ケースカバーが届いたので、速攻レビューしたいと思います。
外見は悪くありません。革の質こんなものでしょう。厚みもしっかりあって、それなりの保護力はあると思います。
固定方法は、封筒式です。底部(カバーの折り目側)に蓋のような物があり、そこから入れて蓋を本体の背面側に押し込みます。ちなみに本体にジェルカバーなどをつけていると、入れることはできますが形が合いませんのでやめた方がいいでしょう。
蓋は、向かって左上に磁石受けがありそれで固定されますが、右側にはないので蓋を下に向けると右側だけパカッと空いてしまい斜めになります。右にも入れるべきだと思うのですが……。
さらに実際に入れてみると、気になることがけっこうあります。
まず、画面の周りを囲む枠が少し浮いてしまいます。一件、問題なさそうですが、浮いて斜めになりインカメラ等に重なりそうになります。これは革なのでしばらく押しつぶして型をつけないといけないかもしれません。
開いて横に持ってみると、折れ曲がりの厚みが底部に来てしまい持ちにくくなります。逆さまにもつと少しましになります。
縦に持った時も持ちやすいとは言えません。やはりこのタイプは持ちやすさが落ちてしまいます。
また、アウトカメラで写真を撮るのも大変になります。蓋を下にぶらんとさせながら構えなくてはいけなくなります。これが思ったよりもかなりやりにくい。失敗したなという気になります。
そしてトドメはスタンド状にした時です。
まず、底部が少し浮きます。前述したとおり底部は蓋状になっています。その蓋にXOOMの重量がすべてかかってしまう形になります。結果、少し本体が下に落ちてしまい、上に空間が空きます。インカメラにケースの枠が重りやすくなります。
スタンドにした時の安定性も問題があります。角度がかなり直角に近く立つので、手前に倒れてきそうです。もちろん、その角度なのでテーブルにおいて見た時でも見やすくありません。
もう少し倒れた角度になってくれれば、安定度も見やすさも増したのですが、少し考えが足らないようです。
それから蓋を受ける背面のクリップ状のパーツですが、(予想していたとおり)使っていると外に広がってくるので鞄などに入れた時に引っかかりやすくなります。やはり蓋が背面の半分から折れ曲がり、手前方向に蓋の選択が来るように三角を作るスタンドタイプの方がすぐれていますね。
現状で立てかけることを考えるなら、もしかしたら純正カバーが一番すぐれているのかもしれません。
この手のカバーは実際に使って失敗してみないとわからない物ですが、ちょっと後悔しています。
パッド型の端末にはジェルカバー等をつけて袋状のケースに入れるのが一番いいような気がしますね。
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