思えば、日本語を本格的にPCで打ち始めたのは、FM-77AV40EXでした。
その後、FM-TOWNSに移るわけですが、その頃にはすっかり富士通配置になれていました。
特にスペースキーの下に変換と無変換キーがある配置が、マイスタンダード。
その後、書き物環境は、PC-9801系のVzに移動。しかし、どうしても98のキーボードになじめず、伝説の名作キーボードである「アスキーボード」に走りました。
これがまた高いキーボードでしたが、使い勝手はすばらしい。
シフターではありませんでしたが、かな入力派にとってもアスキーボードは名機でした。
たぶん、このぐらいから、私のキーボードへのこだわりが始まったと言えるでしょう。
というわけで、富士通のキーボード、アスキーボードときて、MSのナチュラルキーボード、その他のキーボードもいろいろと使ってきましたが、途中からWirelessに走ります。
Wirelessもオリジナル規格のものから、Bluetoothのものなどいろいろ買いました。
割合長く使ったのは、EEEでしょうか。キーの配置もよく、キータッチも悪くはなく、パームレストも使いやすく、機能も豊富でバランスのいいキーボードでした。
同じぐらいこだわるマウスも、セットの物が非常に使いやすく愛用していました。
その後、FELICOの黒軸に出逢って気に入り、ついでに茶軸も買って会社と自宅でFELICOを使っていました。
ただ、FELICOのキーボードにも、どうしても気に入らないところがありました。
まず、変換と無変換キーの位置。スペースが長すぎて、変換キーと無変換キーの位置が親指のホームポジションから遠いのです。
また、無変換キーが小さい。
一般の方、特にローマ字入力の方は、変換と無変換キーをあまり使わない方が多いようですが、富士通のOASYS系キーボードから入った私は、両方のキーを頻繁に使用します。スペースキーと変換キーの動作も完全に分けています。
その為、この使い勝手が今ひとつなのです。
それから、バックスペースキーとInsertやDeleteキーの間が狭いことも気になります。
たまに、バックスペースキーやエンターキーを押したときに、InsertやDeleteキーに当たってしまうのです。
省スペースキーボードとして考えるとよいのですが、どうしても気になりました。
今回、執筆活動環境を再整備するにあたり、ついでなのでキーボードも変更することにしました。
今まで手を出さなかった、高級キーボードの代表格であるRealForceです。
RealForceに手を出さなかったのは、いろいろと理由があります。
一番の理由は、欲しかった時に購入条件として「Wireless」というのがあったためでした。
RealForceにはWirelessモデルがないんですよね......。
今でも本当はWirelessの方がスッキリしてよいのですが、今回はその条件を無視してRealForceにしてみました。
改めて見ると、RealForceシリーズってけっこう種類が出ていますね。
好みとしては、テンキー付きがよかったのですが、いろいろ悩んだあげく91UBKシリーズというのにすることにしました。
理由は、キー入れ替えの特殊機能がついているためです。
テンキーは別売で買っても良いわけですしね。
ところで。
その91UBKシリーズって実は一番種類があるモデルです。
東プレが作っているのですが、3つの販売店でそれぞれ仕様違いのモデルが存在するのです。
●RTCKB91UBK(DHARMA TACTICAL KEYBOARD 【DRTCKB91UBK】 | DHARMA POINT)
サンワサプライの販売モデル。見た目だと、キー刻印がブラウン(オレンジ?)っぽいのが特徴。
完全にゲームを意識したモデルで、キータッチが30g均一と軽い設定。
CTRL/CapsLockとESC/半角全角キーの入れ替えがディップスイッチで可能。
物理的なWINキーのロック部品が付属。
●Realforce91UDK-G(ダイヤテック・製品情報)
ダイヤテックの販売モデル。見た目だと、キー刻印が黒になっているため、ぼんやりとしか見えない。シリーズ中、もっとも渋い。
ゲームを意識していてW/A/S/Dのキーを青いキーに入れ替えることができる。メーカーサイトで購入すると、限定で赤いESCキーがもらえるサービスもある(もうほぼ終わっています)。同じデザインのテンキーも売っていて、こちらも限定で赤いESCキーがもらえる。
重さはRealForceとしてては平均的な45gを採用。
CTRL/CapsLockとESC/半角全角キーの入れ替えがディップスイッチで可能。さらに、WINキーとアプリケーションキーもディップスイッチで無効にできる。
キーがすべて黄色の派手なモデルも存在する。
●Realforce91U ATOK(Just MyShop - ジャストシステム直営ECサイト -)
ジャストシステムの販売モデル。見た目だと、ESCキーとPrintScreen等の3つのキーが赤い。また、赤い「JUST System」の文字も目立つ。刻印は、サンワモデルと一緒。
他のモデルと違ってゲームではなく、ATOKに特化した特殊機能がある。PrintScreen/ScrollLock/Pouseキーが、単語登録/お気に入り文書/ATOKメニューに割り当てできる。
また、CTRL/CapsLockのみ入れ替えがディップスイッチで可能。
重さはRealForceとしてては平均的な45gを採用。
黒ボディだけではなく、白ボディも存在する。
私の希望としては、45gか50gだったので、選択肢としてサンワはなくなります。
ATOKを使っているのですが、ぶっちゃけ単語登録/お気に入り文書/ATOKメニューのキーができても、それほど頻繁に使うとは思えません。
それよりは、昔のようにESC/半角全角キーの入れ替えがあった方が有効かもしれません。
ということで、私はダイヤテックモデルを購入することにしました。
キーの配置は、なかなかよい感じです。
スペースキーが小さく、変換と無変換キーが押しやすくなっています。
ちょっと私にはキーが少し軽すぎるかもしれません。
一応、店頭でいろいろ打ち比べてみたのですが、55gのモデルを買っても良かったかも。
そのせいかキータッチは、重い黒軸のが好きです。
しかし、しばらく打ってみた感じだと、確かにこちらの方が疲れないかもしれません。
キーの入れ替えを行い、これで昔の感覚で打てる!......と思ったのですが、すでに新しい感覚が身についていて、逆に入れ替えたキーが打ちにくいハメに(笑)。
でも、入れ替えた方が効率が良いんですよね......。
でも、入れ替えると汎用性がなくなって会社で困るんですよね......。
でもでも......まあ、しばらく悩むことにしてみます。
どちらにしても、しばらくはこのキーボードが私の相棒となりそうです。
さて。テンキーはどうしたものかなぁ......。
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