購入戦記:引越代金その弐~サカイ引越センター - Almost in Dreamlike
最初に結果だけ書いておきます。
質問1)「サカイをおすすめできますか?」
回答1)「微妙にすすめてもいいかもしれない……」
質問2)「サカイの見積もりの4tトラック×2台は必要だったのか?」
回答2)「微妙……に正解?」
え? 回答が微妙すぎ?(;^ω^)
まあ、それでは時間軸を追いながら説明を。
引越の数日前。
サカイからもらった引越マニュアルを読んでいると、廃品回収してもらいたい物には「営業担当がお渡しする廃品シールを必ず貼ってください」というようなことが書いてあります。
しかし、そんな物はもらっていません。
そこで、サカイに電話してみると、なにかとんちんかんなことを言ってきます。
営業「廃品にはですね。100円ショップとかで売っているようなシールをお客様の方で買ってきていただいて、適当に貼っておいてもらうことになっています」
概夢「え? 廃品シールというのをくれるんですよね?」
営業「いえいえ。そんなシールは特に用意していません。わかるように何か貼っておいていただければ……」
概夢「でも、あなたがくれたマニュアルには、営業担当からもらう廃品シールを必ず貼れと書いてありますよ」
営業「え? そんなシールなんて見たこともないのですが……。私がお渡しした資料に書いてありますか?」
概夢「はい。そりゃもう、ばっちりと……」
ってか、客に「読んでおいてください」と渡す本を自分たちは読んだこともないのか。
電話を一度切ってから調べて電話をかけ直してくると、「確かにありましたが、今はシールの在庫がない」との返事。
本当か?www
2年間働いていて「一度も見たことがない」と言っていたよなwww
2年間在庫切れだったんですか?www
まあ、どうでもいいんだけどね、シールぐらいは。
ただ、ちょっといい加減さをかいま見た気がしました。
それから、引越前日。
私のところにサカイから電話がありました。
電話「明日、16時ぐらいにお伺いして作業をいたします」
概夢「え? 朝の9時からと聞いていたけど?」
営業から聞いていた時間と違うので、あわてて営業に電話して確認すると……
営業「すいません。確認したら、16時に行くのは4tトラックで作業員は9時からお伺いいたします」
概夢(さっきの電話では「作業をするのが16時」と言っていたんだけど……)
概夢「大丈夫ですよね?」
営業「大丈夫です」
概夢(でも、トラックの運転手さんも作業に加わって作業員5人のはずだから、朝から来ないとおかしいんじゃないか……)
と思っていましたが、当日になって朝から来たのは果たして4tトラック1台に2~3人だけ。
「5人じゃないのか?」と聞いたら、「あとからどんどん増えますから」という返事。
ふと思い出すのは、見積もりの時の話。
・アリさんの見積書は手書きであるが、サカイはモバイルPCでプリントアウトしたきちんとした物である。
......などなど。
最後のなんてどうでもいいような気がしますが、ポイントか手書きかどうかではなく、その内容部分にあると言います。
要するに、アリさんの見積書には詳細情報が書かれていないというのです。
確かにアリさんの見積書には、トラックのサイズや数、そして作業員の人数が明記されていません。
営業:「人数が書いていないということは2人でも3人でもいいということなんですよ。そんなの見積書じゃありません!」
人数が明記されていても、その通りに来ないなら意味がないんじゃないか?
確かに「ずっと5人で作業する」とは見積書に書いていなかったな。
半日でも5人の作業員がいれば、それは嘘じゃないのか……。
でも、それはきちんと説明すべき事項じゃないのか?
