ある暑い日。
家に帰ると、シーカスのNAS「N4100+」さんが、ピーピーと鳴いていらっしゃいました。
見ると、ハードディスクエラーではなく、システムエラー。
たぶん、熱でやられたのだろうと思い、とりあえずシャットダウン。
少し冷ましてから動かしてやったら、普通に動いてデータも無事でした。
この中に入っているのは、プライベートの動画や写真、ソフトウェア、ISOデータ、それに各種データのバックアップ、業務データなどでした。
その後、しばらく経ってから、バックアップを開始。
すると……
ピーピーピー!!
バックアップの途中でシステムエラー。
またか……と思ってまた電源OFF。
しばらく経ってから中身を見ると……
中身がなくなっていました!!www
正確には、RAID構成情報の消失です。
RAID5ですから、HDDが1つ逝ったならまだしも、これはもう無理みたいな壊れ方。
現在、我が家では録画サーバーと、動画用ファイルサーバーと、NASが動いていました。
本来は、各サーバーの内容もバックアップを取らないといけないわけですが、さすがにもうバックアップサーバーとか立てたくない。
それにそこまでしなくてもいいかなと思っていました。
しかし、消えてみると意外と痛い!!
まあ、幸いにしてほとんどのデータはバックアップしてあったので、ダメージは最小限に済みました。
一番痛かったのは、帳簿データでしょうか。バックアップを取り忘れて前回の決算前のデータしかなく……これは辛い。
子供の動画なども消えてしまったかと心配したのですが、これも別のHDDから発掘できました。
消えたデータも結構あったのですが、ぎりぎりセーフと言うところでしょう。
さて、今後をどうするかというところが悩みどころです。
とりあえず、もうN4100+の信頼度はかなり低くなっていますので、リビルドして完全にバックアップ用途として使用しようかと思います。
そもそもこいつは、100BASE&低スペックCPUでアクセスも遅いですし、小型筐体が災いして熱にも弱い。バックアップ専用にして、普段は電源OFFがベストでしょう。
しかし、そうするには、NASに収まっていたデータを入れる場所が必要になります。
考えているのは、動画用ファイルサーバーをすべてのファイルサーバーにしてしまうこと。
それには、現在、2TB×3のRAID5で動いているこいつを2TB×4にしてRAID5(RAID0+1のがいいのかな?)に変更した方が良さそうです。
しかし、RAID構成をし直すには、どこかにデータを移動しておかなければなりません。
現在、2.7TBぐらいあるデータをどう処理したらいいものか、ちょっと悩みどころです。
私のデスクトップが500GB×2のRAID0で動いているので700GBぐらいの余裕があります。
また、録画サーバーの方も同じ構成なので少し余裕があるはずです。
ただ、それでも退避場所としては足らないし、RAID0にバックアップというのも意外に不安ですね……。
N4100+が500GB×4のRAID5なので、これも使えば足りそうなのですが、こいつはあまり信用できませんし……。
DVD-Rに焼きまくるとかもちょっと大変すぎて考えにくい。
うーん、悩むよりハードディスクを買ってきてしまった方がもしかして早いかもしれないなぁ(笑)。
0 件のコメント :
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。