょう。

しかし、工事費を誰が負担するのか、レンジフード交換というかなり大がかりな工事をいつやるのか(2日ぐらいかかる)という問題もあります。

たかが連動機能ですから交換しなくても実質大した問題ではないのですが、気持ちの問題で残念であり、気持ちよくはありませんね……。

この問題は、御前に任せています。

 

 

●幅木の隠し釘がまったく隠れていなかった!

壁の一番下、壁紙と床のつなぎ目を隠すように走る見切り材が幅木です。

 

幅木とは ~家造りの知識~

 

この問題は、フロアコーティングも終わり(この結果については「日々の栞」で書かれるでしょう)、栞御前が子供と床で転がって遊んでいるときに発見されました。

通常、この幅木はフィニッシャーという道具で、頭のない隠し釘を打って止められています。

ただ、隠し釘といっても穴は空きますから、それが目立たないように幅木にある溝(上のリンクの写真を見ると溝があるのがわかると思います)の中に打ち込みます。

 

しかし、うちを担当した大工は、常識を打ち破ってきました!

 

というより、もしかしたらド素人だったんじゃないかと思いますwww

 

いや。素人だって、「これはまずいだろう」と気づくはずです!!

 

091020_2122~01

 

これがうちの幅木です。

そう。

 

隠し釘が隠れていません!

 

溝に打っていないから丸見えです。

しかも、通常溝に1カ所でいいのに、2カ所にご丁寧に打ってあるから目立つこと目立つこと。

さらに言えば、かなり乱暴に打ち込んだのでしょうか。後処理もしていないから、打ち込み口がささくれ立ってしまって、触ると痛いのです。

 

どう見ても、この大工は幅木の止め方を知らなかったとしか思えません!

 

でも、例え知らなかったとしても、こんな目立ったら普通はおかしいと思うはずですし、いくつも家を建てていたならこんなみっともない幅木なんて見たことないはずです。

口が悪い言い方になりますが、バカじゃないんですかね、この大工……。

もちろん、すべての部屋がこんな状態……ひどいものです。

もしかしてと確認してみましたが、天井と壁の間の回り縁にも溝があるのにわざわざ溝以外のところに打っていました。

まあ、回り縁は天井の方なのでほとんど下から見ても気がつきません。ここは百歩譲ってよしとしましょう。

しかし、幅木はありえません。

中には隠し釘の頭が出ていて、子供が触ったら怪我をしちゃうようなところもあります。

 

だいたいにして、建築中の釘の打ち方や材木の切り方から、「仕事が雑だな」とは感じていました。

それで調査会社にも頼んだりしたのですが、設計上は問題なし。丁寧かどうかは別問題ですからね。

若い大工だったのですが、今時は職人気質の人は少ないのでしょうか。

ちなみに、同じ区画の建売(隣)の家は別の大工さんが担当していたのですが、そちらはきれいに溝に打ち込まれて目立たないようになっていました。

要するに、はずれを引いてしまったということなのでしょうね……。

 

一建設の担当者を呼んでみてもらうと、さすがに担当者も「これはない」とおかしいことを認めました。

最初はクレヨンで隠していこうという話だったのですが、どうにもこうにも気持ちが悪い。

御前とも話し、一建設とも相談した結果、幅木を全て剥がして交換することになりました。

しかし、引越は今週末であと2日しか猶予がありません。

さらに、床には大枚をはたいたコーティングが終わっています。幅木を剥がすときに傷つけてしまうことがあるかもしれないのです。

それでも、こんなみっともない状態は放置できませんからね……。

 

なんかこうなると、まだ気がつかない問題がいろいろとありそうな気がして不安ですよ……。

新築を手に入れた悦びなんてほとんどありません。

それどころか、いろいろな問題が重なり、ちょっと頭がはげそうな気分です……とほほ。


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