などと思ったのですが、「まあ、作業が終わればいいか」と思い作業開始。
ところが、やはり2~3人だと思ったほど作業は進みません。
昼ぐらいになると、言っていたとおりに2名ほど加わって人数が増えます。
しかし、作業をしていて終わらないと思ったのか、はたまた最初からそういう予定だったのか、気がつくとヘルプが増えていて7~8人が作業をしていました。
そこから人海戦術でペースが上がり、その日のうちに荷物の80%ほどは積み終わりました。
ただ、この人海戦術が少々、あとあと仇になったところもありました。
1日目がそうして終わり、我々はベッドだけ残した元の家に寝泊まりする予定でした。
しかし、あまりのほこりと汚さに、とても寝られる気分になりません。
なんか寝具を置いてきた意味がありませんが、結局新しい家の床にマットを引いて寝ることになりました。
そして2日目。
この日の作業員は5名ほど。
朝から残りの荷物を積んで、4tトラック2台はほぼ満タンになりました。
アホみたいな量ですね……。
さらにそれを新築の家へ積み込み開始。
広々とした4LDKの部屋のうち、寝室を除いた部屋がほぼ段ボールで埋まっていきました。
終わったのは、夜19時ぐらい。
ほぼ予定通りと言えるかもしれません。
さてさて。
総評ですが、昔に利用したときに比べて、格段に良くなっていました。
礼儀作法もよく、きびきびと手際よく動いて、楽しい雰囲気で引越が進みました。
確かに前の時に比べて格段に良くなっています。
これなら人にもすすめられる……と言いたいところですが、ちょっと気になることがありました。
ポイントを一言で言うと、「汚れに対する意識の弱さ」です。
営業さんが、「古い家ではいていた靴下は、新しい家では履き替えます。古い家のほこりを新しい家に持っていきません!」といっていました。
それはすばらしいことなのですが、敷いていた養生のクッションマット等の汚れのことは忘れているような気がします。
養生マットをとったあとには、たくさんのほこりやゴミなどが落ちていました。
これでは靴下を履き替えても台無しです。
さらに、物干し竿の中に入り込んでいたサビた水を抜かないでトラックに積めたせいで、子供用の椅子とマットレスカバーが汚れてしまいました。
まあ、水が出てしまったこと自体は事故みたいな物なので仕方ないと思います。
買ってからまだあまり使っていない子供用の椅子の汚れは、引っ越してからしばらくあとで気がついたので、布に汚れがしみこんでしまい廃棄。でも、それはいいとしましょう。
しかし、マットレスはやばいです。
偶然にもつけていたカバーだけで汚れは済んでいたみたい(もしくは汚れがわからない程度)でしたが、これをダメにしたら引っ越し代に匹敵しそうな金額になってしまいます。
保険に入っているとはいえ、それは痛手でしょう。
マットレスを運ぶときにも布団袋のようなものに入れるべきだと思うのですよ。
高かろうと安かろうと、マットレスを汚したりするとその日、寝るのに困ることもありますしね。
ただ、それさえもシーツだけで済んだのでそれほど気にしなかったのです。
しかし、明らかにサカイの行動としてまずかったのは、汚いほこりがついた荷物入り段ボール箱をベッド(マットレス)の上にいくつか置いたことでしょう。
これはさすがに非常識です。
もう少し、汚れという物を意識して欲しいですね。
それから、4tトラック2台は正解かという話ですが、確かに満タンになったのですが、それには不要な物、無駄な積み込みがあったのです。
捨てるつもりで「いらない」と言っておいた品物が、人海戦術の弊害かうまく伝わらずに、かなりの数が積み込まれていました。
おかげで、開梱してはゴミとして捨てるという作業が多々出てきました。
さらに、段ボールにスカスカにカーテンが1枚入っているだけ等の無駄な箱が多々見受けられました。
梱包作業の最後の方など、時間がなかったせいか関連性がなく積み込まれている物とかありました。
結果的に、本当に4tが2台必要だったのかどうかは怪しいところです……が、ある意味で正解だと言えるのかもしれません。
というわけで、いろいろと気になることがあったので、手放しで「すばらしい! おすすめ!」とは言い切れません。
ただ、逆に言うと悪かったのはそのぐらいで、その他の手際や技術、態度に関しては合格点と言えるのではないでしょうか。
私が上記で気にしていることは、他の引越社でも有ることかもしれません。
価格と相談しながら、サカイも選択肢に入れても良いのかもしれません。
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